息子の卒園式でした。


生まれた時は2500gにも満たなかった小さな赤ちゃんが、こんなに逞しく大きくなりました。


入園した時はコロナ真っ最中。緊張感がある生活の中で、息子を見守り育て、しっかりと向き合ってくださった先生方には、本当に本当に尊敬と感謝でいっぱいです!!


3歳までは一緒にいたいと思って保育園には預けず、可能な限り仕事に連れて行き、とにかくずーーっと一緒でした。そのせいか自分からお友達に声をかけるのが苦手で、「ママ、遊ぼうって言ってきて」なんて言ってた子が、沢山の子どもたちの中でのびのび楽しんでいる姿、友達とうまくいかなくて感情が溢れたり葛藤している姿。毎日のお迎えや、年長でコロナが落ち着いて家族参加のイベントが増えたことで垣間見ることができました。


ブログにも何度か書きましたが、39度台の発熱もしょっちゅう。出席日数が月に10日満たなかったことが何度も。毎回しんどそうな息子に「大丈夫、ママがついてるから!」って強いかーちゃんぶってても、不安で仕方なくて何度心が折れそうになったことか。それが去年の秋頃からパッタリと風邪を引くことが少なくなり、食欲旺盛、体もぐんぐん大きくなり始めました。こんな日が来るなんて1ミリも信じられなかったあの時の自分に教えてあげたい!何より息子がよく頑張りました!


行きたくなくてギャン泣きしながら先生に抱えられて登園した日、帰りたくなくて1時間泣き続けた日、熱や怪我で呼び出された日、忘れ物をして爆走した日、お迎え時間ギリギリで爆走した日、

母の日に書いてくれた似顔絵、元の色がわからないくらい汚れたスニーカー、ダボダボやパツパツの制服や体操着、空っぽの弁当箱を自慢げに見せてくれた日、見送る時の毎日のハグとキスと合言葉。見えなくなるまで振り返って手を振り変顔や投げキスしてくれたね。

あげたらキリがない大切な思い出。

もうその姿が見れないと思うと寂しいけれど、

今目の前にいる息子が何より愛おしいから、一緒に歩める限られた時間をこれからも大切にしたいと思います。


卒園おめでとう。

そしてここまで元気に成長してくれて

本当にありがとう。




きっかわきょうこ