結果だけじゃない試合もあると思うんです。
こういうことを言うのは負け惜しみなんですけど、マリノス、プレイが荒すぎるし、アウエイで自分たちの仲間の怪我に励ましを送るTシャツを着て相手チームの選手をひどいアフターで負傷退場させるという、なんとも身勝手なチームになったもんだと思いました。
ブラジル人が巧いのは、よくわかりました。
パスや守備の緩急もすばらしかった。昨日、マンUとニューカッスルの試合を見てて、受けて、見て、出す、この中の出すパススピードの速いこと。
コースを見つけたと思ったらすぐ出すのですが、パス速いし、受けても同じコースを見ているのでしっかりと回る。
やたら速く動けばいい、といううちと比べたら、マリノスのレベルは、欧州のそれに近いものがあると思いました。
あのファールを除いては、ですけどね。私は、ファールは競技中の致し方ないこととしてとらえるようにしていますが、あれはひどかった。
あのショルダーでカードを出す主審もいますから、アフターかどうかくらい判断つかないならVARしてほしかったですわ。(せんのだろうけど)
何にしても福島主審、注意だけでコントロールできる試合では、なかったということを今後に生かしてほしいです。
こちらは、そうそうに先制したのですが、そのあとの攻撃に耐えられませんでした。
土肥君から松本君に交代しましたが、まっちゃんのなかなかチームにフィットしないあの感じは、いつになったら変わるのだろうと思うのです。
自分に合わせてほしいのかどうなのか。結果的に効果を出せていたかと言われるとちょっと難しい。
土肥君とおなじようにしろとは、言わないけど、チームのコンセプトに合わせたうえで自分のリズムをシンクロさせていければ、洋次郎のようなセンスをもっているのですから、チームメイトも見てくれるようになると思うのです。
たぶん、あおちゃんも理解できていないのかも。
結構、自由にさせていたので、そうすることで、コンビネーションを「取れているように見える」ことにしていたのかもしれません。
サイドの二人がボランチやトップ下とコンビネーションを取れるようになりましたから、全責任を負わなくてよかった分、自由にプレイしても悪く作用することは、なかったかもしれません。
野上君は、結構大変そうでしたけど、途中で気持ちが切れそうになっていたと思います。
よく見られることですけど、ハイネルさんみたいに激情型じゃないだけで、穴になってるなと思うことがあります。
いろいろ気になることもあるのかな?久しぶりに「あ、切れちゃってる??」というところが見えたので、びっくりしました。
若手は、相手の強度が高いとついついつられてしまいます。
マリノスが速くてダイレクトなプレイをするので、それにつられてパスも自分のリズムを保てないし、余計に走らされてしまうし、それで変にスペースもあけてしまう。
そういうところを佐々木君やあおちゃん、柏さんがケアしてくれていたのですが、どうにもならない形で失点してしまいました。
FKはどうにもできませんでしたけど、ほかの2点は、相手に釣られてしまったがゆえに自分たちを保てなかったところからだと思います。
ですが、チャレンジはするようになりましたし、受けてばかりでもなくなりました。
釣られもしますし、チームを止めて緩慢としてしまうこともありますが、それがずっと続くということが少なくなり若手がチームを動かすシーンも増えてきました。
とにかく、自分たちが動かさなければ、自分たちのサッカーなどというものはできません。
自分たちの意思がチームを動かしているのか、自分の考えていることがチームメイトに伝わっているのか、自信をもってこれがいい結果につながると思いプレイできているかスタメンは、技術に自信を持っていいわけですから、本当に若手の「思考力」だけだと思います。
監督がどう指導し、采配しているかわかりませんし、中断開けからの変化は、監督の変化では、ないように感じます。
こういう伸びている時を見逃さず、こういう時こそ、負けていても何かつながるものがある試合を見逃さないようにしたいと思います。
ここで、気持ちを落とさないように、次とその次は、必ず勝てる試合、自分たちがチームを動かすサッカーをしてくれたらと思います。
あと2試合勝てば、予想残留勝ち点40を超えますよ。