■なんかごめん、想像してたのより17倍よかった | 心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

心屋仁之助オフィシャルブログ「心が風に、なる」Powered by Ameba

見えないけれど、やさしく包んでくれる。
風のように、水のように、普通の幸せに気づける、
そんなお話をお届けしようと思います。

 

僕のところには
沢山の本が届きます。

望むと望まざるにかかわらず
たくさんの本をいただきます。


で、ほんとに申し訳ないのですが
僕はいまは同じジャンルの方の本は
ほとんど読まないのです。


ていうか、読めない。


特に
「こうすると良くなる」系の
「能力が上がる」
「人生が良くなる」

系の本が読めなくて。



特にそれが
知り合いからの本だったりすると

正直悶絶するわけです。


特にここ数年は
「お世辞」「お上手」が言えなくなってしまったので
さらに苦しい(;´Д`)




とはいえ、

基本、本は好きなので
自分の意思ではたくさん買うわけです。

でも、買ったまま読まないのもたくさんある。



で、かつ

沢山の本が届くわけです。



知り合いの本は
ほんとに注意しないと読めません。



で、ここまで前振っておいての話もアレなんですが、



僕の好きなブログがあるわけです。


これ


こういう口調、大好きで
こういう毒舌も大好きなわけです。


で、彼が去年、
出版「予定」のパーティなるものを開催されたので

それにも参加させていただいたわけですよ。


でも、上記の理由から
実は、彼の「本」はまだ読んでなかったわけですよ。

だって

読んで
面白くなかったらしんどいやん(;´Д`)







出版が実現して

届いてしまったわけですよ。

えらいことですよ、奥さん。


image 




覚悟決めて

開きましたよ。



ええ

覚悟、決めましたよ。



ブログは面白いけど


ブログの面白さって
本ではなかなか表現できないんですよ、

正直。



でも

開いたんですよ。



タイトルから
内容が読めないんすよ(笑)

image 



おい・・・
image 


ちょっと待て・・・
 image 


なんか・・・
 image 



出来すぎてねーか( ゚Д゚)



声出て
笑ってしもうたわ( ゚Д゚)


まさに

えいくそ、パッカーンきてしもうたやないか 


じゃわ。


しかも


後半、
何でか知らんけど

ずっと泣けるわ。


こうタイプしてても
まだなんか泣けるわ。



ごめん

なめてたわ(笑)



ひとに
「なめるな」とか言うときながら

舐めてたわ。


想像より
17倍、おもろいわ。

いや

36倍、面白いわ。




おもしろいわ、これ。(三回言った






しかも
最後に、

アレのことまで
ちゃんと書いとるやないか。

アレのこと

どーすんのかな
と思ってたら


ちゃんと書いとるやないか。


その正直さ、誠実さにも
正直、心打たれたわ。


参った。




あんまり言うと
ウソっぽいからあんまり言わんけど


ええ本、やわ。




ただ

「役に立つか」と言われたら


あんまり役に立たんわ(笑)




でもな

もうな

そんなな


役に立つ、とか
ええ話、とか
元取れる、とか


もうどうでもいいワシにとっては
すごいええ本やったわ。







ほっとしたわ(笑)(笑)
安心して一押しで紹介できるわ(笑)






こでもな

見逃さんかったよ、わしは。

「男たるもの、夫たるもの、仕事たるもの、商売人たるもの---------。

 さて、樽物(たるもの)と言えばウイスキーだが・・・」


ここに、すべての力点が注がれているのを
見逃してないぞ。




役に立たんとは書いたけれど、

この著者のTAIZOさんの書いてる
「罵倒観音」のあたり、  (ああ、こういう言葉遊びも大好きだ)


僕が一度
自分のことを罵倒し倒して、
やがて復活したやり方と同じだったので

なつかしく読ませてもらいました。




結局は、僕ら

自分のできなさ
自分の弱さ
自分のダメさ


そんなものを認めたくなくて
もがき続けているだけの弱い生き物です。


それを取り繕って
デキルふりしようとしている。


彼の言葉を借りるなら

「人からどう見られるかのための努力や苦労しかしてこなかった。」

「自分の好き嫌いさえ、世間体ありきでジャッジしながらずっと生きてきた。」


そんな、弱い生き物です。

僕も同じです。


そこと、ひとつひとつ向き合って
ひとつひとつ、「本当の自分」をあきらめていったことから


今の自分になれたのです。




是非この本は

だから

そんなカッコ悪い自分を
著者のTAIZOさんが代わりに見せてくれます。


それを笑いながら
静かに自分に向き合ってみると面白いですよ。



ほかに、こっそりツボった表現も書き添えておきます。



「なんでもかんでもかき集めて溜め込む、ひょっとしてあなたカニ? シオマネキなの?!」
し、シオマネキて・・・(笑)

「まるで海の底からサザエ採って海面に上がってきた海女のようだ」
海女のようって・・・(笑)

「ほんの少し丸くなった美和の背中を、しっかり抱きしめた」
(そこ、丸くなった、いるか? (笑) 悪意しか感じられん)





現状を変えたい
そんな風に思ってくすぶってるやつ、

四の五の言わんと
読んでみ。


余計くすぶっても
しらんけど(*´Д`)





電波妻/ヒカルランド
¥1,800
Amazon.co.jp



image 
■アメーバ大喜利

■心屋公式サイト
■心屋に頂いたメッセージやコメントを記事や著書で許可なく紹介させていただくことがあります
■心屋の記事はリンクフリーです