お話を頂いたのは1月頃？
4月から石巻専修大学で新しい講座が始まるので、その授業で講師として講義してほしいと石巻専修大学の山崎教授に持ち掛けられました。
「え～！！僕がですか？無理です。そんな大勢の前で、しかも講師として教壇に立つなんて…」
そんな感じでした。
だってただでさえ人前で話すの苦手で、め組宛てにくる講演会など依頼を断ってきたのに、高卒の素人が大学生になにを話せと？
瞬時にできない理由を考えるのが得意な僕は、講演慣れしてるみゆきさんに振ることしか当時は考えてませんでした。その時は、まだ今のような報告会ツアーを考えてなかったので、ただただビビッてましたｗ
しかし、山崎教授のお話を聞いてると、
もっと学生達に動いてもらいたい…
この石巻にはいくらでも学びや教材がゴロゴロ転がってる…
せっかくこの「石巻市」にある大学にきてるのにもっといろんな人と関わってほしい…
山崎教授は今の学生に対し危機感を持っていました。
そこで山崎教授は大学に掛け合い、講座を作ってしまったんですね！ステキです！
この「復興ボランティア学」は、毎週火曜日に開催され、石巻に入った様々な支援団体の代表を講師に招き、それぞれの視点から「復興支援」や「ボランティア」について講義していきます。
4月から始まった講義の中で、何度か僕も聴講させて頂きましたが、さすが団体を引っ張ってきた方々だ、みなさん素晴らしい講義をされていました。
聴講する度に自信がなくなっていき、自分が話すわけでもないのに席に座ってるだけで緊張してました(^^;
それから3か月、まだ時間はあるとなるべく考えないようにしてた講義の日数も近づき、慌ただしく資料作りをしていました。
7月16日、ついに運命の日が…聴講席には150名以上の学生や一般人…そしてめ組の仲間
報告会ツアーで何度が人前で話すようになりましたが、これだけ多くの人を前にするのは初めてかも…と緊張しつつ、それを隠しつつ講義は進んでいきました。
学生さん静かだな～と思ってましたが、後から山崎教授に
「いつも以上に静かに聞き入ってました！」
って言われてめっちゃ嬉しかったです！
まぁ、僕としては笑いのポイントを何か所か入れたはずなんですが、ほぼ無反応でした(T_T)ﾁｰﾝ
講義後、学生達が書いたレポート148枚を頂き、「目を通して、良いの5枚選んでくれますか？」ってΣ(ﾟДﾟ)
まぁ、意地で全部に目通しましたよ(￣▽￣)
見ているうちに、みんなちゃんと聴いてくれてたんだな～って嬉しくなりました。
ほとんどの方は、今はボランティアに参加できないみたいでしたが、いつかそれぞれのタイミングで、心が動いた時に一歩踏み出してくれたらいいな～って思いました。
そして、「若い人たちに…とか、大人が…とかじゃなく、自分に目を向ける事！」という事を学びました。
誰かがやってくれる、動き出してくれるのを待つんじゃなくて、何事も自分から動き出さないと何も始まらないなって、学生と話していて思いました。
終わった後は、また機会があれば講義してみたいな～なんて…
ここ少しの間で結構成長したんじゃない？俺‼(笑)
講義はUstream配信されていて、録画が見れます！
http://www.ustream.tv/recorded/35987813
残すところ、報告会ツアーも2か月。楽しみながら笑顔を作っていきたいと思います！
め組JAPAN報告会ツアーホームページ：
http://maketheheaven.com/megumijapan_tour/
