こんばんは、最近会う人会う人に元のナカムラに戻ったと言われて嬉しい中村です。
というわけで、ジュリーの初詣LIVE行ってきたんですけど。
今からレポートカキカキするんですけどね。
こ、これは...このLIVEはいったいどゆこと?どゆこと? まあ、おちつきゃあかね、あ、あ一番焦っとるのはお、俺か
だってさ
こんなこと過去にありました?
2004年の『ROYAL STRAIGHT FLUSH』と、同等。いや それ以上のヒット曲の連打!連打!連打!!ヒッパレー🎵ヒッパレー🎵状態やん。
おっと失礼、これ以上のネタバラシはまだルール違反
本題前に・・・・
実は今日、お昼から、ジュリーファンの大先輩で「沢田研二大研究」の著者でもあられる公子先輩と中村区のコメダでジュリーミーティング3時間くらいしてました。
あと、60時間くらいは余裕でお話しできますねとお互い。。
で、LIVEは今回も愛知県芸術劇場なんですが、これがもう開演前から人ぎっしり。
東京のウワサを聞きつけジュリーグッズお目当ての方がいらしたようですが、物販の係の方に「ジュリーグッズありますか」て聞いた人に
「本日はCD・DVD以外の販売はありません」
「大阪は」
「大阪も予定ございません、CDとDVDのみです」
とツレナイお返事。東京はどうやら事務所から見つかった過去のLIVEグッズ在庫の一斉セールだったみたいで、僕らはほとんど持ってるものみたいだったようです。
そして、LINEグループのお友達
hiromeguさんYOKOさん
架空のジュリーさん、のにたんさん
あと、なんと男性だったことが判明したSAWAGUCHIさん(Twitterで、「着席は酷だー!叫びて~!」とか書いてらっしゃいました)
そして遠くの方からお声がけいただいたり、そっと手を振っていただいたり。
皆様、お会いできて光栄です!!
※SNS掲載のご許可いただいている方もおられますが、念のためお顔隠してますm(__)m ご入用の際は逆に送りますのでお申し付けください。
会場に入り、もはや毎回安定の2階席に着席すると、ん?ステージに神・・棚・・・?
~開演前のアナウンス~
開演に先立ちまして、LIVEの安全を祈念してご祈祷を行います。ご参加は自由となっております・・・云々・・・
照明明るいまま、ジュリーとバンドメンバーあっさり出てきて、神主さん(名古屋はひとり)が、「沢田研二さんに合わせて二礼・二拍手ください」・・・・2,500人、みんな座ったままちゃんとやります。
続いてナントカの儀
続きましてカントカの儀
続きましてナニヤラの儀
で延々20分くらい 長!!!!!
で、暗転して、ようやく、再びジュリーとメンバー登場!
(衣装はTwitter友達のNasiaさんがかなり正確に描写してますのでご参考に)
以下はセットリストも入ります、大阪・東京千秋楽の方は赤旗マークから赤旗マークまで高速スクロールしてくださいm(__)m
エレキギターのイントロから、最初あまりに久しぶりに聞くからわからなかった。
1曲目
「護り給え」
アルバム『告白-CONFESSION-』より
おおおおおおおおお~ CO-CóLO時代のアルバム曲って過去20年「君が泣くのを見た」「明星-Venus-」くらいしか演ってなくないすか?
なるほど、コロナ禍の日本を憂いてね、大真面目な祈祷からの流れでね、今回はそう来たか?これはなかなか読めないですね~
②「神々たちよ護れ」
アルバム『ROCK'N ROLL MARCH』より
惜しい!!!
思わず心で叫びました、この前のブログで『ROCK'N ROLL MARCH』の2曲目を予想しました、3曲目でした!あ~惜しい!(←いや、別に惜しくない)
ん?
護り給えからの護れ?このLIVE、ひょっとして、ずっと「神様シリーズ」? あと神様系の曲ってなんだけ?生まれる前の川岸の歌と、かーー---みっさま!の歌と、花に囲まれてなぜ微笑むの?の名曲とか?
