経絡を使ってタイプ別の腰痛にも対処できる!経絡操縦法 | 整体の奥義を体系的に学べる学校ブログ!! 身体均整法学園。

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身体均整師ではない施術家の皆さまにも参考にしていただけるような記事を更新してまいります!

30Aクラス1月27日の講義は、引き続き経絡操縦法②です。

頭と胃
ここでは心包経を頭とみて、心包経の募穴である膻中(だんちゅう)と、胃経の募穴である中脘(ちゅうかん)を組み合わせて使います。
頭痛や胃の痛みであれば想像しやすいのではないでしょうかニコニコ
胃下垂なんかにも効果があるみたいで、テキストでは胃が上がってくるとありますキョロキョロ

膻中は上下に皮膚の動きやすい方があれば少しそちらにあそびを取った状態でしばらく軽く圧します。
上方に優しくさすってあげても良いですねニヤリ

中脘は指を揃えて圧定して、緩んでくるにつれて少しづつ沈めていきます。
位置はみぞおちとおへその中間(中脘)と覚えると忘れないですよ笑い泣き

ちなみに、
中脘は背骨全体
脘は腕や上部胸椎
は腰椎や仙骨
を緩めるのに使えるそうですよキョロキョロ

腎臓と大腸
腎経の募穴である京門と、大腸経の募穴である天枢を使います。

天枢はおへその脇2寸のところですねニコニコ
押さえて受者がキツイようなら、下肢を外に開いていくと楽になる角度があったりします。
天枢に限らずお腹を押す調整全般で使えますニヤリ



京門は第12肋骨の先端の少し下に反応がありますので、それを少し上げるようにしますニコニコ


手が届けば仰臥位でも良いですが、背中に近いところにあるため伏臥位だと楽にできますニコニコ
脇腹が緩むと胸郭の可動性もあがるので、呼吸が楽になったりもしますよ!

脾臓と生殖器
ここでは三焦経を生殖器とみています。
石門と章門の組み合わせですねキョロキョロ
婦人科系や、子宮後屈なんかにも良いよいです。
脾虚になるとくすぐったがりになるため、施術中やたらくすぐったがる人にやってみると効果があるかもしれませんねニコニコ

募穴応用は以上です。
操作としては単純ですねニコニコ
ただ、◯◯の痛みといってもよくわからないかも知れませんが、こんな症状にはこれ!というより、これ使えるんじゃないかなと当てはめてやってみたら効果があった、ということがあるので、自分に不調がある時にセルフケアとして色々試してみると良いんじゃないでしょうかニコニコ

続いて絡穴応用に入ります。

まずは椎骨の固着を取る方法で、任脈と督脈の組み合わせです。
鳩尾(剣状突起の先端)と、長強(尾骨の先端)を優しく擦過します。
デリケートな部位なので、気をつけて行いましょうおねがい


それぞれ、中心から少し左右にずれた部位に反応が出ている場合がありますが、その場合はそこを擦過します。

体の前後のバランスによく効きます。


前屈動作がかなり改善しましたニコニコ
腰を屈めると痛い、反らすと痛いといった腰痛にも効果があるそうですよ!

同じ椎骨の固着でも、横突起の固着に効くのが列欠と飛陽の組み合わせです。
正中線にある督脈と少し脇の膀胱経のラインの違いでイメージすると良いかもしれません。

ここで経絡の鼓舞/抑制の話が出てきました。
経絡に対して虚していれば鼓舞、実していれば抑制をします。


これも飛揚に当てている手を突きこんでいると抑制、引いていれば鼓舞です。
初めは混乱するかもしれませんね…。


別のやり方としては、伏臥位でそのまま圧したり、引いてきても良いですニコニコ
これは操作したのと反対側が緩みます。
左右に倒したり、ねじったりした時の腰痛に効くようですねキョロキョロ

今回紹介したのはとてもソフトな刺激の調整法ばかりですが、時に驚くくらいの変化が出たりします。
ぜひ試してみましょう!


30Aクラス助講師 稗島昇平
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