本日の本会議において、ＡＣＴＡに不起立により反対の意思表示をした。
本日は５委員会から提出された法案について、５回の起立形式の採決があり、
ＡＣＴＡを含む外務委員会が提案する法案については最後に採決された。
問責が出ているので審議に協力しないというためか、
野党議員は示し合わせたように、ある法案から退席をした。
しかし、外務委員会が提案するＡＣＴＡを含む４法案については、
若手の議員数名が議場に戻ってきて敢えて反対の意思表示をした。
私の会派（減税日本･平安）の議員は棄権ではなく、はっきりと反対の
意思表示をするため、退席せず、不起立によって反対の意思表示をした。
それにしても、ＡＣＴＡのような国際協定については個別に賛成、反対を
問うべきであり、今回のように外務委員会提出の他の３法案とまとめて１回の
採決で済ませてしまうのは問題ではないか。
また、国際協定のような広範に影響を及ぼす重要案件が起立方式で
採決されること問題ではないか。ＥＵ諸国で大反対運動をまきおこした
センシティブな協定案ならば、一層慎重に討議、採決されてしかるべきであると
考える。