川越style「eatoyo(イートヨ)」めしとワイン ナチュラルワイン・おでん 脇田町 | 「小江戸川越STYLE」

「小江戸川越STYLE」

「時が人を結ぶまち川越」
川越のヒト・コト・モノ、川越物語りメディア、小江戸川越STYLE。
川越の現場で様々なまちづくり活動にも従事しています。
「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

大切な人と過ごせる、少し気の利いた、温かい場所。

「本物をちゃんと丁寧に食べる体験が、豊かで丁寧な暮らしのきっかけになると信じている」

 

日常の延長にある、だけどちゃんとしたお店。

 

2023年10月にオープンしたのが、めしとワイン「eatoyo(イートヨ)」さん。

お店があるのは、川越市脇田町。

川越駅から徒歩3分ほどのところにあります。

八幡通りに続く通り沿いの建物一階奥にあります。

「eatoyo(イートヨ)」
川越市脇田町17-25 畑仲ビル1階奥
川越駅徒歩3分ほど
営業時間 17:00~23:00
定休日 月曜日
TEL 049-292-1001
Instagram:
https://www.instagram.com/eatoyo_koedo/

 

川越の中でも特に専門性の高いレストラン。

味噌おでん・イタリアン・自然派ワインというかつてない組み合わせを、高い次元で融合させる唯一無二のお店としてあります。

上質な料理、お酒、気の利いたサービスがあり、ゆるりとリラックスして過ごせます。

お店には、地域の人を中心に、既に多くの常連がいます。

年齢問わず、食に興味があり、健康志向、人生を楽しみたい人たちが集まってきています。

アンティークな和家具が置かれた店内は、無駄な装飾を一切省いたつつましさな趣。

お店全体に漂う、どこかナチュラルな空気感に自ずと肩の力が抜けていくよう。

 

eatoyoは、店主豊田さんによる造語で、
"eat "+"toyoda "⇒"食"+豊か"=幸せという意味。

店内はテーブル席 12席 /カウンター 6席。

テーブル席でグループで楽しみ、一人でカウンター席でワインとつまみを楽しみ、と様々な使い方ができます。


いつだって誰とだって気兼ねなく、堅苦しくなく、気取らないけれど、本格的な料理や色々な国のナチュラルワインを用意しています。

街の小さな食堂として素朴であり、かつ、お洒落。

 

「みんなの帰れる場所でありたい」

 

自然で、何か家にいるような気にさせてくれる場所づくりを意識し、日常の延長にあり、だけどちゃんとしたお店を目指しています。

 

便利さだけで合理化していくと忘れてしなう大切なことを思い出させてくれる。

 

メニューのコンセプトは、「普通を極める」。ノームコア・究極の普通。

ホっと安らかな気持ち、心が豊かになる料理づくりを心掛けています。

「美味しい」はシンプル、丁寧・上質の調和から生み出されると考え、手間を惜しまず美味しさを追求しています。

名物は、秘伝の合わせ味噌で優しく煮込んだおでん。

大衆酒場定番の肴もあれば、得意のイタリアンなど色々な国の美味しい要素が混ざったメニューを提供しています。

発酵食品も意識し、味噌、ワイン、チーズ、生ハム、発酵ドリンクに取り入れている。

今後はサクッとジューシーな串カツを提供予定です。

 

素材×火入れ×アセゾネ(味付け)のマリアージュ。

 

美味しさは、希少食材を使い凝りに凝って提供されるものではない。

素材へのリスペクトを持ち、毎日食べても飽きない、いつ食べても納得できる、それが真の「美味しさ」であると位置づけています。

素材は、野菜や魚介類など季節を感じる旬の素材を使用。

確かな野菜選びと、それを充実の野菜メニューに活かしています。

食材にこだわり、丁寧に作られた良質な料理が、手ごろな価格で楽しめます。

 

「目指すは家庭料理。それは、日常食・相手の喜ぶ姿を想って作る料理という意味での、家庭料理」

 

最後は、心が味を決める。

 

料理を楽しんでいるうちに、自然と求めたくなるのが、ワイン。

スルスルとワインが進んでいきます。

 

ワインは、Feel Free Wine!と、自由なワインを楽しもう!をテーマに、イタリア中心の旬のナチュラルワインを揃えています。

テロワール(風土)や生産者の人となりが感じられるような個性溢れる自然派ワインを扱っています。

ナチュラルワインは、優しい飲み心地が特徴。

 

