川越style 第4回「川越浴衣まつり」2017年7月川越百万灯夏まつり ×「月がきれい」 | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

今年は去年よりもっと盛大な祭りにしたい。

実行委員たちの並々ならぬ熱意。さあ、舞台は整った。

川越から川越の素晴らしさを発信する、それだけだった。

2017年7月30日、川越百万灯夏まつり、本川越駅前ステージ。

17時30分から開催されたのが、今年で4回目を迎える「川越浴衣まつり」。

「川越浴衣まつり」オフィシャルサイト

http://www.kawagoe-yukata.com/

川越浴衣まつりは、川越百万灯夏まつりの目玉催しになっているイベント。

(「川越浴衣まつり2016」より)
川越浴衣まつりは出場者が自慢の浴衣に身を包んで舞台に上がり、のみならず、浴衣ファッションコンテストとして審査員による各部門賞とグランプリを決めるというイベント。コンテスト形式を導入しているのが特徴で、コンテストにはもちろん誰でもエントリーすることができる。コンテスト応募から、書類選考、本選出場者決定、コンテスト出場、グランプリ決定という流れ。
浴衣コンテストの部門としては、
・一般(個人)部門 中学生以上 男女問わず
・一般(グループ)部門 中学生以上 男女問わず 2名から5名程度まで
・キッズ・ファミリー部門ご家族での参加OK (5名まで) 
・コスプレ部門 浴衣をメインとしたファッション 中学生以上 男女問わず1名から5名程度まで
・アニメ「月がきれい」特別賞

そして、

・グランプリ

今年からコスプレ賞が新設され、さらに楽しく個性的な参加が見込まれた。

これまで行われた浴衣コンテストは、どの回も華やか舞台で熱戦が繰り広げられ、3人のグランプリが選ばれている。

あれから一年。

今年も川越浴衣まつり開催が決まって以降、今年こそはグランプリを・・・!と秘かに期す出場者もいて、グランプリをめぐる熱戦の火蓋が切って落とされたのだった。

第4代グランプリの栄冠は、誰の手に。。。

本川越駅前ステージは、17時過ぎから早くも今か今かと待ち構える人で例年にない熱気で包み込まれていました。今年は一体誰がグランプリに・・・!?そして、スペシャルゲストにも来場者の期待は上がる一方だった。

 

近年の川越を取り巻く浴衣・着物の熱の高まりは皆さんご存知でしょう。老舗呉服店に加え、気軽に浴衣・着物を体験できるレンタル店の多数の勃興、8日・18日・28日の川越きものの日の浸透、川越氷川神社の縁むすび風鈴、成田山川越別院の蚤の市などなど、挙げたら切りがないほど川越は今、浴衣・着物である。

川越では浴衣・着物をファッションとして見せるショーも定着して開催されていて、毎年8月18日の川越きものの日実行委員会によるファッションショーが知られる。

(第1回「小江戸川越をきもので楽しむ日」2016年12月18日川越きものの日5周年記念イベント

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12230547477.html

そして、忘れてはならないイベントが、川越浴衣まつり。

規模や華やかさにかけては川越最大の浴衣イベントであり、毎回大きな注目を集めている。若い人の出場が多いのも特徴でしょう。

浴衣コンテストは、浴衣そのものの切り口以外にも、ヘアースタイルやメイクアップ、小物類などディテールを含めたトータルのファッションを魅せるショーとして定着している。和・浴衣・ファッション・ショー、いろんな要素が融合しているイベントは、いろんな要素を融合させて新しい価値を生み出そうとする試みでもありました。

そして。
今年の一種特別な会場の雰囲気は、もちろん、あのアニメとのコラボレーションが実現したことに起因したものだったでしょう。ファンが殺到し、固唾を呑んで見守っていた。
そう、川越を舞台にしたアニメ、「月がきれい」です。

原作がないオリジナルTVアニメの「月がきれい」は、物語の舞台は川越のとある中学校。中学3年の始業式から始まるストーリーは、安曇小太郎や水野茜といったキャラクターたちの瑞々しい等身大の中学生の物語を描いていた。

