再開後の試合について。
神戸は雨で流れてしまいましたが、福岡戦と川崎戦について、感じたことを……
どちらも前半はなんとか、というところ。
いやいや、川崎戦は先制したのだから上出来というか。
ブラジル人トリオは、だいぶコンビネーションが取れてきました。
あおちゃんとブラジル人達がというより、あおちゃんが言うこと聞かせてる感じがなんとも威圧感で笑
笑い事では無いですが、ハムちゃんがジリジリ下がろうもんなら「下がるな!下がるな!」と怒号が聞こえてきて、サントスさんがなかなか前に戻らない(サントスさんは前で受けても1人でどうにか出来ないからSHの位置にいたい)と「ジュニオール、戻って!」と何度言うのですがなかなか聞かないと「ジュニオール!戻って!!怒」になるわけです。
それを緩和するのか、柏さんの甲高い声。
実は何言ってるかわからないけど「ここから締めていくよー」とか「下がらないように前行くよー」とかそんな感じの声掛けを。
コーセーさんも前は良くないフィードでもサムズアップしてたけど、許さないんです。
エゼのポカーンなフィードに明らかな不満顔を見せて。
エゼ、「やばい。コーセーさん、怒ってる……」とごまかし笑いをする始末。
日本人じゃなくても笑って誤魔化すんだと、思いました。
中断前はこういう声出しが少なかったので、90分まったくオーガナイズできない状態でしたが、今のところ前半は何とかなってきました。
しかし、問題は後半です。
ベテランとブラジル人には今のサッカーの運動量というのは相当きついのでは?と思います。
昨今の日本のサッカーはやたらとネガトラが速いので35過ぎた選手や元々そんなに走り込まないブラジル人は、体力が持たないわけです。
川崎戦はその持たない人を残してうちの弱点である、左のストッパーとウイングのスペースからキッチリ決められました。
ベテランの2人が仕切る場所ですが、家長さんがいる時は分かりやすかったのかもしれません、佐々木さんの視線から外れるポジションを取っていましたから、そうなると柏くんが上がれないけど、守備的に穴はない状態でした。
川崎の選手交代で若い選手がはいったので、さてどうなるかと思ったら、まあ、結局そこのスペースをベテランが使ってストライカーに決めさせるというここ一発を繰り出してきました。
広島はその時、サントスさんが前で守備できなくなっていたのでサポートに若手を入れたと思っていたのですが、ボランチがこれまたオーガナイズされなくなったので(ここの原因がいまいちわからず)バックは引いて受けるしかなくなったのかもしれません。
しかし、ここまで引くことはなかろう、と思っています。
ウィークは疲れたサントスさんだったのですから、それこそ、シュンキにサントスさんのスペースを埋めておくだけでもFWコンバートの役割は果たせたのでは?と思うのです。
何やかんやコンバートさせたーストライカーの資質がーと言いながら結局やらせない。
天候不順の中、元ポジションの練習をどれだけしてたのかわかりませんが、なんやかんや変えられないし、どうにもサントスさんのサポートも出来ていない。
酷い言われよう、と言われるかもしれませんが、私には、自分はここがやりたい、ここで勝負したいと1週間そういう練習をする意思を持って欲しいなぁと思ったわけです。
実際、バックは受けるだけですし、前は止められもしないし、中盤はもうヒッチャカメッチャカというところで1点だけで済んだのはラッキーかもしれません。
あおちゃんのオーガナイズに不満があるのもわかります。
結局自分がするしかない、で、顔をだしてしまうのでそのポジションの選手の邪魔になることかあるし、そうかと思えば行かない事もあると。
もっとメンバーを信用しないとならないのですが、メンバーもこれだけ強く押し出してくる人がいるとなかなか強く言い難い。
いや、本当なら言わないとならないと思うんですね。
チームのためサンフレッチェのためでなくても、ベンチからでも試合に出ているうちに自分の力をどうチームに反映させるか、そのために目の上のたんこぶにどうたちむかうか。
若い人たちが早くあおちゃんに楽させてあげられるようになってくれたらいいんですけど。
(コーセーさんや柏くんにもね)
後半、どうしてグダグダになってしまうのか、時間があったら確認してみようかなと思います。