メニューは、イタリアン料理、それにワインに合う秘伝の味噌おでんなどを提供しています。

その時期によって内容が変わっていきますが、ある時のメニューは、

◆おつまみ

・本日の"ひとくち”タルト

・川越野菜のピクルス

・ハムとタマゴのナポリパン”カザティエッロ”

・マシャントニオ農園の有機オリーブとセミドライトマト

・マロンピューレと発酵バター 生ハムのブルスケッタ

・ベルギー産12ヵ月熟成の生ハム(ガルデーニア)

・チーズを少しずつ(つくばヴィアザビオさんより)

・天然酵母の田舎パン(大宮・LIFEAT)

◆前菜

・日向鶏レバーのしょうが煮

・厚切り雲仙ハム焼き(長崎)

・近江牛のすじ煮

・農家のシンプルサラダ

・パテ・ド・カンパーニュ(越谷・uetro)

・本日のカルパッチョ

・ブッラータチーズとトマトのサラダ

◆秘伝の味噌おでん

・川越 地たまご

・地物 大根

・秩父 黒こんにゃく

・焼津 無添加焼きちくわ

・本日の種

・盛り合わせ

◆パスタ

・タリオリーニ”グリーチャ風”

(ローマ名物、ハムミンチとペコリーノチーズ)

・ピチ(平手打ち極太麺)”アリオーネ”

(にんにく、トマトソース)

・パッパルデッレ 宮崎牛のミートソース

・スパゲッティ 山利の釜揚げしらすとカラスミのペペロンチーノ

・リングイーネ 生ウニのクリームソース

◆デザート

・濃厚イートヨソフト

・トンカ豆香る、とろけるチーズケーキ

・チョコラータ

 

まずは、本日の"ひとくち”タルトからスタートするのが、イートヨさんの定番。

ひとくちで食べられるサイズの中に、これでもかという手間が注がれています。

 

そして、ソムリエ鹿熊さんと相談しながらワインを決め、つまみなどを注文していく。

 

イートヨさんで、大きな柱となっているのが、味噌おでん。

八丁・赤・白の3種類の味噌のブレンドによって味付けされたおでんは、コクと深い味わいがあり、でもサッパリ。

ワインにも日本酒などにも合う逸品。

ナチュラルワインと味噌おでんという組み合わせの提案は画期的です。


eatoyoのワインは全てナチュラルワインです。

イタリアを中心にいろいろな国のワインを取り揃えています。


ナチュラルワインは大量生産できず、とても希少なワインであり特別なワインです。
添加物も使わないものやフィルターをかけずに自然のままに醸造するものもあります。
本来のブドウの味わいを感じられ、脳裏に作り手のこだわりが染み渡ります。
・リュット・レゾネ
非常に厳密な減農薬農法
・bio-logique(ビオロジック農法)
「有機栽培」の事を気にする「自然を尊重した農業形態」
除草剤や殺虫剤などの化学薬品、化学肥料に頼らない農法をいいます。畑や作物にとって最も自然に近い環境作りを致します。
・bio-dynamie(ビオディナミ農法)
化学薬品や化学肥料に頼らない自然な農法という点ではビオロジックと全く同じですが、ビオディナミ農法では生物の潜在的な力を引き出し、土壌に活力を与えて作物を育てるという点に重点が置かれています、その具体的な方法として植え替えや暫定、接ぎ木など様々な農作業を月や惑星の規則に則って行ったり、プレパラシオンと呼ばれる自然の物質から生成された調合剤を畑に散布します。

 

普通のワインと自然派ワインはどう違う?
「自然派ワイン」は、簡単に言うと農薬や化学肥料や除草剤などを使わずに、自然の力で栽培した葡萄を自然な方法で醸造し、余計な添加物等はなるべく加えずに造ったワインのこと。
しかし自然派ワインには明確は定義がないのは、理由はいくつかありますが、国によって異なる規制や、栽培家、醸造家の「認証」に対する考え方やその取得費用の問題。
そして「ビオ」「オーガニック」という言葉に含まれるマーケティングの響きの問題などがあります。
ちなみに、「日本ワイン」は、日本産葡萄のみを使用し、日本国内で醸造、瓶詰めされたものの事を言います。

