初日後のブログすら書けてない、、、💦

というくらい、怒涛の日々。

無事に千秋楽を迎えることができ

感無量です。


まずはご来場くださった皆さま、エールを送ってくださった皆さまに感謝を。沢山の有り難い拍手、感想、そして観に来てくださるだけでも嬉しいのに差し入れやお手紙まで。。。

本当にありがとうございました。


本格的な俳優として出演させていただいたのは一年半ぶり。不安もありましたが演出の平戸さん、音楽監督の大部くんには最後まで本当に丁寧に導いていただきました。脚本のエスムさんはただひたすら温かく見守り勇気づけてくださいました。そして頼もしすぎるキャストの皆さん。お互いを認め合い、妥協なく、作品に真摯に向き合いながら作品を構築して行く、とても気持ちの良い空間に仲間入りさせていただけて幸せでしたし、やはり自分は舞台が、芝居やミュージカルの歌が大好きなんだなぁと実感した日々でした。



照明がとにかく美しくて、中にいながらその世界に引き込まれました。稽古場から舞台写真まで素敵な瞬間を撮ってくださっていたのは菅野佐知子さん。



舞台セットは机と椅子だけ。

演奏は久野飛鳥さんのピアノのみ。素晴らしかった。母が歌うM17「あなたが帰る場所」が歌えたのは、彼女が一緒に呼吸してくれたおかげです。


個人的にとても嬉しかったのは、ピーターパンでお世話になった清水すみかさんが舞台監督だったこと!もう10年以上前ですが、覚えててくださって感激!


トークショー「エスムの小部屋」にも出演させていただきました♪


他にも沢山の方のお力で成し遂げることができた今回の舞台。溢れてくるのは感謝ばかりです。


そして一番感謝しなければいけないのは

息子の面倒を見に広島からわざわざ来てくれた母。慣れない孫の世話を文句一つ言わすせっせとこなしてくれました。

そして、母不在の中で踏ん張ってくれた息子。

寂しいのに、不安なのに、なんとか笑顔を作って見送ってくれていたこと、ママは知っていました。

今日は一日中ハグ。甘えん坊。私もそんな時間を求めていたようで、疲れた体がほぐれて行くのを感じます。


作品で「母」を演じながら、「母」について沢山考えた時間でもありました。突き刺さる台詞も沢山。ホテルの扉の前に立つジロウ。ジロウを見送る母。玄関で母を見送る息子。孫を見守る母。息子を母に任せて舞台に立つ自分。


誰しもに在るからこそ、正解が無い母という存在。

愛とは。

ツミとは。

バツとは。

母とは。。。


ただ一つ言えるのは

この作品に出会えて本当によかった。

関わってくださった全ての方々に

心から感謝を。


本当にありがとうございました。




きっかわきょうこ