ワクチン「先進国」の英国、規制解除でにぎわい戻ったが…いまや感染者1日5万人に増加




10/23(土) 21:01   読売新聞

 



【ロンドン=緒方賢一、ジュネーブ=森井雄一】



 新型コロナウイルスのワクチン接種をいち早く進め、社会の正常化に向かった英国で、1日あたりの新たな感染者が5万人前後に増えている。



 専門家からは再び規制が必要との声が出ている。




 英政府の22日の発表によると、新規感染者は4万9298人、死者は180人だった。



 感染者数は21日に5万2009人を記録した。



 ジョンソン首相は22日、感染者数などの増加について「我々の予想から外れてはいない」と述べ、現時点で規制を導入する必要はないとの考えを示した。



 英政府はワクチン接種で感染に歯止めがかかったとして7月に規制を解除している。



 飲食店にはにぎわいが戻り、劇場は大勢の観客を入れて公演を行っている。



 現在はインド由来の変異ウイルス「デルタ株」の感染が広がる。



 英政府は引き続きワクチン接種を進め、1日あたりの死者が1300人を超えた今年初めのような危機は回避できると主張する。



 一方、政府に助言する専門家の委員会は「規制を早く始めれば厳しい規制を長く続けなくて済む」として、マスク着用や在宅勤務の推奨などを求める。








一度、解除した規制を再度、規制を掛けるのは、難しい様に思えます。



他国の例をみれば、規制に対する反対デモが、頻発してます。



また、日本と違い、必要な時は、マスクを着用すると、言う習慣もありません。



政府が、様子見を決めなのは、正解だと、おもいます。本当なら規制したいところを。



結局、国民が、恐怖を感じない限り、どの様な規制を行ったところで、従う事は、ありません。