なかなか言葉にできなかった2022年。

今更だけど振り返ってみようと思います。


2022年は学びと葛藤の年でした。


まずは学び。

ご縁があり、歌を教える(伝える)仕事に恵まれた年でした。ただ、その為には自分に足りないものが山積み。それは今まで見て見ぬ振りしてた事←はい、自分のせいです。

でもだから気合いを入れて学ぼうと。

何から手をつけて良いかわからないほどでしたが、幸いな事に私の周りにはそれを指導してくださる方や助言してくださる方が沢山居ました。

この年になって、ダメな自分を曝け出すのは言葉にできない複雑な思いになりましたが、それでも少しずつ形になるのが嬉しく、幸いな事に学ぶのがとても楽しい。そう思えたのは自分でも嬉しい発見でした。


もう一つは葛藤。

家庭と仕事の両立。

上記の仕事の他にも、表現者として声をかけてくださる方もいらして有難い限りでした。ただ、必ずと言っていいほど本番のたびにやってくる家庭内の体調不良。自分の責任を深く感じ、それでも遠方の身内に頼む申し訳なさ、流行病だったら。。。そんな思いに押しつぶされそうになり、代わりの居ない表現者としての仕事を受けるのが怖くなってしまいました。それが原因かはわかりませんが、その事を考えると喉が不調になり、消炎剤が手放せず、思うように声も出ず、自分の歌を聞いて落ち込む日々。せっかくお声がけ頂いたのにお断りすることも少なくなく。ご期待に添えなかった皆様、本当に申し訳ありませんでした。

決して表現者でなければ迷惑をかけて良いって訳ではなく、他の仕事でも多々ご迷惑をおかけしたのは紛れもない事実です。その度にたくさんサポートしていただきました。


この仕事をしてて良いんだろうか。

母親として妻として不甲斐なさすぎる。


そんな中でも、誰もNOとは言わず、むしろ「なんとかするから大丈夫ですよ」「がんばって」なんて背中を押してくれる会社や人、奇跡的にタイミングが合ったり、家族が踏ん張ってくれたり。恵まれた環境があったからこそできた仕事ばかり。

感謝してもしきれません。


私は本当に恵まれている。


言葉にするか迷ったけれど

言葉にすると整理されて

見えてくるモノがある。


いつかこの投稿をみて

あんなこともあったな〜

なんて懐かしむ日が来ると良いな。


まだ何も解決していないけれど、

2022年があったからこその2023年にできたら。

感謝を忘れず、体や環境の変化を柔軟に受け入れ、引き続き学び、伝え、そして歌い続けられたらと思います。


2022年、お世話になった皆々様

本当にありがとうございました。


こんな私ですが

今後も見守っていただけたら幸いです。


本年もなにとぞなにとぞ

宜しくお願いいたします。



最後まで読んでいただきありがとうございました。




きっかわきょうこ