ちょっと長めの記事ですし、直近の製作物ではないのであっさり読み飛ばしちゃって下さってもよいかと思います(^▽^;)
蛍光色についてご質問がありましたのでちょっと記事にしてみます(*^▽^*)
一般的に流通している蛍光色は大体が「染料系」です。
ちなみにですけど
クリアカラーも同様で大体が染料系になります。
ただし、直近に発売されたクレオス様のGXシリーズは「顔料系」です。
それでは話題を戻して・・・
まずこちら
このダナジンさんはあるうっかりミスをしています(^▽^;)
見た目は問題ないのですけど
目とか光らせようと、ブラックライトをあてると・・・
目の下、砲口の周りなど余計なところが光っています。
染料系の特徴はこの「染み出し」現象が必ず起こる所にあります。
「染め上げ」「浮き出し」などなどいろいろと言われます。
こういった現象は成形品にもまれに見受けられ、ペレットの着色段階で染料系の色素を混ぜているのが原因といわれています。
昔の赤い整形色のキットとか割りと多かったようですね(^▽^;)
このダナジンの場合はグリーン系の色なのでブラックライトをあてないと分かりずらいのですけど、白っぽい色などは特に目立ちます、うっすらグリーンがかって見えたりするんですね(;^_^A
シルバーでおさえると良いなどど聞きますけど、このダナジンもミスに気付いてシルバーで押さえてこれです・・・
そんなこといままで無かった、なんて方もおいででしょうけど、染料系にはこういったリスクもあるという事を覚えておくのも悪くはないと思います(*^▽^*)
旧クリアカラー類も同様です。
手順さえ間違わなければ起きない現象なので気をつけておきたいところですね。
あ
この染み出しをわざと使った効果も技法としてあります、生物の体表表現などに面白い効果を発揮しますね(ノ゚ο゚)ノ
あと上色に若干影響されるのでおもしろいグラデーション効果も得ることが出来ます。
この方法は機会がある度試していますけど、仕上がりがランダムなのでコントロール出来るようにいろいろと試さないといけませんね(^▽^;)
あと注意点として175番などの一般的な蛍光カラーは厚塗りには向きません。
硬化時にやや収縮するので塗面が「割れ」る傾向にあります、適度に希釈して少しづつ乗せるようにイメージして塗布すると綺麗に発色しますね。
あまりストイックにしても気疲れしますので、割れても目立たないように下地に似た感じのソリッドカラーを塗っておくと割れてもあまり気になりませんね(゚ー゚;
そういった場合だいたいが小さいところの
*艦橋中央部の蛍光レッドなど
航行灯の類とか翼端灯の類ですので
すぐ塗り終わりますから、ここは「急がば回れですね」(*^▽^*)
大きな面積の場合も同様に下地を作って何度か塗り重ねると良いですね。
最後にフラットコートする時はあまり厚くならないようにしたほうが良いです。
厚いと硬化に時間がかかり、下の蛍光色に希釈材が回ってやっぱり割れます(ノ_・。)
そういった意味では
175番のようなフラットな蛍光カラーよりも、ガイア様の蛍光カラー(クリア)104番~108番などなど、のほうがハンドリングはまだ楽かもしれません(*^▽^*)
クリアなので、下地にシルバーを吹いてから塗装するとメタリックな蛍光色が再現できますし
ビシっと光ります(*^▽^*)
このサイコフレームはグロスで処理していますけど、フラットを吹いても大丈夫です。
割れたと言う話今の所聞きませんねヾ(@°▽°@)ノ
蛍光クリアにパールを混ぜたものです(^∇^)
画像では分かり難いですね。
この間行なったメタルチップの方が効果が大きいので、それは次回のお楽しみですね(^▽^;)
こんな感じです。
あ
そういえば
このベースジャバーも細々した所を触っています、例の如く言わないと分からない所ばかりですけど、今見るともっといろいろ出来ましたね(;^_^A
HGUCの方も予約したのでそちらでリベンジですヾ(@^(∞)^@)ノ
いろいろ書きましたけど「性質を理解して、手順を間違わないように」が一番のリスクヘッジですね(;^_^A
ところで
画像のダナジン
アリクイの威嚇ポーズみたいでちょっとかわいい感じ(〃∇〃)
これはこれでとてもユニークなMS・・・MS?
まぁいっか(*^▽^*)
ちょっと長い記事になりました・・・
ノズルの赤色問題は明日にでも・・・
これですね
ネタ元は間違いなくコレです。
でも
実はこれノズルカバーなんですね(^▽^;)
なんでカバー色がそのまま採用されたか等は、時代的なものもあり、理由は様々
そのあたりをちょっと記事にしてみます(^▽^;)
さ
次はファルコンなどなどです
がんばろ