TOKYO MXで4月から6月まで毎週木曜24:00~に放映され、人気を博しました。現在はテレビ埼玉で毎週水曜26:00~に再放送中です。

「月がきれい」オフィシャルサイト

https://tsukigakirei.jp/#!/TOP

同時期に川越市内で話題となっている「川越浴衣まつり」と「月がきれい」という点を見事に線にして繋いだのが今年。

「川越浴衣まつり」×「月がきれい」として、岸誠二監督と主人公・水野茜役声優、小原好美さんが特別審査員として登壇。「月がきれい」特別賞を選ぶと共に、浴衣コンテスト終了後には、舞台上でトークショーを行うプログラムになっていました。

「月がきれい」と川越のイベントがコラボするのは、これが初めてのことで、川越浴衣まつりだから実現したとも言える。実現してしまうところが、実行委員会の力だった。

近年の川越の浴衣・着物熱の高まり、アニメとのコラボレーション、川越的話題がふんだんに詰まった今年の川越浴衣まつり開催は、否応もなく盛り上がることが予想されました。

さらに付け加えるなら、この日は、ウェスタ川越大ホールにて日本声優事業社協議会設立10周年記念「声の大響宴2017~ウェスタ川越」が開催されてもいて、その流れで多くのアニメファンの来場も予想された。
しかし・・・キラキラと輝く舞台は、支える人がいるからこそという真実にも目を向けたい。

浴衣という華やかさ、月がきれいとのコラボレーション、といった表舞台の裏にある実行委員の活躍。

裏側にあったのは、表舞台と同じくらいの熱気、いや、それ以上の熱と結束力でイベントを作り上げているという事実。

今や川越の代名詞ともなっている、浴衣や着物。呼応するように浴衣をテーマに川越の一大イベントになっている「川越浴衣まつり」。

あのイベントは、一体どんな人たちが運営しているのか。

盛大に作り上げている表があるからこそ、その舞台裏が気になるところである。きっと、表以上に、裏にこそ物語があるはず。

「川越浴衣まつり」のことを追いかけつつ、それを支える裏方、川越の青年経済人有志が集まった団体、「川越浴衣まつり実行委員会」に密着します。

・・・と、実行委員会という裏方を伝えるなら、まず川越浴衣まつりのポスターにも触れたい。上記あのポスターの写真は、2016年川越浴衣まつりのグランプリに輝いた関口さんをモデルにし、hairmakeとphotを川越浴衣まつり実行委員でもある、川越の写真家「akiosuga_photography」の須賀さんと川越の美容室「Hair&Make OPSIS」オーナーの山田さんが担当して撮影したもの。場所は川越八幡宮でした。ちなみに、二人が別件で作品作りに取り組んでいることは以前伝えました。

(「川越美人百景– coedo elegancies –」川越をもっと素敵にする

http://ameblo.jp/korokoro0105/entry-12078827934.html

川越浴衣まつりのこれまでのポスターも担当し、さらに言えば、川越きものの日実行委員会でもファッションショーを年に一度開催していると書きましたが、これのポスター写真も須賀さんが以前担当していて、それぞれ別個のショーでありながら実はこうした繋がりもあったのです。

(2015年川越浴衣まつりポスター)

 

(2015年川越きものの日実行委員会による「川越ゆかたコンテスト」ポスター)

という二人も川越浴衣まつりの実行委員であり、実行委員会には川越のそれぞれの分野でトップランナーとして活躍している人が集まっているのが伝わる一つの事例。

須賀さんや山田さんがいて、それ以外の各担当にもスペシャルな人員が揃っていて、それも、川越で「あの分野ならあの人」と代表される超一流の人材が40人ほど集結しているのが川越浴衣まつり実行委員会。特に川越の商工業を代表する企業人がずらりと集まっている光景は壮観。

川越浴衣まつりは、イベントとして簡単にやろうと思えば簡単にできるかもしれない、しかし、一流の経済人だからこそ簡単に満足することができないプライドがあり、「ショー」にまで高めて開催しているというのが川越浴衣まつりである。この面々が集まっているからこそ。

そんな川越浴衣まつりのことを、小野実行委員長は「大人の文化祭」と話している。

いろんなイベントを見ていますが、顔触れの凄さは他のイベントの実行委員会を凌駕している。これだけの顔触れが集まっていて、このメンバーが本気になってやったら・・・それはこのように盛大になるのは驚くことではなく妥当というもの。

 

