グラミー再び | あかめがねっ夫のゆううつ

グラミー再び

 ゴールデンハニードワーフグラミーの幼魚第一陣をドナドナして三週間経ちますが。


 残ったのもしばらくはブラインを給餌してたんですが、床にびっしりヒドラが生え始めまして。


 まだブラインを給餌しないと生きていけないようなら、これはもういずれにしてもダメだろうと思って人工飼料と、ブラインの卵の殻を薬品で処理したアルテミアという商品名の飼料だけにしたところ、次々と落ちていきまして。


 現状残ったのはこの1匹だけとなりました。

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 こいつはこのまま成長しそうですが、生まれてもう二ヶ月にもなるのに、ヒゲは生えてるものの、まだ体型がらしくならず、なにより何故か妙に白いとか、見るからに発育不全個体です。自然だったら(コールデンハニードワーフグラミーは改良品種なので自然にはいないと思いますが)、絶対に生き残れなかった個体ですね。体長は15ミリほど。


 それとは対照的に、親たちのいる水槽でそのまま生まれちゃって育っていたワイルドなのが、

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ここまで大きくなりました。こいつなら自然でも生き残ったかもしれません。体長は30ミリほど。


 そして実は先週末にまた採卵したのが生まれていたりして。

あかめがねっ夫のゆううつ  20センチ水槽に、エアリフトフィルターのみです。前回も水流を極力殺していましたが、それよりもさらに押さえるようにエアを調整してあります。
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 すでにヨーサックが取れたのが、かなり早い段階から自由遊泳してます。前回はいつになっても泳ぎ出さずに、ずっと床に転がっている個体が多かったので、かなりいい兆しで今度は期待できそうです。水流を抑えたのが良かったのか、あるいは産卵も回数をこなすことで生きのいい稚魚が生まれるようになってきたのか。