中国のクロスカントリー大会で21人死亡、突然の悪天候で
5/23(日) 10:58 Yahoo!ニュース
AFPBB News
【AFP=時事】(更新)
中国北西部で22日に行われた全行程100キロのクロスカントリー大会がひょう、冷たい雨、強風といった悪天候に見舞われ、参加者のうち21人が死亡した。
国営メディアが23日に伝えた。
国営新華社(Xinhua)通信によると、大会は甘粛(Gansu)省白銀(Baiyin)市近郊にある山岳地帯の「黄河石林(Yellow River Stone Forest)」で行われ、172人が参加していた。
中国中央テレビ(CCTV)は、地元の救助本部からの情報として、最後まで行方不明になっていた人が23日午前9時半(日本時間同10時半)に見つかったが死亡したと伝えた。
同日朝に地元当局は20人が死亡し、1人が行方不明になっていると発表していたため、CCTVは死者が計21人になったと報じた。
新華社は、「救援本部によると、22日午後1時(日本時間同2時)ごろ、20~31キロ区間の標高が高い場所がひょう、冷たい雨、突風に見舞われた」と伝えた。
「参加者らは、急激な気温低下による体調不良と低体温症に苦しんだ」 「一部の参加者が行方不明となり、大会は中止された」
700人以上の救助隊員が行方不明になった参加者の捜索に当たった。
この地域では翌朝にかけてさらに気温が低下し、捜索や救助が「ますます困難になった」という。
新華社は、23日午前3時(日本時間同4時)現在、参加者のうち151人の安全が確認され、このうち軽傷を負った5人は病院で治療を受けており、容体は安定していると報じた。
白銀市の張旭晨(Zhang Xuchen)市長は、コースの20~31キロ区間で22日正午(日本時間同日午後1時)ごろ、「突然ひどい悪天候になった」と説明した。
ひょうと冷たい雨が降り、強風も吹いて、気温が急激に下がったという。
張市長によると、すぐに大会参加者の一部から助けを求めるメッセージが届いたため、主催者は救助隊を派遣し、18人を救助した。
午後2時(日本時間同3時)ごろ天候がさらに悪化し、大会は中止され、地元当局は追加の救助隊を送った。甘粛省政府が原因を調査するという。
英字紙チャイナ・デーリー(China Daily)によると、黄河石林は石筍(せきじゅん)や石柱がつくる見事な岩山の景観で知られ、中国では多くのテレビ番組や映画の撮影に使われている。
【翻訳編集】 AFPBB News
参加者172人で、死者21人は、凄い!
仮に、中止判断が、即、出たとしても、果たして、戻れたのか?疑問。
読んでる限り、開催場所が、悪すぎた様に思えます。
山岳地帯の気候変動は、読みづらいのも有ります。
自然は、優しく無かった様です。
主催者側は、申請にあたって、事故が起きた場合の免責事項を設けているはずですから、補償を求めても、そんな高額には、ならないでしょう。
そして、来年も同じ地で、大会が、開催されたとしても、参加者する人は、今年と同じ位は、いるのでしょう。
死者が、多数出る様な場所を制覇したい。と、考える人達は、必ず、居ます。