江戸小紋の中の特別格「小紋三役」について
皆さんこんにちは
きもの教室クリエイターの
武内たかこと申します
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プロフィールをお読み頂けますと
「武内たかこ」という人間が
少~しわかって頂けます
↓
【実話】
「武内たかこと着物」
江戸小紋の中の特別格「小紋三役」について
今日のブログでわかること
着物の種類のひとつに
江戸小紋があります
そのなかの柄付けで
特に格が高いとされる
江戸小紋三役について
今日は
お話しますね~
それでは
レッツ!ゴー!(^o^)
江戸小紋の歴史
江戸時代に武家の礼装である
裃(かみしも)に用いられたのが
始まりです
各藩の武士は、裃に藩の独自の文様
「定め柄」を入れました(定め小紋)
江戸中期になると町人にも広まり
各藩が定めた「定め小紋」に対して
幾何文様、自然・動物など
身の回りのものをモチーフにした
「いわれ小紋」という柄が生まれ
黒や色の無地に次ぐ
男性の略服として
用いられるようになり
その後、女性の着物にも
使われるようになりました
小紋三役とは
江戸小紋の中でも
特に格が高いとされている
「小紋三役」
種類は
・鮫小紋
・行儀小紋
・通し小紋
があります
一つ紋を入れると
一つ紋の色無地同様に
略礼装として慶弔で着用できます
鮫小紋
細かい粒で扇形の模様を斜めに重ね
鮫皮状に染め抜いた文様
鮫の肌は固いことから
小紋にすることで鎧に例えられ
厄除け・魔よけといった意味をもちます
行儀小紋
細やかな点が斜めに
並んでいるのが特徴です
45度に交差する点が
丁寧なお辞儀をしている姿に
見えることに由来しています
行儀作法の礼を尽くすという
意味にふさわしい文様です
通し小紋(角通し)
ごく小さな点が垂直に
きちんと並べられた文様
もっとも古い文様の一つで
縦にも横にも筋を通すという
意味合いから名付けられました
改まった席から街着まで
広い範囲で着用できる
江戸小紋は大人の女性の
品格と粋さを引き出してくれる
洒落た着物ですよね
嫁入り衣装として
持参しましたが
今は寸法を直さないと
着れないのが残念
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