で
~MC~
「今回は7人のメンバーになりました、バンド名はまだ考えてません、ウルトラセブンとか(場内失笑)、七福神とか(場内なるほど的なうなづき)、七福神・・・・布袋さん、布袋・寅泰(ジュリーによる布袋ちゃんのポーズのモノマネ)」
からの!いきなり!!!
1981年冬のストリッパーと82年冬の6番目のユウウツ EXOTICS時代の連チャンって、すげ~なおい!なんなんこれ?!
今のところ、ジュリーがトップ3に入った最後のヒット曲、西平彰作曲の異色曲「6番目のユウウツ」この時代に、2022年に聴けるとはね~、しかもキチンと「僕の唇についたルージュを拭わないで、くれえ」のところ唇触ってるし(うわ~・・・・エロいわ73歳の色男~)って思いながら双眼鏡デビューの僕は見てました。
あと、皆さん気づきました?
レコードの歌詞とリズム変えないジュリーが、この曲だけ
「見知らぬ~ナイフに傷つけば」のところ、「見知らぬナイフに、傷つけば~」て歌ってたんですけど、初めてレコードのまま歌ってましたね。
ふううう。。。。。。さて、もうそろそろミディアムテンポのアルバム曲で一回落ち着こうかね。
そうせんとマスクしとるから、酸欠になるよ、俺ら・・・
⑦「カサブランカダンディ」
ぎぇ!まさかの?!ギターだけのときにやったじゃん!マジか!
水芸か?ついに解禁か?! (以下古館さん風に読んでください)
お~っと日本が誇るレジェンド、ジュリーこと沢田研二、1コーラス終わりの間奏でペットボトルと取り出して、さあ、口に水!入れた~!入れましたあああああ!さああああ、出るか?世界の極東日本、かつてその未来を背負う小学生の、ランニングシャツをコカ・コーラで濡らした水芸、校庭で一斉にぷしゃあ~~~~って吹いた1979年からの新春かくし芸ならぬ、沢田流!伝統芸!ここで!
・・・・・・・っと。。。。やはり飲んだわねそらそうだわね、またいつかね、コロナ収まったら思いっきりお空に向けて飛ばしてね。
⑧「憎みきれないろくでなし」
もう、これはベスト盤LPレコード『ROYAL STRAIGHT FLUSH』聞いとるみたいな様相を呈してきたがね。
90年代に風船エリマキトカゲみたいな衣装のときに演ったきり?
このあたり、2,500人がおんなじフリやって完全に宗教団体と化しとるがね!
⑨「恋のバッドチューニング」
もはや何連発❓そこまで出しますかね?
そして!いつも全く当たらない中村町のセトリ予想で「すわさんと山崎さんのバッチュニン♪バッチュニン♪のコーラス」まで予想したんですが、ここで的中褒めて~~~~
でももうそんなんどうでもいいですわ、なんすか?このセトリ、2022年でしたっけ今?
⑩「ポラロイドGIRL」
マスク中で「オガガッオガ」(度々すみません)
また的中!
ジュリーのFRASH!から、みんな椅子の上で暴れだしたがね
とびーだしておいで!のとこ、
ジュリー飛んだがね73歳、飛んだわ
あ!また飛んだ!
なんか、
これ、そのまま座っとけと? みんな上半身でめっちゃ踊ってますけど、座っとけと?
そら、「立って騒ぎて~!!!!」ってなるわもはやイジメというより、こりゃ軽い拷問だわね
でもガマンガマン
ん?あれ?今日って照明動いとる?
