出産レポ①の続きです。

手術中の経過についての内容です。
生々しい表現もあるかと思いますが
大丈夫と思う方のみご覧ください。
かなり長いです。

帝王切開予定の方には参考になるかもしれませんが
逆に恐怖を感じたらゴメンナサイ!
あくまでも私きったが体験したことですので。

ちなみにきったは看護師免許持ってます。
看護師目線のことも出てきます。





いいですか?レポいきますよ。



犬しっぽ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬からだ犬あたま

11月19日 9:30過ぎ
車イスで手術室へ。

お〜手術室なんて実習で行ったきりだ!
(実習病院と入院先は違います)
手術室いっぱいある!
手術室の看護師さんたちも
明るく迎え入れてくれ…頼もしい!
緊急呼び出しでの出勤になってしまい、申し訳ない!

いかにも手術室!な場所で
ほぼ全裸(病衣のガウンのみ)なのと
緊張で若干震えが…。


で、今回は腰椎麻酔。
下半身のみで意識はあります。
なので産まれた時が分かるんだよね。

私、学生の時に産婦人科で住み込みで働いてたんだけど(15年以上前⁉︎)
その時は手術台の上に横向きになって
猫のように背中を丸めて麻酔するんだけど、


今回は座位のまま背中を丸めて
麻酔を打ちました。

今はこんな方法なのね…とそんなことを思い。


薬が入るともわ〜っと
足の方まであったかくなってきた。


ちなみに執刀医(メイン)はS先生。
サブ?でFG先生(入院時の担当医)も一緒にいました。


麻酔が効いてるかS先生に聞かれる。
上半身と下半身、同じように触ってるんだろうけど違いは分かる。

そこでS先生の衝撃の一言。
「痛みは感じないけど触られてる感覚はあるから」



(((ʘ ʘ;)))

何ですと⁉︎⁉︎




痛覚はないけど
触覚は…残る…の⁉︎





えぇすみません、名ばかりの看護師です。
10年近く、現場勤務から離れています…。
でも産婦人科経験もあります…。
帝王切開の方も見てきました…。

それでも知らなかった!


今回、一番衝撃を受けました。


そんな動揺の中。
あれよあれよと準備は進み、
いざ開始。



緊張と動揺があったせいか
開始直後の血圧140台!


うん…痛みはないけど
お腹広げられる感覚はある!



そんなこんなで
ふっとお腹が軽くなり


赤ちゃん誕生!!


叩いたり刺激しなくても
自分からすぐに泣き出した赤ちゃん!



わ〜元気でよかった!
とりあえず一安心!



助産師さんが軽く処置をして?
その間にもずっと泣いてた!


私は泣き声に癒されながら
…というか、そっちに意識を集中。


性別も聞いて…
間違いなく男の子!
35週でようやく聞いた性別、合ってました!


看護師さんにメガネをかけてもらい対面。
ちっちゃいけど元気そうでよかった!



で、赤ちゃんは一足先に病棟へ。



あ…泣き声の癒しがなくなり…
意識しちゃうのは
お腹!


普通の分娩でも出産後は
胎盤を出すためにお腹押したりするけど

たぶん実際に子宮を収縮させて
胎盤を剥がしている!

内臓のえぐられ感が半端ないので
私も「う〜」とうなり声をあげてしまう。

私なりのせめてもの抵抗。

で、何度か先生に怒られる。


後から聞いた話…
うなり声をあげることで腹圧がかかり
腸が飛び出してきたそうな。

滅多にないことが起きたので
先生も多少の焦りがあったようだと。


声…出さないようにしたけど
それでも辛かった…。

いじらないで!
早く終わって!

そればかり考えて。



ちなみに1回、血圧が70台に低下してた。
自覚症状全くなかったからビックリ!
注射とかの指示出てたっけ。

あんまり騒ぐから眠らされるかと思ったけど
意識あるうちに終了。



ようやく終わった…。




で、S先生が先に退室したようで
(先に病棟に戻り、手術中の経過をダンナに説明してたみたい)

そしたら看護師さんたちが
一斉にフォローして声をかけてくれた!
それがありがたくて、うれしくて、
ちょっと泣いた。
FG先生もフォローしてくれた。



病棟に戻ったのは11時過ぎくらいなのかな?

