まいど、北田です。
前回の
【投資詐欺は○○から来る】はこちら!
今日は、「投資詐欺に共通するポイント」
を考えてみよか。
「リゾートホテルのタイムシェア」って聞いたことあるかな?
数年前に流行ってて、よく相談されたんよ。
そもそも「タイムシェア」とは、
リゾート物件を一週間単位で所有できる権利のこと。
ちなみに、タイムシェアと言えば、ヒルトン・ホテルが有名やわ。
普通、ヒルトンのタイムシェアって、
ハワイのホテル(部屋)を年に1週間所有できる権利を買う。
って感じで、不動産(部屋)のシェアオーナーってことやねん。
でも、このタイムシェアは、ある会社が投資家からお金を集めて、
世界各所のタイムシェア物件をいくつも保有するというもの。
ほんで、その所有した部屋を貸し出し、
そこから上がった収益を投資家に分配することが目的。
要は、不動産の小口投資みたいなもんやな。
で、詳細はというと、
●月3%の配当
●入会金 10万円、管理手数料 3万円/年
●投資単位 10万円/口~
●振込先 窓口となる会社
つまり、最低投資額は入会金10万と10万/口の20万。
但し、解約は3年間できない。
で、相談者は初め、50万円(投資額)を投資。
毎月、元本の3%の1.5万円が振り込まれるのをええことに、
調子に乗って、追加投資をした。
総額200万円まで膨らませたあと、
半年も経たんうちに配当は止まって、
今は、会社と連絡も取れへん・・・・。
実はこの話は、投資詐欺の典型的なケースやねん。
どこが典型的かというと、
「お金を預ける仕組みになってる」ところ。
これが、投資詐欺に100%共通するポイントや。
相手(会社)にお金を預けると言うことは、
「全て相手側に依存して、任せる。」ということ。
つまり、ほんまに事業をやってんのかも、
ほんまに返す気があるのかも、わからへん。
でもそんなん誰も教えてくれへんから、
預ける投資に手を出す人はめっちゃ多い。
もしあなたが、投資詐欺に遭いたくないんやったら、
投資詐欺を見抜けるようになる必要がある。
もしくは、見抜けるアドバイザーを見つける必要がある。
どっちにしても、「預けない」ことが、
投資詐欺に遭わへん方法には変わりないけどな。
詐欺を見抜けるようになりたい人は、
【投資詐欺を見抜く5つのポイント】 をどうぞ
まとめ
「預けなければ、詐欺はできない。」
*注意*
「預けない」=信託保全(分別管理)されているものは除く。