よく見たらバトンで吊り下げとるがね。
おっと、ムービングライトがゆっくり上がって・・・
変わりになんかでっかいの降りてきた
ミ、ミ、ミラーボール!巨大な
と同時にドラムとピアノ音で、あのイントロが
⑪「サムライ」
これかあ、東京国際フォーラムで初めて生で聞いて泣いちゃった人続出の曲は。
ミラーボールキラッキラ回る中でジュリーが「片手にピストル!」で2,500人が右手人差し指上げるわけさ、この光景、すでに幻想的。夜ヒットの畳思い出す人も多いでしょうね。
これも薄くコーラス入ってる、すわさん・山崎さんホントいい仕事してる。
⑫「LOVE(抱きしめたい)」
また当たった。ていうよりむしろ歌わない方が不自然。
また照明バトンが絶妙に降りてて・・・やさしく包む人の元へ、ヒールの音をコツコツ響かせながら帰っていく歩道、そして灰色の冬の街に降りしきる雪、を見事に演出してるんですよ!照明プログラム今回明らかに進化してますね、ジュリーの照明チーム一度お話をお聞きしたいものです。
年始にネットで「もう一度聞きたい紅白のトリ」みたいなアンケートがあって、LOVEは長い歴史の中で2位だったんですよね、しかも他はほとんど2000年代以降、1978年当時ポップスの歌手がトリだなんて許されない時代、それを初めてやってのけたが沢田研二。 で、その楽曲が僅差でレコード大賞(←今と違って権威のあったころね)を逃したものの、史上初のトリ楽曲となった「LOVE(抱きしめたい)」
今回のバンドで唯一若手(しかもイケメン!)キーボードの斎藤有太、ここは見せ場かと思ったら、意外にもギターが大きく出てましたね。個人的にはこの曲はパイプオルガンの音で攻めてほしかった。
斎藤さん今回はまだステージングを魅せるまでは行ってなかったように見えましたが、ジュリーのLIVEキーボード奏者は大野克夫、ミッキー吉野、西平彰、53歳で亡くなった朝本浩文、そして大山泰輝。実力者揃いですが子供の頃から憧れた沢田研二のステージで思う存分実力を発揮してくださいね。頑張れ!
⑬「世紀の片恋」
アルバム『耒タルベキ素敵』より
覚和歌子さんの歌詞ですね、「かーー----みっさま!」 あ、やっぱ神様ソングだ・・LIVEを通しての隠しテーマは「祈りと護り」これは間違いないですね。
そして照明バトンが降りてムービンググルグル回してる、ほんとお金かけてんなあ。
⑭核なき世界
タイトルが思い出せず。。。時間かかりました。今回は1曲だけでした、初めての方、ビックリしたかもしれませんが・・・
⑮「A・C・B」
節目節目で「2000年でも~」、のところその時々の年号に変えて歌ってきた歌ですね。
もうリリースされたのが22年前なんですね、やんなりますね
この曲、あの時、恐れ多くも私、フジテレビさんに紹介させていただいた曲でして
ディレクターさんから「そんな沢田研二の生き方を示した曲はあるのですか?」とのご質問に対して、の回答です。
「続けることしか信じられないんだ」
「2022年でもくたばってなかった、驚いているのはこの僕なんだよ」
みんなもう、驚かなくなってきましたよ・・・・
ふう・・・
本編終わりました。 ん?ここまで15曲?たったの?神事が長すぎたのか?
いや、LIVEの中身が濃すぎるのだ、これは。何十曲にも感じた。
~アンコール~
ジュリーLIVEでの楽しみのひとつ、アンコール前のMCです。
「曲は知らないけどおしゃべりがすごく楽しかった」と初めての方がよくある感想。
大阪が一番喋る、京都は地元だからぶっちゃけ話が多い、初日は控えめ、千秋楽は次の予定をいち早く聞ける・・・・・
などなどここだけは「楽しい不公平」があるのですが、今回は比較的神妙な感じでした。
というか、今ジュリーファンの間で物議を醸しているのが今回のアンコール衣装!
過去にはネコの着ぐるみでサンマのマイク持ってきたり、阪神タイガースのヘルメットと法被とかありえない衣装もありましたが、今回は
ハニワ?大魔神?・・・・ジュリー自身がご神体なのか?
