金融バブルのお手軽レシピ | 資産運用はまだするな!お金で失敗しない判断基準の作り方

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まいど、北田です。

今日は9月の特別セミナーで上映した、
「スライブ」に関連した、「経済の裏側」。

映画を見た方は、復習としてどうぞ。


さて、リーマンショックを代表とする、
金融危機やバブルってなんで起こるんやろか?


2008年のリーマンショックは、
100年に1度の金融危機って言われてた。

70年代の石油ショックも、
80年代のバブル崩壊も、
90年代のアジア通貨危機も、

それぞれ、
何十年に一度の金融危機って言われてた。


そもそも金融危機ってものは、
景気の循環の中で必ず起こることやねん。


仕組みはめっちゃシンプル。



まず第一段階として、
国や政府が、大量の通貨を市場に供給する。

例えば金融機関が金利を下げて、
企業や個人にたくさん貸し付ける。

すると、
取引が活発化し経済活動が盛んになる。

企業が儲かるから、給料を増やし、
人をたくさん雇う。当然、消費も増える。

そして、企業は設備投資にお金を使い、
個人は家をローンで買う。

いわゆる好景気状態やね。


第二段階は、
金利を引き上げて、お金の借り手を減らす。

借り手は上昇した金利分を払わなあかんから、
市場に出回るお金の量が減る。

企業は利益が減るから、雇用を減らす。

すると、倒産する企業や失業者が増えて、
借入れや家のローンが払えなくなる。


というように、
バブルは大抵こんな流れで起こる。

というか、
「バブルは意図的に起こされる。」
という表現の方が正しいやろな。


それはまるで、
釣り糸を垂らして(金利を下げる)、
エサを仕掛け、食いついた頃に、
釣り糸を一気に巻き上げる(金利を上げる)
ように。


企業や個人が破綻すると、
金融機関は貸付の担保である、
不動産・土地・資源等の実質資産が手に入る。


つまり、バブルは、
一部の人たちが実質経済を支配するために、
意図的に引き起こすイベントやねん。



これは、
資本主義に生きる全ての人に関わる話。

結局、金融危機の煽りを受けるのは、
最終的には個人やから。


今、リーマンショックの煽りを受けて、
「シ〇ープ」ような大手企業が、
倒産の危機に瀕してる。


もうあなたの会社も、
いつ倒産してもおかしくない時代。


今のうちに、
会社がいつ倒産しても生きてゆける、
知恵と力を身に付ける事をオススメします。


まとめ
「経済はやらせでうごく」
by マネー・ヘッタ・チャン


「スライブ」解説参考URL