2019-Aの今日の講義は『姿形操縦法(3)』です。
講師は三浦宏明先生です!まずは、座学から。
『おじぎのバイオメカニクス』として、立位から上半身を屈曲させるいわゆるお辞儀の姿勢は、上半身を傾斜した際に胴体の中心から20Kgかかったとすると、腰椎の後方には200kgに近い力がかかるそうです。
なので、関節の故障によるわずかな荷重のバランスの乱れが激しい痛みを引き起こしたりするそうです。
歩行周期には、立脚期と遊脚期があって、立脚期には大転子と腸骨陵の間の筋肉が収縮するのを確認しましたね。
ここの筋肉が弱くなると、骨盤を水平に維持できなくなって、トレンデレンブルグ徴候という骨盤が傾斜した現象が見られるということでした。
では本日の実技の下肢の姿形調整法のポイントとして、距骨と踵骨がでてきましたね。
距骨は脛骨と腓骨で距腿関節をつくり、足首の背屈と底屈・距骨と踵骨は距骨下関節(螺旋関節)をつくり回内・回外に関与します。
下腿を内旋させると、内転+底屈+回内、下腿を外旋させると外転+背屈+回外の運動連鎖が生じます。
こうした運動連鎖がうまくいかないと、痛みなどが生じるということでした
実際の操法を練習です!この操法は捻挫の操法になります。
明日に続く。
2019-A助講師 光田
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