今回も行ってまいりました、日本特殊陶業ナントカかいかんナントカホール

 

 

 

 

 

沢田研二氏本人も「名古屋市民会館」って仰っておりましたのでそれでいいのではないでしょうか口笛

 

1982年14歳中2のとき「A WONDERFUL TIME」のとき初めて行ったのがここでした。アンコール後にファンがステージ上に上りジュリーに抱きつくというハプニングがありましたっけ。

 

翌年は、全曲井上陽水作詞作曲のアルバム「MISSCAST」壁がバタっと倒れると中からジュリーが登場するというシュールなセット

 

その次は大澤誉志幸とRCサクセションとのKIRIN名古屋ロックフェスティバルでナゴヤ球場(これ時間短縮で大ブーイングでしたが、原由子さん作詞のオープング「SweetSurrendar」は秀逸でした)

 

その翌年があの蜷川幸雄氏演出の伝説のライブ「架空のオペラ」でもっかい名古屋市民会館。

 

そこまでか「架空のオペラPART2」までか、そっから厚生年金会館、勤労会館、最近10年くらいは芸術劇場。

 

いやあ、久々に戻ってきましたね。

 

ナゴヤ球場から市民会館(タイガースは愛知県体育館)、もろもろいろいろ経て

68歳でもっかい市民会館。すげ~2300人4階席まで超満員だもんなびっくり

 

平日17:00開演って普通の人これんだろうに、実際アンコール直前で来場された方結構みえました。あと今回は男性客が異常に多かった、昔は自分と20人くらいの時もあったけど1割くらいは男性客ですね。

 

平均年齢は60歳くらいですかね?みなさんジュリーが好きなんですねウインク

 

 

私もほんの34年連続45回くらいです。

 

ただね、MCで沢田氏も言ってたように「最近は円形のホールが多いがここは真四角」

 

んんん、僕は1階席の20列くらいだったけどやっぱり近代的な音響が計算されたホールと比べると音圧が弱いっていうかちょっと音が小さくなってノリにくいですね。

 

 

 

 

音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜

こっからはセットリストも入りますから、これから行く方は飛ばしてください

音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜音譜

 

 

今回のセトリ一曲目はオープニング定番の奥井香作品「ポラロイドガール」

「飛び出しておいで!」でジュリー68歳ジャンプします

 

そっから前半はややマニアックな曲が多かったので始めての方は少々きつかったかもですねキョロキョロ

 

自分的に今回の見どころはズバリこのあとです!

 

LIVEの中盤に差し掛かったころイントロで思わず「おお!」って言っちゃいました。

 

「アルシオネ」

 

照明はすべてブルーで統一、空想の中の宇宙空間みたいです。

 

この季節より本当はもうちょっとあと、10月くらいにこの曲聴いちゃうと心の奥の方に染み込みますね~、秋に聴く「アルシオネ」、阿久悠作品「絹の部屋」、NOBODY作「月のギター」このへんは染みます。

 

2000年当時FM局のプロデューサーやってたころ、今はFM愛知のディレクターS君に渡した曲がこれ「アルシオネ」、S君絶賛してたなあ、局の人間けっこう「ACB」と「ベンチャーサーフ」と「アルシオネ」面白がってかけてた。

 

 

次が「届かない花々」

 

2004年の「CROQUEMADAME & HOTCAKES」収録曲

この曲名古屋の東海ラジオでCMに採用されてたんだけど、なんでこれ?って思ってた。

 

でもね歌詞聞いてみるととっても深いです。

 

毒花の良心、枯れた花の魂、硬い石の運命・・・・大好きな一曲です。

 

そっから「我が窮状」

 

この周辺4曲くらいは僕にとって至福の時間帯でした。周りも聴き入ってる感満載です。

 

まあ、アルシオネだけで7,000円の価値はある。

 

(だがしかし、欲を言えばやはりアルシオネはアコースティックギターかプンプン

 

 

 

 

そうですね

 

今日本人アーティストで「歌をじっくり聞かせるLIVE」ができるのは沢田研二、小田和正、松山千春、あと何人残ってるでしょうね?

 

んでその次が原発ですわ・・・

 

もうねジュリー自身も「友人からこのコーナーは良く寝れる」と言われたらしいし

 

そもそもこれは「コーナー」であって「自分さえご機嫌に歌えればいい」って言ってるんでいいんじゃないでしょうか照れ

 

沢田研二にはすでに賛否さえ存在しません。

 

いいんです!48年歌い続けたらほんの5年間、ラブソング一切なくても15分間原発の歌だけやっても・・・いいんです!

 

 

右手にはPRAY TO EASTJAPANのリング。  その想いをファンは尊重するのみです。

 

そうそう10年ぶりくらいにセトリの予想外しました。「時計/夏が行く」やらなかったなあしばらくやってない曲でこれ来るな、って思った曲ここ10年くらいは外さないのに、悔しいです!

 

 

でも大丈夫、ジュリーマニアの諸兄諸子9月と言えば沢田研二マニアはそう「コバルトの季節」ですよねウインク

 

アンコールできっちりやってくれました。

 

まあ、「TOKIO」「ストリッパー」「カサブランカダンディー」それとデビュー曲「君をのせて」ヒット曲もやりましたんで初めての方も後半はそれなりに楽しめますな

 

 

 

 

最後のMCは凄かったですよ

 

 

来年、デビュー50周年だって

 

 

50周年!!!

 

 

もちろんGS創世記だからロックミュージシャンで50年LIVEやり続けた人なんかいないわけで

 

 

で、再来年が70歳だって

 

 

70歳のロックアーティストですよ

 

 

60歳の時の東京ドームのウラ話も面白かった

 

「泉谷しげるが先に『60歳60曲LIVE』やっちゃったから、僕はだれかが先にやったことなんて興味ないから・・・」

 

 

で80曲6時間LIVEになったんだって!へえええええええ笑い泣き

15:00~21:00いやああ長かったあ爆  笑

 

 

 

「2000年でもくたばってなかった、驚いているのはこの僕なんだよ」

 

 

あれからもう16年ですよ・・・・

 

東京ドーム80曲LIVEからはや8年ですよ

 

んでその先は勢いで・・とか、もうね「やり続ける決意」とか悲壮感とかそんなものさえいらないんですね沢田研二。

 

 

普通に70歳過ぎてもやってんだろうなあ、好きな曲をロックミュージシャンとして。

 

 

いやあ、良かったジュリーマニアでウインク

 

 

※あ、携帯電話はマナーモードにしましょう

 

 

おしまい