あの子を亡くす前の自分に戻ることはできない? | 生きづらさから生きる喜びへ~セラピールームきらり~

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胎話士・臨床心理士であるゆみこが自分の経験を元に、「生きづらさ」から「生きる喜び」へと導くヒントをお届けします。

こんにちは。ゆみこです。

 

 

大切な大切な赤ちゃんを亡くしたとき、「もう前の自分に戻ることはできないんだ」と悲しくなるママとっても多いと思います。

 

 

 

これから始まる赤ちゃんとの生活にワクワクしながら、ただのんきに誕生を心待ちにしていたあの頃の私。

 

 

赤ちゃんが自分のもとから去ってしまうことなんて、想像さえしなかった・・・。

 

 

でも、今、おなかには赤ちゃんはいない。

 

 

悲しくて、せつなくて、空っぽになった子宮や赤ちゃんを守れなかった自分が憎らしくさえ思えてくるかもしれません。

 

 

私も初めて赤ちゃんを死産で亡くしたとき、自分がまるで「欠陥商品」になったように感じて、死産直後は漠然と「もう前の自分ではないんだ・・・」と喪心していました。

 

 

同じように、奈津希ちゃんのママ も、「もう前の自分に戻ることはできないんだ」と感じていたようですが、奈津希ちゃんからのメッセージを受け取り、感じ方が変わってきたそうです。

 

 

≪菜津希ちゃんのメッセージ≫

 

 

お母さん、今回のことをきっかけに、「過去」のお母さんとは別れを告げる時だよ。
これからは、「今」を生きて。


お母さんがもともと持っているすばらしさを感じて、 それを周りの人と分かち合っていってね。

 

 

それに対する菜津希ちゃんのママのお言葉です。

 

 

 

死産後、入院中から漠然と、「もう前の自分には戻れない」と感じていました。


最初、それはマイナスなイメージで「もう心から笑えない、幸せになれないんだ」と思っていました。

 

でも最近思うのはそういうマイナスなものではなくて、「生まれ変わった」というと大げさかもしれませんが、こんな経験をした私だからこそ出来ることがあるんじゃないか、ということです。


今私は新たな人生のスタートのお手伝いをする「ウェディングプランナー」という仕事をしています。


でも今回のことがあってから、もっと別の形で今回のことを活かして人の役に立つ方法があるんじゃないかって、そればかり考えてました。


だから、菜津希からのメッセージを見てやっぱりそういうことだったのかなって。


まだまだ模索中ですが菜津希が背中を押してくれるなら、そんな私の姿を見て喜んでくれるなら頑張ろうって思います。
 

 

 

 

 

「もう前に戻れない」とマイナスに捉えるのではなく、「生まれ変わった」と捉えなおしてみること。

 

 

流産・死産の悲しみから一歩踏み出すのに、とっても大切な視点だと思います。

 

 

流産・死産の経験がなかったら、今の私はいませんでした。

 

 

我が子たちはいのちをかけて、私が新しく「生まれ変わる」きっかけをプレゼントしてくれたんだと日々、感謝しています。

 

 

赤ちゃんたちからのいのちをかけたプレゼント、あなたも受け取ってみませんか?

 

 

 

今度、12月3日(火)に、深い悲しみを浄化し、新しい自分に生まれ変わりたい天使ママのためのワークショップを企画しています。

 

 

 

お申し込みは、11月3日8時から開始します。

 

 

詳細については、こちらのブログでご案内しますので、もう少しおまちくださいね。