(※衣装はNasiaさんがこれまたTwitterで詳細に描写しておられますのでご参考に)
笑ってよいのやら、どう解釈すれば良いのやら、いったい何をどうしたらこうなるのか?
まさかタケジの仕業か?
で、衣装の説明もなく世情不安を憂いてジュリーは語りだします。
今日のLIVEにリスクを覚悟して来てくれてありがとう
オミクロン株が流行りだしているので気を付けてほしい
ざっくり言いますと、2023年の秋まではLIVEの予定が固まりつつある
それまでコロナが感染って死んでだりしないように(場内軽く笑)
僕はこうして続けることしかできない、印税で暮らしているわけではないので
次もご期待ください!(拍手)
(↑だいたいこんな感じだったともいます、語尾や表現語句は異なるかもです)
⑯「ROCK'N ROLL MARCH」
TOKYO DOME80曲LIVEの大合唱以来 LIVEの定番曲になりつつありますね。
座ったまま「だ~~~~」、「が~~~~~」ってやるの初めてで、これが翌日の腰痛の原因になった気がします。
ここで、あのジュリーの決意を示す巨大な赤い旗がいままで最大に靡きました。おおお、神々の仕業か?
それはないとして、でもどうやってあの巨大は旗をあれだけ壮大に靡かせたのか?ストリッパーのときに巨大な扇風機でジュリーを煽ってたのは有名な話ですが、これもかなりの労力使ってますね~。
ジュリーレーベルのロゴがはっきりと見えるくらいでした。
⑰「マンジャーレ! カンターレ! アモーレ!」
1997年アルバム『サーモスタットな夏』より
なるほど、1997年当時のLIVEで「人生は食べること、歌うこと、愛すること」それが大切・・・的な語りをされておりましたが、今回のLIVEの最後には相応しいと思いました。
さて、さて、さて
すでにファンの間ではざわざわしてますが、曲も終わりに近づいたころ、カズさんとジュリーの微妙なやりとりがありました。
最前の皆様の意見等散見されますが、僕の見た解釈は以下です。
いつかのLIVEのオープニングで同じくカズさんが、あの「一月一日」(とーしーのはーじめーのたーめーしーとてー🎵のうたです)
あの曲の部分を曲のコード進行に合わせて弾いたことがあって、今回はマンジャーレ・・に合わせたものの、その一小節3音だけでやめちゃったんですよ、おそらくジュリーは「なんでやめたの?」的にそこをツッコんであのカズさんの「ごめ~ん」の深いお辞儀になったのだと・・・
まあ、大ごとではないですよ
それにしても全体的に光ったのは、今回ベースで入った依知川さんのリーダーシップですかね?
さすが慣れてるのもあるのでしょうが、今回職人顔を崩さなかったカズさんと対照的に何度もジュリーのポーズを後ろから笑ってみてる余裕を感じたし、自分のボーカルパートでもないところをマイクなしで歌ってるんですよね。すごく楽しそうに。
バンマスっていうんですかね?今回のバンド、依知川さんがリーダー的なポジションに入ることでEXOTICSやJazzMasterや鉄人バンドのようにチームとしてまとまって長くやってくれそうな予感を感じました。
さて、最後になりますが
また、ワガママ言うな!って怒られそうですがね。せっかくこれだけの体制にしたわけですから
ここは新曲を、このバンド体制での新曲を
10曲?そんなにいらないですよ、でもアルバムを聴きたいです。
福島への想いも十分に分かりました、国を憂う気持ちも聞きました、でもね
僕は、73歳のセクシーなジジィ~が歌う至極のラブソングが聴きたいです。
できれば覚和歌子さん作詞の
日本中の、あるいはフランスのアジアの女性を虜にした美貌と色気、未だ衰えぬオーラ、唯一無二の歌唱力、その全身全霊で歌うラブソングが聴きたいのです。
まずは、初詣LIVE 大阪、そして千秋楽の東京LINE CUBE SHIBUYA、ここでの皆様のレポートに期待を寄せて、帰ります。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
ジュリー最高だぜ!!!!!!