講師は松岡博子先生。
約2年間の学園のカリキュラムも大詰めとなり、今までいろんな均整法の操法を学んできました
しかし、それを業として行うにあたって学んでおくべきことが多々あります。
今回の臨床応用安全対策では、医業類似行為を営むにあたっての関連法規や、実際に臨床での注意すべき点、覚えておくと役立つであろうことを学んでいきます
さて、均整法の社会的立ち位置としては、国家資格として定められたあんまマッサージ指圧、鍼灸、柔道整復などとは違い、法に基づかない医業類似行為となります。
開業にあたってのハードルや自由度は高いのですが、その分質の低い同業者も多く、監視の目は年々厳しくなってきています
広告上の表現や言葉遣いには、医療行為であると誤認させるようなものを使わないように気をつけなければいけません
特に治療、患者、診察などと言った言葉は他の言葉に言い換えるなどして使わないように気をつけましょう
そのほかクレームの処理なども簡単にですが学びました
そして業として長く続けていくためには、自身の体の使い方も大切です
その後は実際のお客さんを相手にすることを想定して、来店前の予約電話での体の状態や要望を聞く練習をしたり、施術の流れや次回来店を促すためのクロージングなどを学びました。
施術も大事ですが、こういったことがちゃんとできているかで安定した営業ができるかどうかが決まります
今まで接客業を経験していなければ苦手な人も多い部分かもしれませんが、基本的には自信を持った態度で誠実な対応を心がけていればお客さんが不安に思うことはないはずです
今まで接客業を経験していなければ苦手な人も多い部分かもしれませんが、基本的には自信を持った態度で誠実な対応を心がけていればお客さんが不安に思うことはないはずです
その後はちょうどギックリ腰に近いような腰痛の出ていた受講生がいたため、モデルとして実際の施術の流れを見せてもらいながら細かいコツなどを学びました。
この受講生、普段は肩が左下がりのF3傾向の体なのですが、この日は右下がりのF4になっていました。
リピーターであれば、こういったことも設計の指標になりますね
形が変われば機能も変わるというのが原則です。
調整後にまだこうすると痛い、など痛みを探すお客さんもいます。が、均整法の三原則、平衡、可動、強弱が整っていれば、自信を持って施術は上手くいったと伝えましょう
負荷をかけていた歪みが取り除かれて、翌日さらに良くなっているということも多々あります。
取り切ろうとさらに痛みなどを追ってしまうと大抵良くない結果を生みます。
この辺は経験を積むことで良い塩梅というのがわかってくると思いますが、無理をしない、負担をかけないということを意識していきましょう
30Aクラス助講師 稗島昇平
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