「一人で偉業なんて、そら言だ!」 | 心が元気になる話

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そんな元気のもとになるお話を発信したいと思っています。


<沖縄の海>

今まで夏には海に行っていたのですが、
今年はとうとう海に行かずに秋がきてしまいました。

海大好きの私と、海嫌いの主人・・・
息子が小さかった時には子どものためにと海に行ったものでしたが、
もう息子もそういう年ではなくなってしまい、
今ではあまり海に行くチャンスがなく、私は海が恋しいです。


<静かな浜辺とボート>

でも、考えたら今年は、春に沖縄の海を見てきたんですよね。
そこで今日は、前にアップしていなかった沖縄の海の写真を交えながら
記事をお届けしてたいと思います。


<沖縄の海は本当にエメラルド・グリーン>

<心元気メール> No.615 2014年6月23日
発行人:リジョイスY.C.
◆◆「一人で偉業なんて、そら言だ!」◆◆

私は歴史ドラマを見たり、偉人伝を読むのが好きです。
そこには興味深いエピソードが沢山あるばかりか、
自分の人生に当てはめられる教訓が山ほどあるからです。

ところで最近、ある記事を読んでいた時、
一つの言葉が、とても強く私の心に響きました。

「一人で偉業を成し遂げるというのは、そら言だ!」

何とインパクトのある言葉でしょうか。



これは、現在、企業や組織の管理職育成、ビジネスマンの能力開発を手がけ、
数多くの著書を出版して「世界一のメンター」とも言われている講演家であり、
同時に牧師でもある、ジョン・C・マクスウェルの記事にあった言葉です。

確かに、そう言われてみれば、
どんな偉人伝を読んでも、その人がそこまで大きな人物になった陰には、
あらゆる人々の助力があったのが分かります。

でも、私たちはつい、その有名になった一人のことばかりを覚えて、
その周りの人たちのことは忘れてしまいがちです。



ジョン・C・マクスウェルは、こう説明しています。

「私たちは個人の達成を称賛しますが、
一人の人が偉大なことを達成できるという考え方はそら言です。
独力ですべての敵に立ち向かえるランボーのような人物は実際には存在しません。

ローン・レンジャーでさえ、全くの一匹狼ではありませんでした。
彼がどこへ行くにも、トントがお伴したのです。

表には現れないものを見ましょう。
そうすると、一見独力による行動とも見えるものが、
じつはチームによる努力の成果であることがわかるのです。

アメリカ合衆国の開拓者ダニエル・ブーンが「荒野の道」を切り開いた時には、
トランシルヴァニア会社の者が同伴していました。
保安官ワイアット・アープには 二人の兄弟とドク・ホリデイという味方がいました。

飛行家チャールズ・リンドバーグは、セントルイスの9人の企業家から支援を受けており、
また、飛行機を制作したライアン航空会社が保守点検してくれました。

相対性理論によって世界に革命を引き起こした科学者アインシュタインは、
自分一人の力で研究したのではありません。
研究成果が他の人たちのおかげであったことについて、アインシュタインはかつてこう言いました。

『自分の外面的・内面的生活が現在と過去の研究者仲間の労苦の上に築かれていること、
そして、受け取ったものへのお返しをするには、どれほど熱心に働かなければならないかに、
私は一日の内何度も気づかされるのです。』

確かに、歴史には多大なリスクを冒した多くの強力な指導者や革新的な人物の達成が記されています。
しかし、これらの人は常に、チームの一員なのです。‥‥


中国にはこんなことわざがあります。
「有能な男の背後には必ず別の有能な男がいる」。

チームワークこそ、偉業の要にあるというのが真実です。
チームで働くことに価値があるかどうか、という問題ではありません。
問題なのは、私たちがその事実に気づき、より優れたチームプレーヤーになるかどうかなのです。

たった一人で偉業を成し遂げることはできないと私が断言する理由はそこにあります。
一人では真に価値あることは何も成し遂げられません。
それが重要性の法則なのです。」
         —ジョン・C・マクスウェル
(アンカーからの転載)



これを読んで、私は自分の周りでいつも私を支えてくれている人たち、
そして、一緒に働いている人たちや、今まで私に影響を与えてきてくれたあらゆる人たちに、
もっともっと感謝しなければいけないと、改めて思いました。

同時に、自分が大したことを成し遂げてはいないと感じる時でも、
自分の分を果たし、少しでも誰かの役に立つことをしているなら、
私たちは皆、勝利チームにいることになるのだと励まされました。

私たちが日常生活の中でする小さな行動や決断は、
人からは忘れられてしまいますし、歴史には残らないことでしょう。

でも神様は、それら一つ一つを全てご覧になっていて、
天で報酬を渡される時には、しっかりと報いて下さるのです。

そして、私たちが何よりも覚えておかなければならないのは、
すべての背後で私たちを見守り、豊かな人生へと導こうとされている神様の愛と恵みです。

聖書には、こんな言葉があります。

「わたしは植え、アポロは水をそそいだ。
しかし成長させて下さるのは、神である。
だから、植える者も水をそそぐ者も、ともに取るに足りない。
大事なのは、成長させて下さる神のみである。
植える者と水をそそぐ者とは一つであって、
それぞれその働きに応じて報酬を得るであろう。」
(第一コリント3:6-8)

「人の子(キリスト)は父の栄光のうちに、御使たちを従えて来るが、
その時には、実際のおこないに応じて、それぞれに報いるであろう。」
(マタイ16:27)

これを心に覚え、私たちが神様が与えて下さったチームにおいて、
良きチームメンバーとなれるよう全力を尽くすことができますように!!


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