『子どもと未来をつなぐ会・町田』 -14ページ目

爪のはがれ変形…低線量被ばくの可能性が考えられる気になる症状例

先日の記事、「低線量被曝の可能性が考えられる症状 」で、症状を報告してくださった方から、写真を提供していただきました。


■3歳 男 東京都町田市在住

爪のはがれ変形(2011.10.26撮影


『子どもと未来をつなぐ会・町田』 『子どもと未来をつなぐ会・町田』

いきいき健康だより9月21日号についての手紙に石阪市長から返事がきました


『子どもと未来をつなぐ会・町田』 『子どもと未来をつなぐ会・町田』


ふくいちからのフレッシュな放射性核種の飛散、ないのでしょうか?

台風が来たら線量が上がり、風向きによっても上がったりしているのですが。

空間線量測定は、線量の低い校庭のど真ん中などではなく、

マイクロホットスポットになりやすい側溝や雨樋の下など計測していただきたいです。


※手紙にある「いただいた測定結果」はこちら

10月24日都民生活要求大行動での私達の訴え文字おこし

りえ 「3.11以降、東京の母たちが、放射能から子供たちを守りたいということで立ち上げました、子どもと未来をつなぐ会の代表5人が参りました。私は○○りえと申します。ここの参考資料、33ページから38ページからまできちっとお読みください。今、子供たちに何が起こっているかここで、みなさん、親の子であり、子の親でもあろうし、まさに少子化が問題になっている今、これだけのことが起こっている、この東京都で起こっているということを自覚していただきたいと思い、今日、私たち母たちが訴えに参りました。
お聞きください。」


みずほ「福島原発の事故由来の放射性物質が、東京都のほうにも飛んできているということはみなさん、認識していることと思います。で、今全然子どもたちが守られていないという状況で、この資料にありますように、たくさんの子どもたちが低線量被曝症状ではなかろうかという症状で苦しんでおりまして、しかし、認めてはもらえないという理由で、病院に行っても、相手にされず困惑している状態です。母としての思いを切に訴えを聞いていただきたいと思います。」


みか「私は2児の母です。3.11以降、うちの娘、息子が立て続けに2,3回口内炎ができました。真っ赤な鼻血も出してます。昨日、運動会がありましたが、子供たちが鼻血出しながら踊ってました。一番弱い、日本の未来を背負う財産になるこどもたちが、このような状況であります。みなさんどうか、目をそむけないで、力を貸してください。政治って何のためにあるか、もう一度胸に手を当てて考えてください。もう、下痢が何か月続いていると思うか、微熱が何か月続いていると思うか、鼻血がトイレで流すように・・」


りえ「うちの子どもです。」


みか「あの資料にのってます。どうか力を貸してください。もし自分の子どもがこうなった場合に誰に訴えればいいのか。どうやって生きればいいのかわからないのです。どうか助けてください。」


けいこ「今、子どもたちにいろいろな症状がでています。これはこどもたちがシグナルを発していると思ってるんです。25年前にチェルノブイリ原発事故がありました。今、ベラルーシの子どもたちがいったいどうなっているのか。ご存じでしょうか?80%もの子供がなんらかの疾患を抱えている驚くべき報告がされているんです。これが25年後の日本と考えると、おそろしくてたまりません。子どもたちを守ってやれるのは、周りにいる私たちしかいないんです。周りにいる大人しかできないんです。子どもは自ら身を守れないんです。今、私たちが放射能対策をしっかり考えていかないと、このさき20年後、30年後どうなっているかわからないんです。私たちには、本当に何にもできません。自分の子どもだけが、元気ならいいとは思えないんです。もう、全国の子どもたちが元気にすくすくと育っていく姿を見たいんです。どうぞよろしくお願いします。」


