ひょっとこ君のお囃子日記-昭和40年代


昭和40年代の前半の写真です。夏祭りの日に山車の前でお神輿を担いで記念撮影です。当時の錦東会はやし連のメンバーが写っています。このころ囃子連の着ているものは、お腹には晒しを巻いて半股引をはき、丈の短い半纏を着て帯をしめる。足元は5枚コハゼの白足袋に雪駄、鉢巻の柄は豆絞りでした。当時は冷房などありませんから、このような軽装が当然でした。とにかく暑い暑い夏祭りでした。特に笛の人は鉢巻をしていないと汗が目に入ってしまうので必ず鉢巻をしていました。笛の音を止めて汗を拭くなどもっての他と教わっていました。一人だけ白足袋を履かない人は獅子を専門で踊っていたモリサワさんで黒足袋を履いていました。