川越の郷土愛を深め、和装文化とのコラボレーションを通して街の発展を願って始まった川越浴衣まつり。川越百万灯夏まつりという夏祭りの雰囲気から、「浴衣」というテーマが選び出された。

年々規模が大きくなると共に内容も濃くなり、注目度も右肩上がり。

今年の川越浴衣まつりに向けては、実行委員会は2017年4月から本格的に始まり、来場者の期待をさらに超えるものを目指し、動き出した。

今年はどんな趣向でやるのか、実行委員会を開くごとに様々なアイディアが出され話しは膨らんでいった。定期的な会議は7回を数える。

中でも、小野実行委員長が主導したのが、アニメ「月がきれい」とのコラボレーション。アニメは放送時から川越の描き方が素敵だと川越内でも話題になっていて、放送直後という今のタイミング、川越浴衣まつりとの相性の良さも考慮し、制作会社と話しを詰めていったのだった。月がきれいとの調整を進めながら、今年の川越浴衣まつりの概要が決まり、2017年5月に浴衣コンテスト出場者の募集がスタート。あの晴れ舞台で自慢の浴衣姿を披露したいという人の応募が今年も殺到し、そこから実行委員会での書類選考を行い、本選出場者が決まり、出場者との調整を行い・・・と、実行委員たちの目まぐるしく段取りに追われる日々があって、ゴールとなる2017年7月30日のイベントを迎えたのでした。

 

 

川越浴衣まつり当日、2017年7月30日は前日の雨模様を引きずるのかと不安気に空を見上げながらも、昼過ぎから気温が上昇し、まさに祭り日和になっていった。二日目は大丈夫だ、祭りに関わる全ての人が胸を撫でおろしていたでしょう。

14時から交通規制が始まると、通りいっぱいに人が歩き始め、川越百万灯夏まつり実行委員会主催イベント、本川越ステージイベント、連雀町交差点イベント、商店街イベント各会場の催しがスタートしていく。

そして、本川越ステージ。

17時30分から始まる川越浴衣まつりに向けた動きは、14時にはクレアモールにある「きもの つるや」さんでスタッフ浴衣着付けから始まり、15時になると、小江戸蔵里近くにある「とことん」さんに実行委員会の面々が集まり、今日の全体の進行を確認し、それぞれの役割を入念にチェック。

外では色とりどりの提灯が目を引き、川越百万灯夏まつりの賑やかさが溢れる中、こちらの一室では、静かに淡々と川越浴衣まつりの準備を進めていく現場があった。

 

小野実行委員長から一堂の気持ちをまとめるように、「皆さん、力を合わせて素晴らしいイベントにしていきましょう!」と激が飛ばされ、いよいよ迫ったイベントのやる気がみなぎる。

最終打ち合わせが終了すると、本部、舞台進行、会場設営警備、参加者受付誘導の部会別に分かれてそれぞれ同時に動き始める。

本川越ステージではフラダンスのパフォーマンスが行われている裏で、浴衣コンテストの舞台進行、会場設営警備の確認、出場者が歩くランウェイの準備が進められていた。

 

 

一方、小江戸蔵里会議室では、16時に参加者受付班による浴衣コンテスト出場者の受付がスタートし、着飾った浴衣姿の出場者が続々と蔵里に到着。コンテストには川越市、埼玉県のみならず、遠方からの出場も多数見られた。

 

 

 

 

会議室で実行委員からステージの説明を受け、出場者も、ついにこの日を迎えた・・・と感慨深げだった。

多数の応募から書類選考を通過して本選出場を決めた出場者たちは、浴衣コンテストを楽しみたいと思いつつも、やはり、心の中ではグランプリを獲りたいという気持ちを宿しているよう。見ると、浴衣ファッションの作り上げ方がみな半端ない。

展示蔵内にずらりと並んだコンテスト全出場者たち。どの浴衣ファッションも凝りに凝っていて、まさに勝負浴衣で臨んでいたのが伝わる。他の浴衣・着物コンテストでは見られないような、華と気合に満ちたスタイルが溢れる。

 

 

 

こうして見ると、舞台裏にフォーカスをあてながらも、やはり、表舞台に立つ浴衣ファッションコンテストの出場者たちの、浴衣に懸ける想いがなにより凄いのだと感じられ、表と裏の合作が、川越浴衣まつりの神髄なのだと納得する。

