まいど、北田です。
お待たせしました。
5月末のシンガポールツアーについて、
今回から3回に渡って配信します。
5月のツアーでは、
マリーナベイサンズに宿泊、
(地上200mの屋上にプールがある、
資本主義の権化みたいな建物)
シンガポールのメガバンクの口座開設、
スイスで老舗のプライベートバンク視察、
そして、恒例のカジノで豪遊!?etc
と盛り沢山の内容でした。
今回は、
「カジノと日本のギャンブルについて」。
シンガポールのカジノの、
2011年の売り上げは4,500億。
税引き前利益2,300億円。
税収は600億円超で、
めっちゃ儲かってんねん。
やから最近日本でも、
カジノで税収を賄う案が議論されてるやん?
でも、日本では中々話が進んでへん。
なんでやと思う?
それは、カジノができると困る人たちが、
仰山おるからです。
誰が困るかは、
ギャンブルの控除率をみれば推測できる。
「控除率」って言うんは、
「ある賭けに対して、
いくら手数料をとられるかを示す割合のこと」
もし、ある賭けの控除率20%なら、
1,000円賭けても、
リターンの期待値は800円しかない。
やればやるほど、期待値に近づく。
プレイヤーは、控除率が高いほど負けやすく、
控除率低いほど、勝ちやすくなる。
しかし、日本のギャンブルの控除率は高い。
特に宝くじなんて、異常としか言われへん。
【宝くじは愚者の税金である】
比べて、カジノの控除率はめっちゃ低い。
ルーレットやポーカー、バカラでも5%以下。
だから、プレイヤーの期待値で言うと、
お客さんが勝ちやすい。
で、日本でこれを導入されたら、
パ●ンコ業界に絡む既得権益の方々が、
たいへん嫌がる訳ですよ。
まぁ、30兆の巨大産業にメスを入れるんは、
一筋縄ではいかんわな。
こうやって海外の仕組みと比べてみると、
いかに日本がズレてるかが分かるやろ?
これは投資もビジネスでも一緒。
よう出来た仕組みには、
常に見えへん控除が潜んでんねん。
まとめ
「控除率が高ければ勝てるものも勝てない。」
参考サイト「ギャンブルの経済学」