http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081203-OYT1T00341.htm

拘置中に警官から500万、
恐喝容疑で21歳無職を逮捕


2008年12月3日11時50分 読売新聞

Diary!自由きまま!思うママ!+(プラス)馬! by 梅コブ茶。

恐喝容疑で逮捕され玉川署に入る小宮生嗣容疑者
(3日午前9時57分)=冨田大介撮影



 警視庁玉川署の留置係の男性巡査長(27)が、
強盗傷害罪などで起訴され同署に拘置中の男から
現金500万円を脅し取られた恐喝事件で、
警視庁は3日、福岡県大牟田市の無職小宮生嗣
(せいじ)被告(21)を恐喝の疑いで逮捕した。

 巡査長は、脅し取られた現金を提供した際、
同被告の親戚(しんせき)名で郵便書留を送って
いたことも判明した。

 巡査長は、携帯電話の使用を黙認するなどの
内規違反の発覚を防ごうと、送り主を偽ったと
みられ、同庁は警察官が収容者から多額の現金
を脅し取られるという異例の恐喝事件の解明を
進める。

 捜査幹部などによると、小宮被告は先月1日、
勤務中に携帯電話を使っていた巡査長に対し、

「クビになりますよ」などと脅迫。

 内規違反の発覚を恐れた巡査長からたばこの
差し入れや携帯電話の貸与など便宜供与を受けた。

 その上で、同月中旬頃、巡査長から金を脅し
取ることを計画。

 房内から、

「クビになりたくないのなら金を出せ」などと
脅迫し、同月13日、巡査長から現金500万円
を脅し取った疑い。

 警視庁で調べたところ、巡査長は自分の預金を
取り崩して、玉川署近くの郵便局から、現金を
郵送していたという。

 同庁は同被告が、内規違反の発覚を極端に恐れ
た巡査長の弱みにつけ込み、「口止め料」として
現金を脅し取ったとみている。

 同被告は容疑を否認しているという。




http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081203-OYT1T00423.htm

恐喝容疑の留置人、
雑誌回し読み黙認から要求エスカレート


2008年12月3日14時55分 読売新聞


 警視庁玉川署の留置係の男性巡査長(27)
が留置人に現金500万円を脅し取られた事件で、
巡査長は、恐喝容疑で3日逮捕された無職小宮
生嗣(せいじ)被告(21)(福岡県大牟田市)
から他の留置人が持っていた雑誌の回し読みを
黙認するよう求められ、それに応じたことが、
一連の恐喝を受ける発端になっていたことが
わかった。

 巡査長が回し読みを許してから、多額の現金を
求められるまで2週間ほどで、同庁は、巡査長が
初めに不当な要求に屈するような態度をとった
ことで、小宮被告が脅迫をエスカレートさせたと
みて調べている。

 捜査関係者によると、小宮被告は同署に拘置
されていた先月上旬、巡査長が私物の携帯電話を
使っていたところを見つけると、

「クビになるのではないのか」などと指摘。

 その直後、同房者が読んでいた雑誌について、

「どうしても雑誌を読みたい」などと要求し、
「口止め」のため回し読みを認めさせていた。

 その後、小宮被告は

「携帯電話のことは誰にも言わないから、
 たばこを差し入れてよ」などと要求をエスカ
レート。

 もらったたばこを房内で同房者と喫煙したり、
巡査長の私物の携帯電話を使って70回以上に
わたって外部と連絡を取ったりしたうえ、同月
中旬ごろ、現金を要求していた。

 警察の拘置施設への差し入れは、ボールペン
や刃物などは認められていないが、現金のほか、
書籍類は認められている。

 同庁の「被留置者留置規定」では、房内での
喫煙だけでなく、同房者が持ち込んだ雑誌の
回し読みをすることも禁止されており、当時
留置係だった巡査長はこうした違反行為を見
回り、やめさせる立場にあった。

 巡査長は、回し読みを認めてから現金を脅し
取られるまでの間、何度か小宮被告の違反行為
をやめさせようとしていたが、

「クビになるぞ」などと言われ、そのまま黙認
していたという。

 同庁は今後、巡査長について懲戒処分の検討
に入る。





正直、馬鹿な巡査長だと感じます。この手の
犯罪のスペシャリストであるべき人間だろう
に。一度、要求に屈すると、その後の要求は
エスカレートするのは、目に見えてる。

それに、内規違反なら、懲戒免職になる事は
無い。でしょう。

確かに、目標とする地位には、届かなくなる
かも?知れませんが、犯罪者に屈したら
その場で、警察官として失格です。

しかし、上手い事、弱みを突くものですね。

大した犯人です。気持ち良かった!事で
しょう。