最近、「大豆田とわ子と三人の元夫」を見始めた。

 

 

 

もうこの2年テレビは一切見ておらず、新しい家ではテレビの配線すらつないでいないわたしだったが

 

 

友人たちがおもろいから見てみろと口々に言うので見始めた。

 

 

「元夫」という言葉をこんなに短期間に何度も聞くのは初めてだ。

 

 

そしてこのドラマ、めっちゃ面白い。さすが坂元裕二先生の脚本・・ことばがあとに残る。

 

 

 

 

 

「別れたけどさ、今も一緒に生きているとは思っているよ」

 

 

 

第2話でとわ子(松たか子)が元夫(岡田将生)にいう。

 



三人の夫がとわこの家におしかけてきて娘も入れて四人ですきやき食べたりする。




そんなちょっとなかなか現実には起きなさそうなことがたくさん起きるんだがそれがまた面白い。




 

 

 

そして昨日、こんなことが起きた。

 

 

 

道端でばったり、元夫に会った。ここからは現実の話。

 

 

毎週土曜日は英語の塾に通っているわたし。

 

 

昨日は塾の前におにやんま(店)のうどんを食べてからいこう!と思っていつもより20分早く家を出た。

 

 

駅に向かって歩いていたら、前からよく知っている人が自転車で走ってくるのが見えた。

 

 

 

遠くからまっきーさーーーん!(ネットに出てるからもはや気にしていない)と飛び跳ねていたらあちらもすぐに気づいておーーーー!となった。

 

 

それから20分、立ち話をした。

 

 

お互いの家族のこと、コロナのこと、仕事のこと、これからの生き方のこと

 

 

たくさんはなした。

 

 

 

彼と別れたあと、偶然ばったり会うのはこれで二度目だ。

 

 

前回は札幌駅で偶然あった。こんなことある?不思議なご縁があるんだと思う。

 

 

 

私たちはいわゆる、円満離婚をしたわけだが、

 

 

3年前に離婚して、一年後にブログでそのことを書いたら、なんかニュースになってめちゃくちゃ叩かれたことがある。

 

 

4000件くらいヤフーコメントがついてそのほとんどが批判的なものだった(らしい)。

 

 

わたしはなにを言われていたのか詳しく知らないが、友人曰く大きく分けると、

 

 

「仲いいなら離婚するな」「一度結婚したなら我慢しろ」「なにか隠してるだろ」

 

 

 

だったとのこと。さすがに何も傷つかなかった。余計なお世話だ。

 

 

むしろ、不幸かもしれない方がこの世にこんなにいっぱいいるということに面食らった。

 

 

 

離婚は悪いことじゃない。お互いを嫌いになった証でもない。

 

 

わたしは、家族だった人を嫌いにはなれない。

 

 

じゃあなぜ離婚したのかなんて、他人に説明するひつようない。

 

 

自分のために、相手のために、お互いの未来のために選んだ選択肢の一つに過ぎない。

 

 

別に理解されたいとも思っていない。

 

 

でも、ひとつわかっていることは、

 

あのとき決断できて、本当に良かったと心の底からおもっていること。たぶん、お互いに。

 

楽しそうに最近のこと、これからのことを話す彼を見て改めてそう思った。

 

 

 

別れたけど、今も一緒にいきている。

 

 

心の底から、幸せでいてほしいと願うひとのひとりだ。

 

 

 

今日は大豆田とわ子の三人の元夫、第4話をみる。