Perfume 横ばい 「2012年紅白歌合戦 歌手別視聴率」 | Perfumeとグルメの日記

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Perfumeと食べ歩き(主にラーメン)が好きです。
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第63回(2012年)NHK紅白歌合戦の歌手別視聴率が昨日のスポーツ新聞各紙で発表となりました。
紅白全体の視聴率としては、近年でもかなり高いレベルで推移し40%越え。
個人別視聴率の全体の傾向としては、初出場組が比較的多くの視聴者に見られていたようです。
なお、この歌手別視聴率は、各メディアがビデオリサーチ社が発表する毎分視聴率を、その歌手が出演していた時間帯に当てはめて独自で出している為、各社で少しずつ数字が食い違いますが、全体としては大きくは変わらないものと思われます。

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例として2紙を挙げておきました。
なお、上のスポニチさんと下の日刊スポーツさんでは、時系列の流れが左右逆になっておりますのでご留意ください。
さて、我がPerfume出演時の視聴率ですが、色々な見方が出来る所でありますが、上のグラフを見て総合的に判断するに「可もなく不可もない」という感じでしょうか。
Perfumeの出演時間は午後の9時15分過ぎから17分の終盤でした。
そこでその時間帯のグラフを見てみますと(以下参照)
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歌い始めにグンと下がっておりますが、大晦日当日のオンエアを思い出してみてください。
Perfumeの出番前に確か、中継で横浜アリーナから出演する福山雅治へのインタビューがありました。
大晦日のテレビはただでもザッピングしながら見る視聴者が多いのに、歌番組でこのようないわゆる「空白の時間」を作るとご他聞にもれず、インタビュー途中の9時15分00秒には視聴者は退屈して逃げて行きました。
しかし、グラフを見る限り、Perfumeが歌い終わった9時18分にはある程度の視聴者は戻って来ていましたから、それなりにPerfumeを見たいという方々は全国にいたはずだという事は想像できます。
実際、上のスポーツ紙2つのグラフでは、TOKIOさんより数字は上がっていますから、番組の構成がもう少しPerfumeに優しかったらもうちょっといい結果が出ていたかもしれませんが、こればかりは仕方ありません。
Perfumeは5年連続の出演ですから、どうしても初出場の方や話題性のある方に比べておざなりな対応を受けるのは、今は仕方がない所でしょう。
ここからあと10年位出続けると晴れて大御所となって、NHKに偉そうな事が言えるはずですから、ここまで我慢ですね(笑)。




ちなみに何と言っても今年の大健闘組は、ももいろクローバーZでしょう。
明らかに前の出演者に比べて数字がピンッと上がっておりますし、全体的に歌唱中に毎分が下がる演歌組の中にあって数字を上げている細川たかしの時にはバックダンサーを努めておりましたからね。
NHKも旬の方を使って相当悪どく数字を稼ぎにきとるなと思った次第であります。
ただ、こういうのはあくまで話題性がある旬の皆さん特有の傾向であって、Perfumeも確か初登場の2008年や2009年辺りは視聴率がグイっと上がったと言って、「Perfume数字持っている!!」と大騒ぎしたような記憶があります。
いずれにしても、こういうのは1回限りよりも、何年も続ける人の方がエネルギーを使うし、達成が難しいものなのです。
プロの世界に於いては、一瞬の煌きより燻し銀のような鈍い輝きの方が金が稼げるといった所でしょうか。