2017年1月29日(日 )
鴻巣市スポーツ少年団サッカー部会U-10サッカーフェスティバル 1日目
吹上荒川総合公園芝サッカー場
8人制 20分ハーフ


名称が正しいかどうかいまいち確信がもてませんが、この大会は鴻巣市の近隣の北本市・桶川市のスポ少団体をお招きし交流を図るというもので、2日にわたって開催されます。

 

ジュニアの33期生は、今日が今年の初戦です。しかし骨折が判明したマサキを筆頭に、先週あたりからけが人や病人が続出。

新年早々頭を抱える状態で試合参加が危ぶまれましたが、なんとか1人欠けただけの4年生7人で参戦できました。

 

天候は風もなく、霜もなく、非常に穏やかな1日。さらにコートも50M×33Mと小さいことが救いですが、爆弾を抱えた子どもばかりで、どこまでやれるか。いやそんな状態だからこそ気合いを出してほしいですね。


  桶川 10-

  松南 3-

  北本東 3-

 

今日は私以外の3人のコーチがひとり1試合、それぞれの思惑で子供たちのポジションを決め、試合に臨みました。

3試合とも異なるポジションをやる子供たち。戸惑いもあるかもしれませんが、基本的なことはどこでも一緒。

まず声を出すこと。そして周りを見ながら、頭を働かせながら、常に動くこと。

 

最近感じるのですが、子供たちは自分が試合でどうだったか、しっかりと反省できてません。失敗(成功)した原因にまで考えが及んでいません。

たとえばパスを受けた時に周りに敵が何人もいたから、ボールをとられちゃった。次はとられないようにトラップ頑張ろうでお終いです。

 

トラップとかボール裁きもとても重要ですが、なぜ自分の周りに敵がいたのか?敵がいることがわかっていたのか?わからなかったのであればどうすればわかるようになるのか?止まって受けていなかったか?などなど考えることはいっぱいあります。そして自分なりの答えを見つけてほしいと思います。

 

ビジネスではPDCAと本当にうんざりするほど言われています。

 

【PLAN(計画)】⇒

【DO(行動)】⇒

【CHECK(評価)】⇒

【ACT(改善)】

 

目標をもって試合をし、結果の反省を行い、次につなげていく。ただ漫然と試合していては成長は望めません。

 皆で練習することは週に1、2回しかできませんが、考えることなら毎日できます。

考えて悩んできたものを練習や試合で確認する。そんな子供たちになれるようサポートしていきたいと思います。

 

高校サッカーの選手宣誓に個人的にはとても感動しました。シメオネの言葉でもある
「パルティード ア パルティード」
一戦、一戦を意味あるものにしましょう。

本日主催いただいた鴻巣市関係者の皆様、お出でいただいた北本市、桶川市の関係者の皆様、ありがとうございました。

母集団の皆様もありがとうございました。