2024年 カレンダー
11月のイラストです
「さむ〜くなってきたね!」
「焚き火であったまろうか。やきいもおいしいよ。」
などとお話ししてるんでしょうか。
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さて、タイトルの武田邦彦先生を知ったのは
昨年終了したYouTubeの番組「虎ノ門ニュース」でした。
科学の観点からみた地球温暖化やプラスチック廃止の流れについての話が「目からウロコ、なるほど〜!!」と面白くて楽しみに観てました。
(その後武田先生は番組に出演されなくなったんですが…そこは本題からズレるので省きます。)
で、百田尚樹先生のチャンネルのゲストで
武田先生が登場された回を昨日観てて
「すごい!!」となった話を・・・。
武田先生はずっと身体が弱くて二十歳になるまで
5回も手術して、高校一年生の時は一週間しか学校に
通えなかった。
それでも勉強ができたから東大理学部に行ったそうです。
机に座っているのさえしんどいから、横になって
本や論文を読んで、計算も当時は電卓もないから
筆算で・・
これだけ聞いても相当な、という言葉では言えない様な努力をされたんだと拝察します。
お父様が早くに亡くなられたから、大学院には行かずに就職。
でも身体がしんどくて就職した年に二か月まるまる会社を休まなければ行けなかった。
そういう、身体が虚弱で苦しい生活をず〜っっと送って来られた
ある35歳くらいのときに
「欲や希望を持ったって、どうせ長くは生きられないんだから、
叶わないから、もう良いじゃないか。
それなら、今日だけ、一生懸命したらいい。」
そう思えた時に、精神的に解放されたんだそうです。
不思議なことに、その後、身体がどんどん元気になっていくのを体感されたとのこと。
今、武田先生は80歳!!休みは年3日くらいで
精力的に講演されてるようです。
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身体が元気になっていくかどうかは別にして、
身体が思うように動かないと、「あれもできない」「これも頑張れない」と人と比べて
他人を羨んだり、妬んだりします。
わたしも、楽しげに、或いは精力的に、あちこち自由に動ける人が羨ましいといつも思います。
「あれができたら」「これができたなら」と思い続けてきました。
大昔の話ですが、入院中でもベッドの上ででも、
人より遅れるのが悔しくて
ずっと漫画や絵を描いてました。
今もできないことが多くあって悔しいと思うことが多いです。
それならば
「叶わないなら、もう良いじゃないか。」
武田先生のこの、境地は、ずっとしんどくて、苦しみぬいて得た境地からの言葉で
とても勇気をもらいました。
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人は往々にして何か苦しいことがある時
「どうして自分ばかりが・・」とネガティブ思考からぬけだせず、世を羨み、人を羨む。落ち込む。
そして、より苦しくなっていく。
でも、いろんなこと、過去のことも、出来ないことも
「もう、良いじゃないか」と捨て去ることができたなら、
「今日一日、出来ることができたなら、それで良いじゃないか。」
そんな毎日を送れたなら、
きっとそれは
自分にとって素晴らしいことなのかもしれない。
そんな風に思えました。
そして、もう一つ、武田先生の言葉で胸に響いたのは、
「もしかしたら僕は、身体が弱くなかったなら、傲慢な人間だったかもしれない。自分がしんどかったから、そういう人の気持ちがわかる」
ということでした。
前記事にて、よくなって行けば・・という事を綴りましたが、
「もう良いじゃないか」と捨て去ることのほうが、より深く、自分に近いのではと思いました。
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〜参考〜
ニコニコ動画☟
2022.11 百田尚樹チャンネル ゲスト武田邦彦先生(無料部分)
YouTube(30分以降から開始・無料部分40分くらい)
有料部分もとても面白かったです
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2024年
5月のカレンダー
大空を舞う鯉のぼりといんこ
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suzuriにて新作のイラストをひとつ出しました
(セールが今日で終わる時という、間の悪さ(笑))
「可愛イン娘」
イメージ①
着用イメージ
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長い文章を読んで頂きありがとうございます
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〜きなこずらんど〜
いつもありがとうございます✨✨
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