「やま[さざ]き」なら全て「山崎」だったら問題ないのですが、「山﨑たかひろ」と「山﨑たかみち」だけは「﨑」で統一、よろしくっ！ なんて言われると、DTP業務でなく間違い探しになってしまいます。
これを先読みと戻り読みを使って置換してやれば、テキストなんか一切見なくても全部キッチリマルっと置き換えてくれるんです。
↑ちなみに、パネルサイズがコンパクトなminiもあります。グループ分けなど必要なければこちらでもOK
属性変更の設定には文字アキ量などもあります。
Illustratorのデフォルトでは行頭のナカグロがベタ扱いになっています。
文字アキ量設定をいじれば解決できますが、ちょっとした箇条書きのためにわざわざ設定を作るのは正直めんどくさい。
↑微妙ですが、段落先頭が四分詰まってます
で、正規表現で「段落先頭ナカグロ」を引っ掛けて、属性変更で前四分アキにすれば解決です。
ver2.4で属性変更の追加で縦中横と欧文回転が追加されています。
PICTRIXさんのサイトの動画を見てもらえばわかりますが、正規表現なら数字2桁だけとか3桁以上とかのパターンで検索できるので簡単に数字をコロッと回すことができます。
↑たとえばこんな場合、手動だととっても大変
桁数で回転か縦中横かを設定し、字形も併用すれば同時に2桁を半角字形、3桁を3分字形にすることも可能です。
↑グループの属性を個別に設定できます
正規表現、検索置換、スタイル変更、属性変更を組み合わせると、今までの労力が何だったのかと思うくらい簡単にできる事が多くなります。
RegXはIllustratorでの文字編集作業を省力化できる素晴らしいソフトです。
興味がある方はPICTRIXさんのサイトまで。
ちなみに正規表現をもっと勉強したい方は、InDesign用ではありますが、せうぞーさんの手引き書がオススメです。とってもわかりやすくワタクシもお勉強させていただきました。^^