今年7月からNHKで放送が始まる『透明なゆりかご』に出演することが決まりました。


今作は沖田X華さん原作の漫画で、町の小さな産婦人科を舞台にそこで起こる“日常”を描いた作品です。


僕はそこの院長、由比朋寛を演じます。


まず、僕がイメージしていた産婦人科は赤ちゃんの産声やお母さんや家族たちの涙など、幸せでプラスのエネルギーに溢れているイメージでした。


しかし、この漫画や脚本を読んで産婦人科での日常というものを知り、いろいろと理解するまでに時間がかかり暫く椅子から立ち上がれなかった。


生まれてくる命もあれば、亡くなっていく命もある。


生と死がこんなにも近くにある現場なのか


それを毎回受け止める産婦人科で働く人々。


「この作品で命の尊さを伝えたいです」とかって簡単に言えるものではなく、もっと様々な事を見てくださった方は感じるはずです。


そもそも命が宿るってそれだけで奇跡なんですよね。


その命を支える家族や産婦人科で働く人を含めた周りの人々。


今作はまだ何も知らない主人公が命に対してダイレクトに反応し、立ち向かい、受け止めていく姿に胸が熱くなります。


それとは逆に僕が演じる由比はプロとして反応し、立ち向かい、受け止める。


命とは何なのか改めて考えさせられる作品です。


是非、ご覧ください。

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