流動食のこと
コウタの足腰がたたなくなり
食欲が落ち始めたのが
8月のはじめ
無理はさせたくなかったけれど
ハービーケアで強制給餌をはじめました
消化、吸収、栄養、口当たりともに
市販されているものがベストだと思っていました
が…
コウタのイヤイヤは日増しに
モグモグも拒否されることが増えました
その頃、病院で
今の状態が老衰で改善の見込みはなく
コウタが快適にすごせるよう
力を尽くそうと診断
それを機に流動食メニューをオリジナルに変更
大好きなペレット数種類
ビワの葉、乳酸菌、牧草
をミルサーで粉末に
それに
にんじん、ブロッコリー、りんご、バナナ
をすりおろし↓
右)シリンジに移しやすい小さなゴムベラ
は、大活躍しました
流動食には腸管栄養に使われる30mlのものを
多くいらっしゃいますが
口先はちょうど同等のサイズくらいになるかと
思います
オリジナルメニューにしてから
亡くなる数時間前まで
本当によく食べてくれました
一時期は、鼻先に持っていくと体をもちあげる
ことができるようになったし
こちらから、口にシリンジを差し込むことはせず
コウタが自らシリンジをくわえるようになりました
↓感動の一口
介護をしているなか
お食事タイムは、本当に幸せな時間になりました
食事量は増え
ふやかしペレットも食べてくれくれる日も!
頭が持ち上がらなくなってからは
赤ちゃんだっこでのご飯タイムになりましたが
かわらず、自分から口を開けてくれました
もう…愛おしくて、愛おしくて
愛おしくて、愛おしくて
コウタが辛くないなら
ずっと介護していたいとおもっていました
食べないと、私が心配するので
無理してくれていたのかもしれないけれど…
介護中、ブログを読みあさった内容の1つが
流動食、強制給餌についてでしたので
いつか、必要としている方のために
記録として、残しておこうと思いました
コウタのオリジナルメニューは
ペレット、乳酸菌、牧草、ビワの葉などあわせて10g程度をおゆでふやかしアクアコールと野菜果物で食べやすいやわらかさにして
30ml
様子を見ながら、1日3〜4本
調子を見ながら内容量を変更してもいました
急性期の治療中と
スーパーシニアの終末期とは
やるべきことも
できることもちがってくるわけですが
今回はスーパーシニアの終末期
その時一瞬の幸せを判断基準にしていました
コウタ、最後まで美味しそうに
モグモグしてくれて、ありがとね