のりこ「こどもとみらいをつなぐ会の○○です。今日は、一人の母親として、生の声を届けに来ました。一人の市民で専門家でも何もないので難しいことは言えませんが、お聞きください、特に、福祉保健局の方は特にどうか心に深く刻んでいただきたい。今、少子高齢化で特に子供が少なくなっていますよね。国が借金を抱えている、この先どうなっていくのか、本当に国が問題が山積みなところに、今回、子どもたちは自分の身を守ることができない。放射性物質を浴びているわけですよ。今、育っている子ども、次の時代を作る子どもたちは、東京都はもちろん、国にとって宝物ではないですか。その子どもたちを今守らなくて、私たち大人はどうするんでしょうね?本当に私、そこが素朴な疑問なんですよ。
職員の方々も自分の所管がどうだとか、他の所管の問題だからと、そんなことはとっぱらってほしんです。今回のことって所管って関係ないんですよ。日本全体のことを論じているんですよ。原子力が中心に原発産業中心に戦後、走ってきてしまった。私たちの親の世代ですよ。この原発事故が起こってから母親と父親に聞きました。お父さん、私の子ども時代に、原子力関係のことでなんで私に教えてくれなかったの?と、残念なことに私の両親は勉強不足だったので、原子力ってどんなものなのか原発ってどんなものなのか。はっきりわからないまま、私を育ててくれたんです。日本という国は戦後、どうやって国を建てなおしていこうというところに一国会議員が決めてしまった原子力政策に乗っかって、夢のエネルギーということで走ってきてしまった。今回、このふくしまの事故がそれがすべて間違っていたという事を教えてくれたんですよ。今回、この事故は私は、神様からの贈り物だと思っています。この事故を日本全体がいかに自分の問題としてとらえるか、次の世代の子どもたちに負荷を残さないように、汚染された状態をできるだけもとに戻すようないろんな英知を結集して、まとめてもとに戻せることができるかどうか。
それをひとりひとりが問われているんだと思います。ここに座っている方々はそれをまかされている方々なんですよ。私、本当に疑問に思うのは、こういう話し合いの場になると、相対する形になりますよね。こういう敵対している感じは私は好きではないのですが、今日、ここに座っていらっしゃる職員一人一人だって仕事が終わり、おうちに帰る間に、一人の市民に戻るはずです。一人ひとりに家庭があるはずです。みなさんご家族がいらっしゃいますよね?この中で低年齢の子供がいらっしゃるかた、どのくらいいらっしゃるかわかりませんですけれども、職員がどうだとか、所管がどうだとかではなくて、一人の人間として、次世代を担う子どもたちを守ろうという熱い心を持った人はいませんか?もし、少しでもあったなら、職員同士、都庁内で熱い議論がかわされてもいいと思います。
部長の中でありますかね?今日、私は職員の中の気持ちをひとりひとり探りたい、聞きたいと思ってきました。一人の人間としてどう思うのか?そこを一人一人の職員の方が深く深く今回のことを考えていただきたいんですよ。だめですかね?

今日は精一杯訴えにきました。それで、もう一言いいたいんですけど、
はっきり言って私、日本人であることが恥ずかしんですよ。こんな重大な事故を起こしておきながら、子どもを最優先に守ろう、助けようという明確な政策が打ち出せない都や国に本当に怒ってます。それで世界に対しても恥ずかしい。こんな重大な事故を起こしておきながら、後始末をつける技術も持っていないし、世界に対してこれからどうしていくのかという明確な方針を打ち出せていない。行政の方々、どうぞ、子どもたちを守る、次の世代を支えていく子どもたちを守るという一点で真剣に考えていただきたいと思います。それだけです。ありがとうございました。」


りえ「国がやらないから都はやらない、そんな問題じゃないんです。都の職員さん、私たち、みんなもそうです。ほかの団体の方、ひとりひとりがお考えいただきたい。本当にみんなが一緒になって考えていかないとならない、いままで自然界がこの地球が出来上がって、経験したことのないことが、今ここで起こっているんです。この東京でも。このことをしっかり胸に刻んで、そして、今行動しないで、いつ行動するんですか?やりましょう。一緒に。私たちは、母たちのお願いを作ってきました。あとで、みなさんのところに回りますので、それを、受け取ってください。一緒に考えていきましょう。すみません。ありがとうございました。お聞きくださいまして。」

10月24日都民生活要求大行動で「放射能対策要望書」を渡してきました【報告編】

10月24日、東京都に対する要請行動「都民生活要求大行動」に行ってきました。
(参加メンバー:5名))


私たちは、午前の部の一番最初の枠、「防災・放射能対策について」(45分)の中で、防災関連のあとに出番がきました。限られた時間でどう話そうかと直前までみんなで作戦を練り、私の記憶では、子ども未来として約20分弱、話しました。


開会前に司会担当(東京地評)のかたと顔合わせすることができ、その際、今日の話し方、訴え方のポイントを事前に教えてもらうことができました。子ども未来は親の代表で来ているわけだから、専門的なことを質問するよりも、親の心配や子どもの様子をストレートに感情的に伝える方が効果があると。ここの部分、今日のメンバー全員が、それぞれの言いたいことをきっちり伝えてきました。(私たち最前列でした!)


