ロズウェル | 御舂屋(おつきや)のブログ

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2014年からブログを書いていますが、最近半分以上ブログを消しました。



エリア51というのはどなたでも一度は聞いたことがあるだろう。俺も近年知ったばかりだったのが、一般的に俗耳されている通り、UFO、宇宙人に関する秘密基地というのが印象にあった。
しかし、そこは秘密基地というだけあって内容は機密扱いされていた。その為、俺もそれ以上の関心は示さなかったのだが、ある日、本屋でふとそのての本を手にとってしまった。
分厚いページ数にさすがにあぐねるものの、好奇心と達成感の為に何とか読了したのである。
一般的な常識をお持ちの方々なら、謎が明らかになるうち、これらがこの世界におけるすべての真実の鍵口のように思えることだろう。
だが俺には地球上の歴史、人類史の解明同様にたいした事実ではない。何故なら過去や情報などいくらでも書き換えられるからだ。
そんなつぶさな事柄はどうでもいい。例えばよくあるこのての陰謀論者の話は宇宙人宇宙星団等の相関図が非常に具体的だ。
ようするに重要度が低いほどこまかくなっていくのである。
地球上には多くの人種がいて、様々な生物がいるのだけども、それを全体で見るとただの地球という1つの惑星の活動である。
拡大すれば、それは太陽系であり、銀河であり、銀河団であり、無限遠の宇宙になる。
俺個人の概念もそのようにあなた方の常識、普遍性を包摂しているというのが理由だ。
とは言え、情報の等しさは地球人類の一人として平等で有り得る。
言うならば奴ら(異次元人)はどのような現実をこの世界に作ったのか、その質をよみとっていきたいのである。

どの著者かはあきらかにはしないが、大雑把に要約すると本の構成は大部分が1947年以降のアメリカとソ連の冷戦をテーマに綴られていく話で、
そういった詳細については非常に具体的である。
要するにエリア51では高高度や無人のスパイ航空機を製造していたという話である。
しかし、そんなことは軍事国なら珍しいことではない。当時は勿論、軍事上機密情報ではあるのだが、
世間の関心はそこではない。実際、これは数十年たった現在、機密解除されていた話の一つに過ぎない。
著者の論述では結論から言うと、エリア51内部で何が行われていたかわかっていない。この側は核実験場で有名だ。6億ページに及ぶ機密文書がいまだ世に知らされていないという。
わかっていないのなら何でそんな本を書くんだ、と俺も思ったものだが、面目躍如なる記事の取得は少なからず存在している。
それは1947年、アメリカのニューメキシコ州ロズウェルで円盤らしきものが、墜落したという話だ。
公式上ではこれは気球の墜落ということになっている。それは速やかに空軍基地に回収され、
後にネヴァダ州にあるエリア51に運ばれたとある。

だが、これは直接的な宇宙からの飛来ではなく、ソビエトからの空中静止から前進可能な最新鋭飛行機であったことがわかった。
これが起因となりアメリカは空を制する目的で軍事用航空機の開発に精を出すようになり、
実際、ソビエト上空で航空機を飛ばしスパイ活動するなど米ソ冷戦の実態を物語るようになる。
何においてもソビエトが科学上、軍事上ライバルとしてあったわけだ。
だから人類初の人工衛星スプートニクをソビエトに打ち上げられた時はアメリカはひどく窮したと言う。
これがアメリカのアポロの月面着陸を捏造だと裏付ける説に変わった。
エリア51にはこの月面の巨大なセットがあるというのである。
嫉妬深いアメリカならこのような工作は得意だろうというのは確かに考えられる。
しかし、事実というのは人間にとって超自然的なレベルで書き換えられるものだ。俺はあながち捏造とは思っていない。
しかし、この著者で際立った話と言うと、皆がよく知っている頭の大きい体躯の小さな宇宙人のことだ。
私たちに馴染みの深いあの想像上の宇宙人の姿だが、実はあれは人体実験による産物であると言う。
ロズウェルの宇宙人はこの人間だ。
人間を実験体にしていた男はヒトラーに仕えていたドイツ人医師。
小さいのは子供を被験者にしている為らしい。

空飛ぶ円盤を設計したのもドイツ人。ソビエトのスターリンは戦利品としてこれらの科学者を利用していたというのだ。
当然、アメリカもエリア51にて同様の医学実験を行っていたらしい。
しかもそれは1980年代初めあたりまで、その暗渠たる場所で粛々と続けられていた。
倫理のない、おぞましい内容である。彼れらは国のためなら、国のために仕方なくと、こぞって言い聞かせる。
しかし、彼ら自身だけが理解し得る愚行の言い訳を普遍的な理解だと庇護するのが、
どれだけ人間的ではないかを露呈するには十二分だったのではないかと思う。
時代が進んだ今現在だが、綺麗事が先進国社会のマナーとして常識化しているように見えるが、
月が朧月夜の時の妖しさのように、本当はこの地球もまた朧にぼんやりと霞んでいるのかも知れない。








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