クライアントにとって寝心地良く、またセラピストがトリートメントしやすいベッドを選びましょう。
背中上部のトリートメントや、リフトアップがやりやすいようにベッドの高さはセラピストにも負担のないような高さが求められます。
年配の方や腰痛持ちの方の、臀部の筋肉が薄い方などは、クッションやタオルを当てて補助してあげるのが最も心地よく寝られる体制になります。できるだけ体の負担を軽減してあげましょう。
またベットの圧も、クライアントの体がしっかりと支えられるような圧力のあるベッドが理想です。
ある程度の時間を要するトリートメントに対しては、もちろん苦痛を損なわないものを考えなければいきません。ときには、体制によっては心地が良いかどうかお声掛けしてあげましょう。
かといって、あまりしつこく頻繁に声かけに集中してしまうと、心地よいどころか不快に感じる場合もあるので、その点はほどが良い状況を配慮したいものです。
これは経験を重ねていく毎に、肌で感じるようになってきます。
クライアントにとって快適な温度に設定しましょう。トリートメントを受けている最中に暑さや寒さを感じさせることのないよう、部屋の温度をしっかり管理します。
特に冷え性の女性への気配りを怠らないでください。寒さを感じると、血管が収縮して筋肉はこわばりリラックスできません。
セラピストが寒いと感じれば、クライアントはそれ以上に寒く、暑いと感じた場合はクライアントはより暑さを感じていると考えて、十分な配慮を心がける必要があります。
もちろん個人差はありますが、室温に対してもお声掛けするくらいの配慮が必要となります。エアコンの風や部屋の換気にも注意します。
ときには肩にタオルをかけて、クライアントの体を包むと寒さを防ぐだけではなく、安心感を持たせてあげられます。同様に足元が冷えないようにタオルや毛布で包んであげるのもオススメです。
施術ルームの環境はとても大切です。
セラピストがこだわりのインテリアに凝っても、クライアントの方にとって、それが居心地いいと感じてもらわなければなりません。
次回は、トリートメントルームの環境をもう少し掘り下げて書いてみますね
◆ 【セラピスト施術者向け講座】
あなたもクライアントの方から、信頼のおける施術者と言ってもらえるようになりませんか?
■【サロン予約はこちら】
ホームページからの
サロンご予約はこちらから⬇︎
【8月セルフケア講座 残席1名様募集】
■自分できる頭蓋骨小顔調整が学びたい方!
『セルフ骨格小顔調整術®︎』
1級2級講座は8月18日(土)に開催いたします
■セルフ骨格小顔調整術®︎Jrインストラクター養成講座5期生開催致します