少しずつ自分がやれる事をやろうと思っていたら、
なんと以前キッズヨガティーチャー認定コースの講師から連絡があり
ゲストスピーカー「発達障害とヨガ」についてゲスト講師として話しに来て欲しいとオファーが。
人前で話すのも(ましてや英語)苦手、自分なんかが!と1年前お話をいただいたのですが、ほかに良い方がいらっしゃると思いお断りさせていただいたのです。
1ヶ月前にやはり私が適任であると、もう一度ご連絡をいただき、悩んだ末
ー少しでも発達障害のことをたくさんの方達に理解して欲しいこと、
ーインクルーシブ(すべての子どもを受け入れる体制)クラスを推奨しようとしているカナダで、まず(指導者ここではキッズヨガの先生ですね)環境を準備してあげるのは大切だと以前から考えていた事、
自分ができるほとは少しでもやれるようにしようと(前回宣言したし)
やらさせていただく事にしました。
結果、(私は)すごく楽しい時間を過ごさせていただきました。
最初に私の参考資料にもしたかったので、こんな質問を受講生全員質問アンケートで匿名で答えていただきました。
『もし今、あなたのクラスに自閉症の生徒が入ってきたら、どう感じられますか?』
本心を書いてもらいたかった事、事実を受け入れるためにカッコつけないでくださいとお願いして書いてもらったところ
やはり思った通り90%の受講生が不安を感じる、どうして良いかわからない等でした。(この中には教育者が半分以上)
実はこの反応、予想していたので全く驚きませんでした。事実、仕事でトロントの市内、トロント北部の学校訪問を行かせて頂くと、地元の先生たちには目が飛び出るほどびくりする!本当に知識がない!知識がないのにわかったふりをするからますますおかしくなる。最後は、「私は何十人の生徒を見ているからそんな暇はない!」と怒鳴られる。。。
もちろんこんな先生が、すべてではありません。真面目に、話を聞いてくださる素敵な先生いらっしゃいます!
キッズヨガ先生の卵たちにとって、どこが不安点なのか、じっくりお話しさせていただきました。
さらにヨガクラスを行うにあたって「困った行動(Behavior)」は課題の一つでもあります。
どこにゴールを持って行くかで、困った行動への対応+クラスの流れも変わってきます。
それを一つ一つ実例を出しながら進めました。
最後に
『すべての子どもたちに、自分と他人は違って良いんだ、それぞれの違いをうまく認め合い学べる環境を提供する場所がこれからは大切なのだと私は考えています。それにはまず指導者である私たちが、きちんとそれぞれの発達の違い、特性、障害と名前のつけられた脳機能の独特の反応をしっかり理解する事です。しっかり知る事ができれば対応法は無限に出てきます。』と締めくくりました。
講習が終わってから、受講生の皆さん集まってくださり、「自分の肩にのかっていた不安が抜けました」
「それぞれのリサーチ内容(脳機能の話がかなり盛り込まれていたので)がすごく的確で面白かった」などポジティブな感想をいただきとても嬉しかったです。
すんごい疲れたけど、週末なくなっちゃったけど(週末のコースなので)、素晴らしい体験をさせていただきました。
ありがとうございます