魔法の薬「喜ぶことを選ぶ」 | 心が元気になる話

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やっぱり、黄色の花を見ると明るい気持ちになりますね。
この花の名前は、ゴールデン・クラッカー。
意味は金色の花火って感じかな。
本当に枝の形と花の付き方が花火みたいにパッーとしています。
寒い時期に咲いてくれるので、私のお気に入りの花の一つです。

今日は、この花みたいに元気の出る記事をお届けしましょう。

<心元気メール> No.651 2015年2月1日
発行人:リジョイスY.C.
◆◆魔法の薬「喜ぶことを選ぶ」◆◆

「喜ぶことを選ぶ」、英語では「Choose Joy!」
これは、今年私が、一年間心に留めておく標語として選んだ言葉です。
今日は、どうして私がこの言葉を選んだかをお話ししましょう。

私は小さい頃から、どちらかというと繊細な心の持ち主だったようです。
ちょっとのことで感動し、小さな物事の中に、いろいろなことを発見しました。
そして、外見は元気で明るく、優しい性格と言われていました。

でも、多くの時、私は心の中で簡単に傷ついたり、
いろいろなことで不安を感じたり、
理想とはかけ離れている自分の心を見て自己嫌悪に陥ったりと、
いつも葛藤と悩みを抱えていました。

聖書の言葉を理解するようになり、信仰を持つようになってからも、その葛藤は続きました。
繊細であるという性格は、簡単に変わるようなものではないからです。

何かのことで心が傷つくと、私はその傷をずっと引きずってしまう傾向がありました。
そして、特に身内や身近な人からの言葉が大きく影響することに気付いたのです。

自分にとって大切な人や愛する家族からの言葉が、
これほども自分の一日に大きく影響するのかと驚くほどのこともありました。
相手は大した意味もなく言っていると知っていても、
自分はすでに傷ついてしまっているのですからどうしようもありません。

私は何度も何度も、ただそういう状況から逃げようとしたり、
自分の傷を無視しようとしながら、放っておきました。
でも、結果はいつも散々たるものでした。

私はその傷のことでずっと苦しみ、
「何であんな・・・」というような沸々する思いは、いつの間にか苦いものに変わり、
自分を暗い穴に閉じ込めてしまっていたのです。

それなのに、言った相手はそのことに気付いてさえいない・・・
結局、バカを見ているのは自分だけという典型的なパターンです。

時間がたってよく考えれば、もともとは大したことではないと自分にも分かりますし、
そんなことで傷つく方が問題なんだとも感じられてきます。
でも、そこに至るまでに貴重な時間は失われてしまったのであり、
私にとって、その『失われた時間』は現実のものでした。

ちょっとしたことが原因で、自分の一日が真っ暗になってしまうなんて、
考えてみたら、ホント、もったいないことです。

でも、今までの人生をふり返ってみると、
どれほど自分がちっぽけなことで傷つき落ち込んでいることで、
「幸せに過ごせたはずの時間」を無駄にしてきたかに気付きました。
そして、もう、そんな無駄はしたくないと思ったのです。

ちょっと目をあげて上を見上げれば、
ちょっと気分転換を計って、物事を別の角度から見るようにするなら、
ちょっと怒りを沈めて、相手の良いところを思い出すようにするなら、
ちょっと謙遜になって、正直に気持ちを打ち明けたなら、
あんなに長い時間、暗い気持ちで過ごさずにすんだかもしれないのです。

そのためには、暗い方へすべり落ちていく時、
このままではいけないと気付いて、その思考を一瞬でもいいので止め、方向転換する必要があります。
つまり、どちらの道をゆくか、心の中で選ぶのです。

「私はこのまま落ち込む方へなんか行かないぞ。
反対方向に行く、元気の出る方へ行くんだ。」と。

何か良くないことが起こったり、傷ついてしまったりする度に、
意識的にどちらの道をゆくのか選ぶのです。
それが早ければ早いほど、暗い時間は短くなります。

良くないことや傷つくようなことに遭遇しない人なんていません。
だから、気分に流されて道を選んでいる限りは、
落ち込む道に行ってしまうことが多くなっても当然なのです。

特に繊細な私にとっては、そのリスクは四六時中あるわけです。
こうなったらもう、自分で自分の心を守る方法を知る必要があります。

だから、自分の幸せは、
自分の心がどちらの道を選ぶかにかかってと気付いたのは、本当に大きなことでした。

最初は、心から喜んでいるとか、幸せだなんて感じられなくても、
ただ、「喜ぶことを選ぶ」という決断をした段階で、
物事はだんだん良い方向へと進んでいくことが分かりました。
そして、その行き着くところが、真の喜びや幸せなのです。

一度正しい方向へ行く決断をするなら、
たとえ傷ついたり、自分にとっては嬉しくない状況の中にあっても、
もっと感謝したり、賛美したりすることができるようになっていきます。
そうやってする賛美や感謝は、更なる喜びや平安を心に流れ込ませる呼び水のようなものです。

物事は、すぐには変わらないかもしれません。
でも、だんだん落ちて行く道にそのまま留まっているのか、
それとも、だんだん軽やかになって上昇する道に切り替えるのかは、
自分の心の中での選択なんだということがわかった今、
私は、それを忘れたくないと思い、一年の標語としたのです。

喜ぶことができるのは、喜べるような状況にあるからではなく、
喜ぶことを選んだ結果なのだと知ったことは、
傷つきやすい心のための『魔法の薬』を発見したような感じです。

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。
すべての事について、感謝しなさい。
これが、キリスト・イエスにあって神があなたがたに望んでおられることである。」
(聖書 第一テサロニケ 5章16~18節)


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