「国産ワイン」=「日本ワイン」ではありません。
「国産ワイン」とは、海外から輸入された葡萄や濃縮果汁及びワインを原料としたものであっても、国内で醸造あるいはブレンドしたものであれば法的に国産ワインを名乗ることが許されています。アルゼンチンやチリからブドウ果汁をタンクで輸入して、日本国内で瓶詰めすれば「国産ワイン」と言えるのです。
高温多湿の日本ではワイン用の葡萄の栽培が難しいとされ、長い間世界でも評価はされていませんでした。しかし近年は、山梨を筆頭に、世界のコンクールでも賞を獲得するワイナリーが増えてきています。葡萄の栽培から醸造まですべてを手掛けるワイナリーも増え、まさに今、日本ワインの黎明期といえる状態。
 

扱うナチュラルワインの仕入れは、以前から懇意の酒店以外に、川越の川越角屋酒店からも仕入れています。

川越角屋酒店は、川越でナチュラルワインといえばという存在の酒屋。

本店が川越市小ケ谷にあり、クレアモール店もあります。

「川越角屋酒店クレアモール店」

川越市新富町1-9-4
月曜日・火曜日 10:00〜20:00
水曜日〜日曜日 10:00〜21:00
不定休

sakaya@kawagoekadoya.shop
049-223-7001

 

「川越角屋酒店本店」

川越市小室503
10:00~19:00
水曜日休み
049-242-1734

sakaya@kawagoekadoya.shop
JR川越線西川越駅より徒歩5分
※駐車場あります

HP:

https://kawagoekadoya.shop/

 

ナチュラルワイン以外にも充実したドリンクメニューのラインナップも売り。

ワインがナチュラル志向なので当然他のお酒にもこだわり、クラフトビール、クラフトジン、日本酒、焼酎、発酵ドリンク、ウイスキー、リキュール各種を用意しています。

かつ、ノンアルコールも充実しています。

 

 

さらに、センスあふれるこだわりの器が料理をさらに引き立てる。

料理ごとに作家の器をふんだんに使い、演出。

 

イートヨのオーナーシェフが、豊田英司さん。

飲食業にもう35年以上携わっています。

1987年に東京調理師専門学校卒業、東京全日空ホテルをはじめ、都内レストラン数軒でフランス料理を学ぶ。

その後、1994年に西麻布にあるリストランテ「ダノイ」にて、本格的にイタリア料理の道に進みました。

翌年には南イタリア ブーリア州にある「Ristorante Bella Napoli」で研修。

そして、西麻布の「オステリア ダヴィンチ」のオープンとともにシェフ就任。

1998年にはローマのクイリナーレ宮殿にて、当時のスカルファロ大統領より「イタリアンレストラン認定書」を授与されました。

イタリアンレストラン認定書は、海外における本物のイタリアンレストランであると、イタリア政府が承認した証明書です。

1999年には株式会社AOKIホールディングス入社。

アニヴェルセル表参道レストラン・スーシェフ就任。

アニヴェルセルレストラン、オープンとともにシェフ就任、2010年にはアニヴェルセル表参道ウェディング部門・料理長に就任しました。

2013年にはプリンゾジャパン株式会社入社。

「グスタヴォ」の人形町店、神楽坂店の総料理長軒統括マネージャーを務めていました。

2023年に退職、独立の準備を進め、2023年10月に「eatoyo」をオープンさせました。

 

 

豊田さんが大切にしているのは、

「自分が仕事に一生懸命か、

料理に対して素直か、

お客様に対して誠意があるか、

その積み重ねです。

その結果、自然とついてくるものがあると思います。

自分はずっと厨房に立ち続けたいタイプなので、生涯一料理人だと思います。

家族を大切にして、

料理人として毎日を積み重ねていく、そういうのが本望です」

 

日常の延長にある、だけどちゃんとしたお店。

 

気軽な雰囲気で、隅々まで行き渡らせた一品を提供しています。

 

「eatoyo(イートヨ)」
川越市脇田町17-25 畑仲ビル1階奥
川越駅徒歩3分ほど
営業時間 17:00~23:00
定休日 月曜日
TEL 049-292-1001
Instagram:
https://www.instagram.com/eatoyo_koedo/

 

いつものお店で、いつもの、めしとさけ。

 

食べる+呑む+真心=笑う(幸せ)