最近生徒達と、スタッフのやり取りを見ていて、改めて思ったこと。
スタッフの考えは
スッタフ: やってはだめなことを教えている → やってはいけないことをやめる(だろう、、)
では 自閉症の生徒達はどうなのかな?
生徒:だめなことをしてるのはわかる → じゃあどうするの??
生徒に「ダメダメNo,No」いっても、生徒は何が”だめ、Do Not"なのかわからないよ~。
自閉症の子供たちは前頭葉の情報処理力が、私たちと少し違います。
さらに、洞察力が Object(物体、おもちゃ、建物、本)は観察するのはとてもよくできますが
人、特に表情、感情の洞察が苦手です。見て、学ぶ事が非常に難しいのです。
なので、数少ない知識の中の知っていること=出来る事をするわけで、
それをだめといわれると、自閉症の子供の頭の中で「??????」「できることが無い!」になります。
さらにそれを表現することも、あまり得意でないので、「わかならい」といえないで
感情が爆発して、たたいたり、蹴ったりしたるすることもあります。
たとえば、自分の順番が待てなくて、たたいてしまう子。
1、生徒がたたいた時に、「たたいちゃだめ!」→たたいちゃだめなのはわかった。
2、生徒がたたいた時、「手はここにおいて!」→じゃあ、生徒の気持ちはどう表現したらよいの?
3、生徒がたたいた時、生徒の手を取って、先生の体をトントンとやさしく触る 「私の順番まだ」とスタッフが言う。
もしくは順番カードを渡す。 → 先生「あなたの意思を教えてくれてありがとう!
ここで、生徒の状態にもよりますが、順番をまわしてあげる(自分の意思を伝えたご褒美)、待つ練習をスタフと一緒にする→待てた事へのご褒美: 待つことができる(できることが増える)
行動療法(ABA)ですね
たくさんの光がたくさんの人たちに届きますように。
おなじ空の下から送っています。