大行動実行委員会の方々が作ってくださった、要請行動についての資料(全72ページ)の中に、私たちの「低線量被爆の可能性が考えられる気になる症状」を加えてもらっていました!実行委員会の方々に感謝!
「私たちの調べた子どもたちの様子です、読んでください!」と、メンバーが何ページかも言って資料を開いてもらったので、都職員だけでなく、私たちと同じ要請側の、さまざまな立場の人たちにも見てもらえて、これもよかったです。まずは知ってもらい広めていく一歩になりました。


記者クラブ、各党議員室、労働組合室を回るときに、東京平和委員会・岸本さん、原水協・石村さんが同行され、放射能・平和について一緒に訴えることができました。(労働組合室は、他の一般職員とは異なる立場におられることもあり、わりと親身に話を聞いていただきホッとしました。やはり、人と人、じかに話すことが重要と感じた)

今日は、「子ども未来」は急きょ要請側に入れてもらったため、私たちへの回答はありませんでした。


ただ、大行動実行委員会から出されていた放射能対策の要請内容は、大きな枠と基本のところは私たちの要望と同じです。私たちの要望内容は、より細かなところを指摘した内容になっていると思います。

今日の収穫は、都の各部局の担当者たちを前に、親の思いをまずはじかに訴えてきた、そして同じ要請側のさまざまな人の耳にも私たちの声が入った、ということでしょうか、今日のメンバーの皆さん、それでいいかなー〓


そのあと、石原慎太郎都知事の秘書室へ行き、秘書に会い、説明し要望書を渡しました!


<参考追記>
■要望書持参した労働組合。
・本庁支部
・経済支部
・衛生局支部
・教育庁支部
・都立学校支部
・労働局支部
・病院支部


■「防災・放射能対策」都側回答者…私たちの20分間の訴えを聞き、私たちの要望書を受け取った人々です!!


<防災都市・東京の実現>
【東京消防庁】
企画調整部 企画課課長補佐兼計画係長 金子裕一郎

【総務局】
総合防災部 情報統括担当課長 星 智雄

【都市整備局】
市街地建築部 建築企画課設備担当係長 川端 清志
市街地建築部 建築企画課課長補佐(事業担当係長)丹 直美

【生活文化局】
私学部 私学振興課 助成係長 小川 仁
都民生活部 管理法人課 市民活動担当課長 樋口 桂
総務部 企画計理課 企画主査 村田 陽次

【病院経営本部】
経営企画部 広報担当課長 川久保 ルミ子
経営企画部 総務課 再編整備事業推進係長 東 敏和

【財務局】
経理部 契約調整担当課長 高島 慶太

【スポーツ振興局】
スポーツ事業部 調整課 スポーツ施設担当課長 梅村 実可

【教育庁】
総務部 総務課 安全管理担当係長 寺島 淳
都立学校教育部 高等学校教育課 管理係長 高橋 秀幸
都立学校教育部 特別支援教育課 経理係長 坂元郁子
総務部 契約管財課 工事契約担当係長 飯島 永典
都立学校教育部 高等学校教育課 施設係長 魚津 統英
都立学校教育部 特別支援教育課 施設係長 渡辺 聡
地域教育支援部 義務教育課 耐震化推進担当係長 梶 珠代

【福祉保健局】
生活福祉部 計画課 災害援護担当係長 谷山 倫子
健康安全部 薬務課 課務担当係長 小澤 康子
少子社会対策部 保育支援課 保育計画係長 町田 直樹
医療政策部 救急災害医療課 救急医療係長 高橋 裕己
高齢社会対策部 施設支援課 施設運営係長 高田 朋子
総務部 総務課 主事 高山 陽平


<放射能から子ども・都民・勤労者の健康とくらしを守る>の部

【総務局】
復興支援対策部 都内避難者支援課 都内避難者支援課長 福留 敬一

【生活文化部】
私学部 私学振興課 助成係長 小川仁
総務部 企画計理課 企画主査 村田 陽次

【水道局】
浄水部 水質担当課長 保坂 幸尚
サービス推進部 業務課 業務係長(課長補佐) 小原 和

【東京消防庁】
企画調整部 企画課課長補佐兼計画係長 金子 裕一郎

【警察庁】
警務部 健康管理本部 管理官 大谷 誠

【産業労働局】
農林水産部 食料安全課 食料安全課長 平野 直彦

【教育庁】
都立学校教育部 学校健康推進課 保健係長 清水 龍太郎
地域教育支援部 義務教育課 学校保健担当係長 弓削 奈美子
都立学校教育部 学校健康推進課 給食指導担当係長渡會 勲