17時過ぎに実行委員が出場者を誘導し、本川越駅前交差点で待機。

 

その時、視線の先、本川越ステージでは・・・ステージを取り囲むように何重にも人垣がすでに出来ていた。。。やはり、今年の来場者の熱気は例年以上、今か今かとスタートを待ち構えていた。

 

前段の「梅后流江戸芸カッポレ」が終わるやいなや、川越浴衣まつり実行委員会の面々がすかさず動き出す。

本部では、本部設営・審査委員誘導を、

舞台進行は、音響等の最終打ち合わせ、写真・動画の記録の確認を、

参加者誘導は、参加者誘導、及びうちわの配布を、

会場設営警備は、舞台上・舞台下の設営を、と鮮やかな段取り。

 

 

全ての準備が整うと、各持ち場から実行委員の視線は舞台上に集まっていた。

時計の針は17時30分。

ついに・・・第4回川越浴衣まつりスタートの時を迎えた。

司会を務めるのはお馴染み、小江戸川越観光親善大使の阿里耶さん。阿里耶さんの紹介で壇上に上がっていく浴衣コンテストの審査員。

 

昨年の浴衣コンテストグランプリに輝いた関口さんや川越きものの日実行委員会の村川さん、川越浴衣まつり大倉実行委員、川越浴衣まつり小野実行委員長。小野実行委員長は川越浴衣まつり実行委員会を代表して挨拶を行った。

それに、「月がきれい」の岸監督や声優の小原さんが登場すると、場内からひと際大きな拍手が起こりました。

岸監督は川越まつりの連雀町の祭り衣装を着ての参加。この日がおろしたてだったのだそう。小原さんが着ている浴衣は、「月がきれい」の物語の中で、小太郎君と縁むすび風鈴に行った時に着ていた浴衣をイメージし、「きもの つるや」さんが用意したもの。

審査員それぞれ着座し、浴衣コンテストの厳正なる審査に臨みます。

ここでも注目したいのは、ステージの裏方、音響などを担当する実行委員の仕事。それぞれの音出しのタイミングや進行がスムーズだったことは来場した人の目に明らかだったでしょう。完璧な仕事をするから存在を忘れ、来場者は表の舞台上に集中することができる。

実行委員は、イベントがスタートしたから悠長に見守っていることができるわけでなく、イベント最中も次から次へと進行に追われていたのでした。

本部では、審査員対応、

舞台進行は、音響対応、

参加者誘導は、舞台上手より参加者の送り出し、ランウェイ後の待機要請、

会場設営警備は、ランウェイ周辺の警備を、とイベントが終わるまで役割は続いていった。

 

コンテスト審査員が出場者で着目するのは、「コーディネート」、「スタイル」、「パフォーマンス」の3点。

続いていよいよ、コンテスト各部門出場者の登場が始まりました。4ヶ月掛けて準備をしてきた晴れ舞台がついに。

一人一人ステージ上に登場すると、ランウェイを歩いて自慢の浴衣姿を披露する。その姿に、知り合い・家族、来場者が応援の温かい拍手を送ります。合わせて、出場者のメッセージが司会より読み上げられる。

大切な人から贈られた浴衣、たくさんの思い出が詰まった浴衣、休日に浴衣・着物で街歩きするのが好き、川越のイベントを盛り上げたい、川越をもっと元気にしたい、川越の街が大好き。それぞれの思いを胸に、自分だけの浴衣姿を、自分にしか出来ない浴衣姿を大事に、出場者が颯爽とランウェイを歩いて行った。
・キッズ・ファミリー部門から3組

 

 


・一般(グループ)部門から9組

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・一般(個人)部門から11組

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


・コスプレ部門から2組

 


 

全ての出場者が登場すると、すぐに審査員による審査タイムに入る。結果発表までの間、「月がきれい」の岸監督と声優小原さんがステージ上に残り、「月がきれい」スペシャルトークショーがスタートしました。トークショーについては、実行委員会では、事前にTwitterで二人への質問を募集し、その中からの質問を含め、司会の阿里耶さんが二人にお話しを伺っていきました。


