嫁さんがインフルエンザにかかりまして。
俺の職場、家族がインフルエンザにかかると感染予防の為に5日間出社停止になります。
で、発覚した火曜の午後から突然の休み。
家にいて感染率を上げるわけにもいかんし、かと言ってあまりにも突然の連休なんで予定もあるわけがなく。
そんな中、今日だけは門司に行くことにしてました。
実家に用事でね。
門司に行くなら久しぶりに門司のラーメン食べたいなぁと。
まず昼頃に行ったのは門司港の「大三元」
こちらです↓
ラーメン 550円
刻みチャーシューが特徴だね。
下手すっと20年近くぶりかも。
まったく脂っこくないあっさりしたスープは昔のままでした。
で、実家に行ったあと、夕方。
こうなりゃあ行ってみるかと思い出のラーメン屋へ。
「珉子(みんず)ラーメン」
ここも10年近くぶりです。
老舗中の老舗、北九州ラーメンの歴史には欠かせない、門司の超有名店です。
そんな老舗だけにね、年々開店時間が遅くなってるんですよ(^^;;
なにせ切り盛りしてるご夫婦が高齢ですのでしょうがない。
もうお二人とも80歳を越えてらっしゃるそうです。
で、今の開店時間は16:30だということを食べログで知り、近所のコインパーキングに車を止めていざ、16:30にお店へ。
開いてない(笑)
しゃあない、遅れるのはしゃあない(笑)
とりあえず近所をぶらぶらしてると、5分ほどたったところでシャッターの開く音が。
開いた!
今はどうなのかわかりませんが、昔はいつも並ばないと食べられなかったんです。
暑い日も寒い日も、雨の日も雪の日も並んでました。
平日の夕方ということもあり、初めて並ばずに入れました。
外も中も、店はなんにも変わってない。
メニューも値段も昔のまんま。
消費税上がろうが、値段変えようなんて考えてもないんだろうね。
そしてこれが店の名前がついた「珉子ラーメン」680円
懐かしい。
子供の頃から食べてたラーメンです。
なんだろう、独特のまろやかさがある豚骨スープなんだよね。
他の店とは全然違う。
鼻から風味が抜ける時なんて至福です。
深みが凄い。
にんにく入れたらもう最高。
具もたくさん。
チャーシューなんて厚めのやつが4枚も入ってました。
美味しかった。
気になったのは、今まではじいちゃんコントの志村けんにそっくりな店主のおっちゃんがラーメン作ってたんですが、もうさすがに動けなくなってるのか、今日はカウンターでお冷を入れていました。
それをおばちゃんに渡して、おばちゃんが俺に渡す、そんな感じ。
そのあとおっちゃんはカウンターに座ってました。
ラーメン作るのもおばちゃん。
そんな光景は初めて見ました。
忙しい時間帯じゃないからそうだったと願いたいものですが…。
初めて食べたのは5歳か6歳くらいだったのかなぁ。
今は亡き親父に連れられて行きました。
親父が大盛り頼んでくれて、出てきた丼がものすごく大きく見えたのを今でも覚えてます。
それから何回食べたろうか。
門司に帰るたびに食べたいと思うけど、なにせ開店時間がね。
それで今回やっと行けました。
いつもお客さんいっぱいで話なんかできなかったけど、今日は俺だけやったので初めて話しました。
その時になんとなく年齢の話もしてみたら、お二人とも80歳を越えてると。
また来るんで、頑張ってくださいね!って伝えて店を出ました。
おっちゃんもおばちゃんもにっこり笑ってくれて良かった。
歳とって味が変わったとか、塩辛くなったとかって話もあるけど、もうそんなんいいとよ。
今まで味を追及してきた北九州のレジェンドなんやから。
なんとかもう一回行きたいなぁ。
最後に嫁さんと一緒に行って、特製ラーメン食べたい。
長生きして頑張ってください!