【福祉保健局】
健康安全部 健康安全課 食品医薬品情報係長 勝目 亜紀子
健康安全部 食品監視課 食品安全担当係長 渋谷 剛
少子社会対策部 保育支援課 保育計画係長 町田 直樹


平和<横須賀基地について>
【知事本局】
基地対策部 基地対策担当課長 神野 美和
基地対策部 横田基地共用化推進担当課長 樋口 隆之


「防災・放射能対策」の中に、<防災都市・東京の実現>、<放射能から子ども・都民・勤労者の健康とくらしを守る>、<平和関連>があり、内容によっては、同じ回答者が重複して出ています。

10月24日都民生活要求大行動で「放射能対策要望書」を渡してきました【要望書編】

要望部隊、請願して参りました!

都庁部長クラス約50名に向かって5人の母全員訴えました!吠えました!

そして、45部の要望書を渡しました!

記者クラブ、各党各会派の議員控室、各部署の労働者組合を周り、合計50部の要望書を手渡し説明しました。

__________________________________________________


東京都知事 石原慎太郎 殿


 私たち母親は、311以降、未来ある日本の子どもたちを放射線被ばくから守るため、懸命に学習や活動を重ねて参りました。放射性物質は、一般の廃棄物のように、無害化したり、リサイクルしたりすることができないため、「拡散防止」と「安全な隔離」が大原則であることは、周知の事実です。


 放射性物質の拡散防止と安全管理の不徹底から懸念されるのは、都民、国民の健康や環境への影響です。中でも子どもは、放射性物質に対する感受性が強いことから、その影響が特に心配されます。
 

 私たちは、東京都民として、以下の徹底を強く要望致します。 


■要望1

東京都の災害廃棄物処理受け入れ見直し、すべての進行状況の即時開示、都民懇談会の定期的開催を徹底すること。  

■要望2
低線量被曝に詳しい医師による、子どもの定期的な健康診断の徹底。甲状腺、 心臓病、白血病、癌、悪性腫瘍、ぶらぶら病などの早期発見のため、必要な検査(尿検査、血液検査、心電図など)を徹底すること。

鼻血、口内炎、下痢、紫斑、爪の剥がれなど、子どもたちに現れている低線量被ばく症状に関する調査を、調査しやすいフォーマットを作成して定期的に実施、集計センターを置いたデータ管理と専門家による分析の体制づくりを徹底すること。

福島県から非難してきた人たちの健康調査の徹底。

放射性被曝により起こりうる症状、障害についての知識、理解を深める為の医師、医療関係者(特に周産期医療関係者、小児科)に対する学習会、講演会の徹底。


■要望3

放射線量計測がホットスポットの発見と除染目的に徹底されること。

ストロンチウム等のα線、β線、全ての核種の土壌検査を徹底すること。

公立、私立の別なく、幼稚園、保育園、小学校、中学校、高校、特別支援学校、

児童養護施設、児童館、その他、子どもが関わる施設などにおける隅々、細部にわたる放射線量測定の継続、線量が0.23μシーベルト/h以上の箇所の除染の即時実施の徹底。


■要望4

市民選出の専門家を含めた専門家集団による定期的なモニタリング調査等を通した現状の把握、そこから想定される人体・環境への汚染の影響、危険性を論議する放射線対策第三者委員会の設立、協議、会議等の全面公開。(専門家の人選はあらゆる専門分野からあらゆる考え方の専門家を選択して

行う)


■要望5

東京都内の各市区町村に都民のための無料食品測定室を設置すること。


■要望6

学校給食か弁当かの選択の自由、各学校長等による保護者への明確な説明の

徹底(現在ある学校による発表のばらつきを是正)


■要望7

下水処理場で生じる汚泥は、たとえ低線量であっても肥料やリサイクルセメントとして拡散しないこと。安全かつ恒久的な保管・管理の徹底。


■要望8

放射性物質で汚染された落ち葉の有効な処理の徹底。


■要望9

日本の食品の暫定基準値を、原発事故で健康被害が認められた国の基準値に

照らし合わせ、安全が確保できる水準に見直す事。


■要望10

除染を実施する体制を都民共同で作り、通報のあったホットスポットの除染。