マダニに思わぬところを刺されたはなし後編 | トリブログ

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とにもかくにも道が好き。
廃道と隧道、地形図と運転を愛する石井あつこが廃道のことを綴るブログです。
たまに温泉や着物、日常の話もするかも。

 
今別での探索は楽しく終了し、
 
帰りにラーメンを食べて解散した。
店名が思い出せないけど、美味しかったなぁ。
 
 
帰宅した翌朝、わたしは顔を洗い鏡を見たとき違和感を感じた。
 
 
なにか付いてる。
 
 
マブタに。
 
 
 
えー、顔は昨日も今朝も洗ったのに泥でも付いてるのかしら、と鏡に顔を近づけた。
 
 
 
 
(目のドアップや虫の画像が続きます。閲覧注意 )
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
え!?
 
え!?!?
なんとなくこの塊、動いてる気がする。
 
 
 
 
…マダニだ!
まじかー。
 
 
おそらく探索中の藪漕ぎでついてきたのだろう。で、刺して、血をすって、だんだんサイズアップしてきたんだ。
 
一度気になってしまうと、動いてる感じがして、落ち着かない。
 
うーん。
 
本来は全身が付いたまま病院に行くものなのは理解しているが、気になってしかたない。
 
しばらく鏡とにらめっこしたあと、
民間療法にある「ワセリンでマダニを溺れさせると外れる」というのを試してみた。
 
あー…。
 
ですよね。
そんなにうまくとれないよね。
 
まんまと顎はマブタに残ったまま、マダニボディだけぽろりと取れた。
 
 
あちゃー。
いつのまにか、回りのまつげもとれてた。
マダニの頭だけ毛穴のように残っている。
 
 
これはよくないなぁと近所の皮膚科へ行ったところ即座に紹介状を書かれ、大きな病院へ。
大きな病院での診断は
「マダニ頭が付いてる部分をマブタごと三角形に切る手術か必要」
とのことで、眼瞼下垂手術で有名な医師がいるからその人にやってもらえばよいかもと提案された。
しかし、ちょうど札幌出張が一週間あったので、手術も話しも帰ってきてからと、放置を決め込んで札幌へ。
 
 
まぁマブタが凸凹になっても特にこまらないかーと思いつつ、札幌での仕事にかまけていたら、ある日、ぽろりと頭が取れました。
 
どうやら、刺し口が塞がるときに肉が盛り上がり、その盛り上がりでマダニの頭が押し出されてきた模様。ラッキー。
 
という訳で一件落着。
 
皆様も山から降りたら、顔面も含めてマダニに刺されてないか確認しましょう。
危うく、マブタが凸凹になるところでした。
 
もちろん感染症もこわいので、抗生剤ともらうとよいと思われます。
 
 
終わり。