キャノピーフレームのマスキングについてご質問があったので記事にしてみました(*^.^*)
フレーム部の塗装です(*^▽^*)
ティアドロップ形状を再現する為にパーティングがセンターに入るパーツになります。
なのでまずはパーティングをシッカリと消してから塗装に入ります(^∇^)
このF-16はフロントのキャノピーにパイロット保護等の為に偏光材を蒸着させています。
そうでないブロックもあるようですね(;^_^A
内側から塗るため、枠をざっとマスキングします。
細切りのマスキングテープをぐるりと貼り付けて。
粗目で問題ないので保護しておきます。
純色イエローをベースに色を作ります。
他のビンに適量移してから、マゼンダを少量入れてややオレンジに振っておきます。
パール粉のイエローを2匙ほど混入します。
ゴールドはくどくなりすぎますので、馴染みやすいイエローのチップ(パウダー)感が程よいと思います。
この後クリアーを同量入れます。
試し吹きです。
右がクリア50%
真ん中がクリア90%
左がクリア70%
真ん中が一番パッケージの印象に近いのでクリア90%で希釈後
吹付です。
バックが白なので明るく見えますけど、本体につくとちょうど良いメッキ感がでます。
こちらのキャノピーの硬化を待っている間に
リアのマスキングを行ないます。
細切りのマスキングテープを貼り付けて
良く切れるデザインナイフで余分な所をカットします(*^▽^*)
なんて事のないことなのですけどこれがけっこう応用範囲が広いです。
こういった日本機のキャノピーに多用できますし。
カッパー枠は手間取りますけど同じように一枠づつしていくと、シャープにビシッとマスキング出来ます。
あ
ほむらちゃんのえりもと
ライン部分は全部同じ方法
ガノス姉さんの赤いラインも同じやり方
この子のヒザのラインも同様です。マーキングは手書きですけどね・・・
キャラクター物にも応用しています。
同じ方法で輪郭をマスキングして
チェックです。
裏から蛍光灯などにかざして見て光がもれていないか確認です。
これが結構有効で、かなりの確立で吹き漏れを防げますヾ(@°▽°@)ノ
忘れていました・・・
角は0.75R程ついていますので、1.5Φのポンチでマスキングテープを抜いた物を貼り付けておきます。
フロントのキャノピーも硬化したので同じようにマスキングして黒を吹き付けておきます。
機体ごとに黒でない物もあるようで、出来れば調べておきたいところですね。
その後、黒が下地になるので発色をよくするために、1:1で本色に白を混ぜたものを吹き付けてから本色を吹き付けて・・・
硬化後
フラットを吹き付けておきます。
こんな感じ一旦終了
フラットを吹き付けているので明るくなっていますけど、本体も同様にフラットで仕上げるので問題ありません。
以前もチラッと記事にしたのですけど、コート材で色味がやや変るのでそこも考慮して調色を行なった方が良いですね。
という事でキャノピーのマスキングをまとめると
①細切りのマスキングテープで輪郭をきっちりと出します。
おおきなRでしたらマスキングの幅を1ミリ以下に切り出せば十分に対応できますし、各幅ごとに販売もされているので(ちょっと割高(;^_^A)利用するのも良いですね。
各線ごとにしっかりと貼り付けて、重なっている部分をカット。
ほとんどのキャノピーに対応できますね。
②小さいRはポンチ、サークルカッターで。
ゾルでのダイレクトカットも小さいRはなかなか難しいですね。
予め小さいRを切り出しておくと良いですね。
小さいRが変化(2Rから4Rに変化するライン)している場合は、ポンチ、サークルカッターで、この場合ですと3R(6Φ)で切り出した物を使用すると変化に対応できます。
外周を6Φ内周を5.5Φですね、0.5幅のマスキングテープが切り出せます。
③チェックは裏から透かして。
結構重要ですし、効果が高いのでオススメですね(^▽^;)
意外と時間もかかりません、とにかく輪郭をしっかりと出すことを念頭に作業を行なうと良いですね。
タミヤ様の52型は予めマスキングシートがセットされていますね。
親切です(*^.^*)
架空機ですけど単純なマスキングで済みますね。
ラクチンです。
ちなみにですけど
垂直尾翼のラダーは可動するので、一旦マーキングをカットしてから足りない部分のつじつまを手書きで補ったりしています(^▽^;)
えーっと
キャノピーフレームは、こんな感じの簡単で親切な物が少ないと思っても良い箇所なので、確実で丁寧な作業を心がけたいところですね(^▽^;)
とりあえずこんな感じです(*^▽^*)
参考になれば良いのですけれど・・・
さ
もうちょっと!!
がんばろ