ー舞台を川越にしたのは何故ですか? 
岸監督「関東近郊で風光明媚な場所を探していて、川越は綺麗な街だと思い、舞台をここにしようと決めました」


ー川越のお勧めの場所は??
小原さん「この作品をきっかけに川越をより知るようになりました。キャストたちとも川越に来たことがあります。告白の場所の熊野神社が凄く好きです。氷川神社や氷川橋、挙げたらきりがないくらいあります」
岸監督「一番ロケ場所として使ったのが新河岸川。川越の街をぐるっと囲んでいて、どこを切りとっても美しい川だと思いました」

 

蔵造りの街並みや時の鐘、菓子屋横丁といった名所の出てくるのかと思いきや、岸監督が言及したのが、新河岸川。この点からも、岸監督がどれだけ川越を掘り下げていたかが窺い知れるよう。ちょっとロケハンに来ました、程度では新河岸川まで辿り着かないはず。

事実、アニメの世界観を深めるために、岸監督は川越へ頻繁に来ていたことが明かされました。

川越style

(春の新河岸川 氷川橋から)

 

(春の新河岸川 旭橋から)


ー茜ちゃんの気持ちで、解る部分、解らない部分があれば教えてください。
小原さん「茜ちゃんは普通の女の子なので、解らないなと思ったところはなかったです。自分の中で好きという気持ちより嫉妬心が勝ってしまう複雑な部分をどう表現しようか考えながら演じていました」

ー月がきれいの放送が終了し、反響を受けてお二人の現在の心境は? 

小原さん「この作品はオリジナルで原作がなく、キャストたちも成功して欲しいという思いが強かった。私たちが思っている以上に、『良かった』という声を頂けて、非常に嬉しいです」

岸監督「川越の街でこうしてイベントをさせて頂けることに凱旋という気持ち、街に受け入れられて感無量です」


ー最後に重要な質問を一つさせて頂きたいと思います。今年の川越まつりは来ていただけますか? 

二人 「当然です!!行きます!!」
 

トークショーの後は、ついにコンテストの結果発表が行われた。

審査員たちは悩みに悩んだ末に、納得の各部門賞とグランプリを決定しました。

阿里耶さんから結果が読み上げられていった。

・キッズ・ファミリー部門賞

 

・グループ部門賞

 

・一般部門賞

 

・コスプレ部門賞

 

・「月がきれい」特別賞

 

そして最後に残されたのが・・・グランプリの発表へ。浴衣コンテスト、第4代グランプリが誕生しました。


スピーチで喜びを爆発させた、第4代浴衣ファッションコンテストグランプリなのでした。

川越浴衣まつり2017、これにて無事に全てのプログラムが終了しました。例年以上の注目を集めたイベントは、ハイレベルな浴衣コンテストと「月がきれい」トークショーのコラボレーションの相乗効果で大成功裏に終わりました。

2017年7月30日、川越浴衣まつり、完。

実行委員の面々は、達成感の余韻に浸る間もなくすぐさま撤収にかかり、あっという間に、それまで盛大なイベントが行われたいたことが信じられないほどに、あっと言うお間にステージを片付けていった。。。

 

そしてしばらく時をおいて、「とことん」さんに再集結した川越浴衣まつり実行委員会面々は、お疲れ様でした!と打ち上げをスタート。ここでようやく肩の力を抜いて、これまでの月日を振り返り、今日のイベントの大成功を噛みしめることができたのだった。

 

 

 

改めて振り返る。浴衣コンテスト出場者が、ランウェイを歩く時に寄せたメッセージがあった。

川越のイベントを盛り上げたい、川越をもっと元気にしたい、川越の街が大好き。それぞれの思いを胸に、自分だけの浴衣姿を自分にしか出来ない浴衣姿を大事に、出場者が颯爽とランウェイを歩いて行った。

表舞台の出場者の想いは、そのまま、裏舞台の実行委員たちの想いそのものでもあった。

川越のイベントを盛り上げたい、川越をもっと元気にしたい、川越の街が大好き。

表と裏は、こうして繋がっていたのだ。

川越浴衣まつり実行委員たちは、打ち上げの場で、一大イベントを共に作り上げた仲間たちと、杯を何度も重ね合わせていたのだった。

 

川越はもっと元気になる、もっと楽しくなっていく。

 

「川越浴衣まつり」オフィシャルサイト

http://www.kawagoe-yukata.com/