【コウノドリ第６話】総合病院産科医の辛い現実

こんにちは。

横浜鎌倉のお産トラブル予防トレーナー英子こと川崎英治です。

※２０１６年２月１４日より女装セラピスト『英子』として活動しています。

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今日は金曜、TBSドラマ『コウノドリ』が放送されました。

第６話の今回は妊婦さんではなく産科医下屋先生のお話しでした。

当直の依頼を引き受けて行った先の産婦人科クリニックで知り合った切迫早産で入院中の妊娠３５週の妊婦さん。

下屋先生とは歳が同じで『かえ』という名前まで一緒。

結婚式にも招待されるほど親しい仲になったその妊婦さんがペルソナに緊急搬送。

帝王切開でなんとか赤ちゃんは助かったものの、母親は残念な事に。

下屋先生は自分の責任と感じて思い悩むという内容でした。

前回の第５話は死産で今回は妊婦さん死亡。

現実にある事とはいえ、このドラマは現在妊娠中の妊婦さんも多く観られている筈。

毎回とても考えさせられるテーマで学びも多くはありますが、前回今回とどんな気持ちで妊婦さんは観られているのだろうかと心配になります。

ただでさえ不安になりやすい妊娠生活。

もしかしたら自分にも何か起こるのではないかと想像し心配になっている妊婦さんも多いのではないでしょうか。

そこのところちょっと気にはなりました。

妊婦さんが妊娠生活中のリスクを知る事は良い事ですが、自分には起こりそうもないリスクに必要以上に怯える事の無いようにと思います。

特に切迫早産で自宅や病院に入院されて安静中の妊婦さんは考える時間が多くあるので考え過ぎてしまう事の無いように。

今回第６話は医療者側からみたお産。

総合病院の産科であればリスクのある妊婦さんが多くいて今日のように亡くなる妊婦さんに直面する事もあるかと思います。

辛い現実を受け入れて明日も頑張らなくてはいけない現場。

医療の現場のリアルを改めて感じました。

僕には到底務まりそうもありません。

毎回引きずりそのうち心が持たなくなりそうです。

仕事にはやはり向き不向きがありますね。

医療の現場で働かれている方々をとても尊敬します。

下屋先生も救急で経験を積み成長してまた産科に戻って来られると良いですね。

今回の放送で気になった言葉。

「切迫早産には必ずゴールがある。」

この言葉、現在切迫早産で安静にされていらっしゃる妊婦さんの大きな励みになる筈。

この言葉を聞いてハッとしました。

ホントにその通り、妊娠生活はどんなに長くても１年以上続く事はありません。

絶対安静で１日がとても長く感じても必ずゴールがやって来ます。

ガンなどの重病と違って妊娠生活は今だけの事。

来年の今日まで切迫早産で苦しむという事が無いワケです。

なるほどそう考えると切迫早産もポジティブに捉える事ができますね。

物事は考え方ひとつ。

３個あったお饅頭を２個食べて、

「もうあと１個しかない。」

と考えるか、

「まだもう１個ある。」

と考えるか。

同じ環境でも考え方で心が変わります。

直面するとなかなか難しい事ではありますが、なるべく明るく心穏やかに居られる様に。

僕のブログも切迫早産妊婦さんの時間潰し・気晴らしに役立てて頂けたら本望です。

切迫早産妊婦さんの明日がまた平和な１日となりますように。

TBSドラマ『コウノドリ第６話』次回放送まで無料配信中。