台本の初稿を書き上げたのが1年半前。様々な作業を重ね、リハーサルまでたどり着いたかと思ったら、まるで修行僧のような稽古。
幕が上がってからは楽しくて仕方がなかったけど、とにかくドップリ初恋漬けの日々でした。
今回、この作品で僕が目指したのは「俳優の個性で世界観を構築する」ことでした。
この頃の日本のミュージカルは、世界観ばかりが先行していないか?と、疑問に思っていたこのタイミングで、この台本に出会えたことはラッキーでした。
この人達でなければ作り出せないエンターテイメントを目指し、今はそれを成し遂げた充実感で満たされた気持ちです。
それは全て、この3人とスタッフ、そしてお客様のお陰。
ありがとうございました。
また会いましょう。
いつまでも初恋。
その気持ちを忘れない。