【ネバダレポートの真意とは?】 | 資産運用はまだするな!お金で失敗しない判断基準の作り方

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まいど、北田です。


今日は、前回に続き「日本が財政破綻した時の再建案」について

【もしザイ(もしも日本の財政が破綻したら)】はこちら


この前書いた通り、万一、日本国債が暴落すると、

事実上破綻して、日本経済は壊滅的な打撃を受ける。



そんな日本の再建を手伝ってくれるのが、

「IMF(国際通貨基金)」ってやつ。



そして、その再建プログラム案を

「ネバダレポート」と言い、

巷では様々な憶測が飛びかっとんねん。




「ネバダレポート」のプログラムは下記の通り。

1. 公務員の総数の30%カット
  及び給料30%のカット、ボーナス全てカット

2. 公務員の退職金は100%カット

3. 年金は一律30%カット

4. 国債の利払いは、5~10年間停止

5. 消費税を20%に引き上げ

6. 所得税の課税最低限を年収100万円まで引き下げ

7. 資産税を導入して不動産には公示価格の5%を課税、
  債権・社債については5~15%の課税、株式は取得金額の1%を 課税

8. 預金は一律ペイオフを実施し、
  第2段階として預金額の30%~40%をカット



こんなんされたら、もうサイアクやろ!?


で、このプログラムの中で、特に問題なのが4と8。



なぜなら、日本の国債の約95%は国内で保有されてて、

その大口は、金融機関。



実際、赤、青、緑とゆ〇ちょを足すと、

約250兆円も国債を買っとるねん。(2011年3月末現在)



もちろん、そのお金は僕らが預金してるお金。



ちなみに、赤い銀行の国債保有残高は44.9兆円やから、

利息1%で毎年4,500億円の配当や。。。チャリン!



今の銀行は、国債の利払いで飯食ってるから、

もしその利払いが停止してもうたら、、、、



そう、真っ先に銀行がデフォルト(倒産)しよんねん。



そうなったら、銀行はお金を一気に出金されんように、

「預金封鎖」するしかないわな。



その後、国は必要資金を国民の預金で賄うために、

「財産税の導入」、つまり財産没収をするハズ。



これ一見、凄いことに思えるけど、

実際に昭和21年に行われてんねんで。

(預金封鎖、新円切替、財産税導入)



この前、当時を知ってる77歳の大先輩が、

「日本の銀行は信用するな!」ってめっちゃ切れてた。

そら、5円以上は手元にある資産も【全額没収】やからな。



仮に日本が、事実上破綻したとしても、

ネバダレポートのような事が行われるかは、正直分からへん。



でも、何らかの理由で日本国債が暴落したら、

国は間違いなく国民の財産を押さえにくる。



だから、その可能性があると思う人は、

今から準備しとった方がええで。



一生で、今が一番若いんやから。


まとめ
「お金は手元になければ、お金ではない。」