★依存させないように、自立していけるように・・・の罠 | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

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見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

この仕事をしていると

★依存させないこと
★クライアントに自立してもらうこと

というのを聴くことがありますが、

心屋では
それは全く意識していませんる

依存も
自立も

本人が決めることだから。

そして
依存させようともしないし
自立させようともしない


つまり
ひとをコントロールしようとしたり
ひとを助けようとしないということですね。



子供の頃に
依存が必要だった人が
依存させてもらえなかったとしたら

いま依存が必要だろうから
依存する場所を提供すればいい。

周りから何と言われようと
自分が納得するまで依存すればいいわけです。


まだ依存したい気持ちを引きずったまま
こちらが「自立」に向けたら

そのひとは「依存への依存」が
また強くなるだけですから。



依存させないように、と
がんばる人も


・依存されることが怖い
・依存されているとみられるのが怖い
・依存はよくない


なんていう概念がそうさせます。


それは

「依存されても期待に応えられない」からだったり
「依存させてお金儲けしている」とみられたくなかったり
「依存はよくない」というステレオタイプだったり


依存されても、期待に応えられない、といいつつ
「誰かの役に立ちたい」とは、これいかに。

依存させてお金儲けしているとみられたくないのに
「リピーターやファンに増えてほしい」とは、これいかに。

「依存はよくない」「自立が素晴らしい」と言いながら
「実利に依存している自分」とは、これいかに。


ということですね。

ここの
自分のやっていることのバラバラに
気づかない限り、

そこに悩み続けるのだと思います。



「うちは、お客さんに依存させないのです」
と言いながら

実はどんどんお客さんが愛想をつかして
離れているだけだったりもすることに気付かない。


でも、それはそれでいいのですわ。


ちゃんと
それを悩むための出来事は
日々やってくるので

そこからみんな
成長していくのでしょう。

僕も渦中にいるころは
そんなこと全くわからない矛盾と戦っていましたからね。





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