まいど、北田です。
前回に続き、シンガポール話の第二弾。
今回のツアーでは、ラッキーなことに、
本物の「プライベートバンク」の支店を、
視察させて貰えたんよ。
「プライベートバンク(PB)」とは、
プライベートバンカーが経営する銀行のこと。
「プライベートバンカー」とは、
経営に無限責任を負う個人の銀行家のこと。
「無限責任」
銀行側の落ち度で顧客の資産を失った場合、
経営者(一族)が資産を保障する義務を負う。
やからスイスでは、
代々世襲制でPBを経営するのが普通。
ほんで、ほんまのPBってのは、
スイスにある356の銀行のうち、
たった【14行】しかないねん。
ほんまもんかどうかは、
「スイスプライベートバンカーズ協会」
に入ってるかどうかで確認できるわ。
で、今回、視察してきたんは、
167年の歴史を持つ、
「Gonet&Cie」(ゴネ)
ちゅうとこ。
もちろん、協会に登録されてるとこやで。
まぁ、細かい話は勉強会でするとして、
PBとメガバンクの違いだけ言うとくわ。
「PB」 「メガバンク」
融資業務 しない する
自社運用 しない する
統合・合併 しない する
自社商品 なし あり
提供商品 世界中の商品 自社商品及び提携商品
まず、PBはメガバンクみたいに、
融資業務をせんから、不良債権を抱えへん。
つまり、倒産のリスクが、ほぼないねん。
ほんで、自社運用じゃなくて、
世界中の運用商品の中から、
顧客のニーズ(資産保全・運用)に合わせて、
オーダーメイドでアレンジしてくれる。
だいたい年間7~8%ぐらいやったら、
元利確保で回せるって言うてた。
ただ口座開設時に、
1億~3億円ぐらいがいるだけ。
更にPBは、
スイスの銀行法で守秘義務も徹底されてる。
そら、世界の個人資産の【1/3】もが
スイスに集まりよるで。
(そもそも全部でいくらか知らんけど!)
いずれにしても、
一流のものと触れるんはめっちゃ大事やで。
だって最近、名前だけのPBが多過ぎるもん。
参考ページ
「全てが分かるPB完全ガイド」
まとめ
「一流を知れば、
一流じゃないものが分かるようになる。」
<おまけ>
スイスのPBでは、番号口座が発行できる。
番号口座とは、番号だけで名義がない口座。