ナースステーションに近い部屋に運ばれ
ダンナと母に会う。

心電図モニターを着け
足に血栓予防のポンプを着ける。

定期的に血圧測定され、最初は1時間おき、
2時間おき…と助産師さんの経過観察があり。

意識はあるのでまずはいろいろ話す←オイ
私も若干ハイだったんだろうか。
ま、上半身は普通だったんでね。



で、赤ちゃんの小ささの原因。
いや、原因もハッキリはしてないんだけど。
手術室出る前にもFG先生から少し聞いたんだけど、
実際に胎盤見ながら(見たい?と聞かれ即答!)
ダンナと説明を聞きました。

普通、胎盤は500gくらいなんだけど
今回の胎盤は小さく300g台だったと。
胎盤自体は石灰化もなく状態はよかった。
臍帯は本来は均等にらせん状になってるんだけど
ねじり具合が均等ではなく
臍帯自体も細め。
(とは言え、次男の時もっと細かった気も…)

胎盤、臍帯共に
生検に出すとのことでした。




すぐ昼だったんで、ダンナと母に
食堂行ってきなよ〜なんて言ってたら
日曜日で休みだった…残念。
下の売店(生協)で買って食べたそうだ。

その間、私も少し寝ようと思ってたんだけど、
寝ようとすると呼吸が浅くなるようで
無呼吸アラームが鳴る(>_<)なんてこった。

鳴るたびに深呼吸してアラーム止めて…。
眠れない…。

それでも少しは目をつぶって休むようにした。


だんだん麻酔も切れ始め、
足のポンプの感覚も分かるようになり、
だんだん足首も動かせるようになってきた。


傷の痛み…
まぁあるけど我慢できる程度。

手術終わった時に
肩に痛み止めの皮下注射を留置され、
手元のボタンで時々打っていいと言われていたので
時々「使っておこうかな〜」程度に押していた。
だからと言って効いてるかと聞かれれば…
効果は分からなかった!
(酷くなってないだけいいのか⁉︎)


16時過ぎ。
北上のじいちゃんばあちゃん
送られてきた子どもたち到着!

部屋の前に面会制限みたいに書いてたせいか、
ドアから顔出してのぞく程度でした〜。
(義理の両親だから当日来られるのは嫌!というのも見かけましたが…
私は別にそこまで思ってませんけどね。
あれ、中入ってもいいのに〜なんてのんきに思ってました)

子どもたちはズカズカと入り。
私とお話。
点滴とかモニターとか、
とにかく何でも気になって手当たり次第
いじろうとするあせる


じいちゃんばあちゃんは部屋越しに面会できるので
せっかく来たから赤ちゃんに会ってってもらった。



で、私も寝たきりなんで
じいちゃんばあちゃんもトンボ帰り。
ダンナも母も、子どもたちもみんな一緒に帰宅。


ぽつ〜んと残されましたが。
何かあっても十数分の距離なら安心ね。
前2日のことを思えば(笑)



そういえば…
よく聞かれる頭痛や吐き気は
一切なかった!

ので、夕方あたりに様子を見にきたスタッフに
「水分摂ってみましょう」と言われ
水分可!


でも最初だからおそるおそる飲んでみる。

大丈夫そう!


ということで手元に置いて少しずつ飲む。



夜間は体も動かしてみましょうということで
向きを変えてみたり、腰もずらしてみたり。

でもなかなか落ち着かず…。
前日よりは眠れたけど明け方はほとんど眠れなかった。



翌朝。11月20日

6時にモニター中止!ようやくアラームから解放!

ベッドの背もたれをあげて少し座位にもなれる。

看護師さんに声をかけられ
背もたれをあげた状態で歯みがきする!

10時頃診察のため
隣の診察室まで歩く!
診察台にあがり、尿カテーテル抜去!
抜くのはあっさりで感覚ナシ!

診察はS先生でした。
あのタイミングで手術してよかった、とか
手術中きつく言って申し訳ない、とか
言われました…。
いや私もかえってすみません…と。

経腟エコーもして、特に異常なし。
手術中、癒着予防のシート?を入れたかったが
腸が飛び出て(私が騒いだから)
入れたい場所に入れられなかったと。
えぇすみません。
なので癒着しないようどんどん動いて!と。



11時頃⁉︎
たまたま顔を出したダンナ。
「お〜顔色いい」と。
…前日は顔色悪かった?のか?

ダンナに荷物を持たせ、
歩いて病室まで戻りました。


尿カテーテルも抜去したし
ここからはトイレ歩行もしなきゃない!

最初はホントふらふらで
スローでしか動けなかったけど、
日に日に回復していきました!
(点滴終了したのに、点滴台を借りて
杖代わりに使ってました)




だいぶ詳しく書いたけど…
生々しすぎてたらゴメンナサイ!

とりあえず率直な感想は
帝王切開は、もういい(¯―¯٥)

…いや、人数的にも、年齢的にも
今回で終了です。



長くなりました。
ここまで読んでくれた方、
ありがとうございます♪