先日の「ほう、そうか」 には大きな反響を頂きました。
いまだに感想を頂きます。
・なるほど
というご意見と
・そうはいっても・・・ 出来ないのに
というご意見の両方があります。
この「そうは言っても」に対しても、僕は
「ほう、そうか」としか言えませんが・・・
さて、今日はその僧シリーズ(笑)第二弾をお届けします。
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出典を覚えてないので、うろ覚えなんですが・・・
ある国で、たいそうな高僧がおられました。
その方のもとには、たくさんの方が訪れて
様々な相談をされていました。
あるとき、健康に問題があり、お金もなく、
様々な不幸な境遇にある男が、高僧のもとを訪れて
その自分の境遇を高僧にとつとつと語りました。
それを聞いた高僧の答えは、たった一言でした。
「ほう、そうか。 だから?」
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私はこんなに不幸なんです。
私はこんなにひどいことをされたんです。
私はこんなことをしてしまったんです。
私は、こんなことをしてもらえないんです。
あの人がこんなことするんです。
私はこんなやつなんです。
私はこんなにひどいことをされた過去があるんです。
私は、こんな病気なんです。
あなたの恵まれない境遇を語ってみてください。
そして、頭の中で、この言葉を響かせてみてください。
「ほぅ だから?」 「で?」
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そんなに語って
自分の境遇を分かってほしいのだろうか
そんなに被害者でいたいだけなんだろうか?
相手の責任にしておく方が、楽です。
過去の出来事のせいにしておく方が、楽です。
何が楽なのか
自分の見たくないところを見なくてすむからです。
いま出来ない言い訳に使えるからです。
そうではなく
だから、自分が どうしたいのか
だから、あなたはどうしたいのか
本当の問題は、そこ(目の前)にはありません。
本当の問題は、自分の心の中に住んでいます。
自分の心の中に住む 怒り 罪悪感 べき です。
自分の心の中に住む 怒り 罪悪感 べき が、
目の前に現実として現れた。
それを非難し続けるということは
自分と戦い続けるということですね。
自分の中に敵を作って戦い続けてりゃあ
そら 幸せにはなれまへんなぁ(^u^)
戦うのではなく・・・ ね。
「いや、だから、それができないんです」
・・・ ほう だから (^u^)
さて、これを「冷たい」と感じると、
被害者モードに帰っていきますよ。
「ほう そうか」と言われたら
「ほう そうか」と言ってみましょうね。
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昨日は友人のライヴ に出かけてきました。
50過ぎのおやじが集まってブルース。
のべ三時間近いステージ
なんと強いのどよ(驚
ほーんと楽しそうでした。
いくつになってもこうやって皆で楽しめるものがあるっていいですね。
あらためて音楽っていいなと
しみじみ感じました。
さて
今日はちょっと京都散策に行ってきます。